「あなたはあの時と変わっていなかった。また一緒にこの先を刻んいきたいの!」
15年ぶりの同窓会で聞いた、記憶の底に沈んでいたクラスメイトの名前。
行方がわからず、亡くなったという不明確な情報も飛び交うも、人生の交差点によって止まっていた
時間は再び動き出す。
当時は言い出すことも出来なかった気持ちも、今なら素直に言えるけれど、ふたりにはまだ乗り越えなくてはならない壁が立ちはだかっていた。
ひとりじゃない。
今度こそふたりで寄り添って歩いていきたいから……。
★独立短編書き下ろしです。
★再掲載リクエストをもっとも多くいただきました。ありがとうございます。
※再掲載にあたり、成人向け表現は可能な限り改稿していますが(R15基準)、セルフレイティングは保険のために設定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-28 18:00:00
54879文字
会話率:47%