異世界よりおとずれ王国独立戦争を戦い抜いたワコウなる海賊を父とする『やまとびと』のひとりにして司教の奥こと侍祭様に仕える侍女ミツキ。
主家に仕えることないまま『ムラカミ陪臣家の生んだリーサルウェポン』などと揶揄される彼女は渾名に反して
、好きな人を窓の上から見て萌えているだけで幸せなヘタレなのだが尊敬する奥様の画策により園遊会(こんかつ)に参加させられてしまう。
個性的な兄弟や甥たちも出てきて大荒れの園遊会。果たしてミツキは想いを遂げられるのか。
「姉上。われらやまとの古書闘戦経曰く、『虫にして飛を解せんか。蝉にして蟄を知らんか。
一物二岐たり。彼を得れば是無く、是を得れば彼無し』(闘戦経)ですよ?!」
(※人は二つを得るほど器用ではない)
「あら。振られても擒拿(キンナ)で締め上げれば本懐は達するわよ」 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 00:00:00
31554文字
会話率:26%
『闘戦経』は、日本オリジナルで、日本最古の兵法書と言われています。
その教えをラノベっぽいストーリーで紹介していくという試みです。
最終更新:2018-03-07 07:34:55
219091文字
会話率:38%
毛利家の家譜から抹消された悲劇の武将毛利元綱(相合四郎)。歴史の闇に葬られた、毛利元就の家督相続に関わる陰謀と謀略の物語。
<合戦や戦闘シーンに人を殺傷する描写があります。作中に性的な描写があります>
最終更新:2014-07-21 12:30:21
744823文字
会話率:30%