シロガネヒカルはニンジャの祖父と住職の父を持つ十七歳の高校生男子である。かつて大切な幼馴染を救えなかったシロガネは、その深い悲しみと罪悪感から過酷な修行の日々を送っていたが、ある日の修行中ふと意識を失ってしまう。
目が覚めるとそこは異世界
の戦場。今まさに亡国の危機を迎えた落城寸前の城の中だった。古の召喚術によりシロガネを呼び出した王女ティアナートは告げる。私のために戦って死になさい――と。
数は力。一人の人間に全てを救うことなど出来やしない。そんな戦乱の地でシロガネは王女ティアナートの救世主となり、その身を血に染めて生きていくことを決めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 17:50:50
558243文字
会話率:24%
社畜が奴隷に身分を落とし、生活が人間らしくなるほのぼの(異)世界コメディ。
社畜とは、対価が存在しない会社の為の労働畜産者の略である。主に日本で、自主的に社員として勤めている会社に飼い慣らされ、自分の意思と良心を放棄し、長時間労働及びサ
ービス残業や転勤も厭わない家畜と化した賃金労働者の状態を揶揄している。
その社畜の最たる例が施工管理、いわゆるゼネコンだ(と思う)。皆さんご存じだろうか?世間一般に言われる土方こと現場作業員の方々の多くは、何を隠そう定時上がりが基本である。しかし、管理する現場監督は違う。定時からが本番とも言える。
建設業界を渡り歩き立派な社畜として飼いならされ、心に闇を抱えた主人公が奴隷となり自分を取り戻す。そんなお話し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 12:00:00
31620文字
会話率:30%
パッとしない何か闇を抱えた主人公、素生劣(スジョウ レツ)
の前に現れたのは不思議な能力を持つ少女だった――。
不思議な能力を持つ少女、香山五樹(カヤマ イツキ)。
素生、香山の過去を知る、赤坂花果(アカサカ ハナカ)。
そして、残酷
な事件の数々を通し、
素生の謎も明かされていく――。
"花言葉は時に残酷だ――。"
注意:自作品です。残酷な描写が苦手な方は
気を付けてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-28 21:57:44
6643文字
会話率:41%