竜帝国ルトアーナ。
五つの大陸に分かれているこの国では、それぞれの特性を持つ竜と人が共存していた。
光の竜王キアラは、竜騎士団長アベルのパートナーとして日々を過ごしていた。
しかし、竜帝国を脅かす存在となる闇の竜王が現れ、キアラは致命
傷を負ってしまう。
命の灯火が消える寸前、キアラの前に竜神が姿を見せる。竜神から持ちかけられた提案は、同じように命が消えかけている人間の体にキアラの魂を入れることだった。
アベルと話してみたいと思い提案を受け入れたキアラは、病弱な伯爵令嬢ルーシャとして生きることになる。
竜と会話ができ、五体の竜王を統べる存在の《光彩の乙女》として、闇の竜王と戦うことになるとは知らずに―――……。
竜王が憑依転生した選ばれし少女ルーシャを中心に巻き起こる、愛と絆の物語。
*他サイト【アルファポリス】でも連載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 19:04:46
26013文字
会話率:43%
これは『闇の竜王、スローライフをする。』コミック電子4巻(最終巻)発売記念に書いた短編です。
Web掲載小説『闇の竜王、スローライフをする。』を最後まで読んでいる人向けです。
最終更新:2023-10-09 17:45:21
6484文字
会話率:27%
闇の竜王、スローライフをする。
コミック3巻発売記念短編です。
これは闇の竜王がいた集落で、最後まで生き抜いた彼女の語る昔話。
あるいは、今の話で、遠くない未来の話。
最終更新:2023-01-06 15:00:00
3118文字
会話率:10%
闇の竜王コミック2巻発売記念短編
※相変わらず本編既読勢向けです
ダークエルフのダンケルハイトは、ある雨の日に思い出す。
物心ついてすぐのこと。一番楽しかった時代のこと。戦争が終わって、転落して、スローライフなんぞ始める羽目になったころの
こと。
そして……現在のこと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 01:17:59
5329文字
会話率:14%
この物語の始まりは2つの国による戦いから始まる。竜と人が暮らす世界”ドラグノフ”人々は竜と共存し助け合い生きてきた。だがある時闇の竜王"狂王"を崇める"黒星院"と光の竜王"鳳凰竜&qu
ot;を崇める"平等院"との戦争が勃発し世界は瞬く間に戦火に飲まれた。数多の命が奪われ幾多の街や自然が壊滅に見舞われたのだが不意に"黒星院"自ら"平等院"にへ和平を申し入れコレを受け入れた”平等院”により戦争は終結。2つの派閥は一つとなり互いに協力し合い首都"ユナイト"を設立。そこを中心とし数多の大国を築き上げた。それから数年、平和な時代が続いていたのだがある事件がきっかけで"黒星院"と"狂王""鳳凰竜"を除く竜王達との戦争が水面下で勃発し今も冷戦状態が続いているとされている”ドラグノフ書籍第1節”
無事竜王使いの資格を得た主人公・紅月・アル・インフェルノイドは昔交わしたフェルとの約束を果たす為、自身が生まれ育った街"海焔国"へと舞い戻って来たのだが肝心な事を忘れていた。そう一般の竜使いには必要ないが竜王使いには立会人が居る事を─····
「俺とした事がやらかしちゃったな。頼もうにも後1年待たなきゃならないし···仕方ない1年間は資金集めに徹するとしよう!!」
ごめんねフェル···あと1年待ってて!
申し訳なさそうに海焔山に向かって頭を下げ背負っていた鞄を上げ直し紅月は街の中心部にある役所へと店の経営権を受け取る為歩き出した。
その後無事経営権を得た紅月は街の外れに小さな喫茶店を開き1年間マスターとして働いた。そして漸くその日が訪れた。
「今度こそ君との約束を果たしに行くよ─·····フェル」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-11 01:11:16
33209文字
会話率:78%