神の力だと思っていたそれは、自分に向けられた呪いだった。ウェブ小説で嫌いな人間を殺すと、現実でもその人物が死ぬ。その万能感に酔っていたサラリーマンの井澤。しかし、相次ぐ奇妙な偶然に恐怖を覚え──
最終更新:2025-07-04 17:39:42
4931文字
会話率:6%
あらすじ
——裏稼業専門組織『アルトル』
『アルトル』は、小規模ながらも法律の枠を超えた欲望を持つ倒錯者たちに向け、「それ用に仕立てた人身売買」や「法を無視できる倒錯者達の斡旋や派遣」など、決して公にはできない裏稼業を手がけていた。
ある日アルトルの責任者であった「楪」(ゆずりは)は恩人「豬苅 総司郎」(いかり そうしろう)からの個人的な任務の最中、滞在先への敵襲により絶命。
豬苅は彼の葬式に参列。そこで彼は楪が以前から話していた、彼の愛玩兼秘書『福良木 杏実』(ふくらぎ あんず)を目撃する。
福良木は豬苅に気付かず、楪の棺に自身がつけていた首輪を犬のように跪いて入れる。
……そんな光景に豬苅はどこか目を逸らせない。
しかしアルトルの何名かが彼女に銃口をむける。
——「お前は楪を追うべきだ」と。
福良木は彼らをあしらうと毅然と遺言書を取り出し読み上げる。
読み上げられたそれの最後には何故か、
私が運営をしているアルトルと私の秘書『福良木 杏実』は『豬苅 総司郎』に譲渡する——
と書かれており……
長年裏社会組織の長を務め、少ない言葉と拳で場を制圧する人生にやや疲れてきた中年。色気と威圧に溢れた豬苅。
愛玩として飼われていたのにも関わらず、優秀な秘書として思慮に優れるがどこか無邪気な福良木。
歪ながらどこか純粋で、お互いがお互いの首を絞めるような主従の2人。
そんな2人すらも振り回すアルトル内の倒錯者達。
死した楪が用意した舞台で、彼らの倒錯に満ちた物語が今始まる——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 03:52:40
4825文字
会話率:21%
2028年、戦国オタクで女装が密かな趣味の地味なサラリーマン恵(28歳、男性名=ケイ、女装=メグミ)は、新幹線でビジネススーツから女装セーラー服に着換えたところで1560年の桶狭間に転生する。しかし、転生したのは織田信長陣営ではなく負け確定
の今川義元の陣。愛知の誇る超強化炭素繊維ゴルティクスのキャリーバッグとグーグルマップを丸暗記した戦国オタクスキル「鳥の目」、そしてお色気ありの大人の玩具をチート道具に、ドSの倒錯者・今川義元を、信長の魔の手から脱出させる奇跡に挑戦!目指せ「戦国大革命」!
コミカルTS戦国コメディ。お色気ありのR15
登場人物:尾和田恵(メグミ):地味な28歳の男性サラリーマン。出張先の名古屋で、女装して昼は美術館を鑑賞する「文化系女子」、夜は発展場で過激なプレーを楽しむ「夜の蝶」となるパートタイムTS女子。もう一つの顔は「戦国オタク」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 19:00:00
42328文字
会話率:13%
メカ少女型イマジナリー相棒〈チロン〉との対話劇形式で底辺物書きの個人的見解を書き散らかす、毒気ましまし連作エッセイ。
心機一転のリ・リニューアル第一弾は、なろう界隈のセンシティブな領域を自戒を込めて踏み荒らす一品。
ちょいと長いけど御
笑覧あれ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-26 14:42:52
6546文字
会話率:77%
前半部(第一章〜第三章)
真戸善生(まとよしき)は屍体性愛者である。
善生は幼少時から、自分自身と宗教にのめり込む家庭環境に疑問を覚えながら、極めて自己否定的な、猜疑的な、もしくは歪曲的な自己愛を持った、神経質な人物として育つが、或る日
を境に始まった性徴の過程で、善生は自分自身が屍体にしか情慾を感じない倒錯者であることを悟る。
彼の存在の根源的理由、または価値、個性そのものであるべき性癖は、社会では到底受容されるはずがないと知りながらも、善生は自己洗脳的に社会からの不当な疎外感と孤独感を背負わずにはいられない。
このような奇異な精神世界を持つために、善生は「人生とは壮大な自殺である」という信念を持ち、究極には自殺してでもいいから、自分自身がそうなりたいと思うほど、屍体に憧れを寄せる。
しかしそんな善生が高校2年生になった春、彼は人生で初めて、僅かにでも魅力を感じる女生徒と偶然知り合うことになる。彼はこの出会いを表面的、自己洗脳的に半ば受け入れながらも、しかし彼女との情緒的接近の度に、自分が本質的には彼女を愛することが出来ないことを悟り、その瞬間を皮切りに、善生の運命は坂道を滑落するように動き出す。
後半部(第四章〜第六章)
未公開
***
主人公善生の主観的、日記的、独白文的な構成で、この物語は進行する。 人間の破綻、愛の破綻、そして幸福の破綻を、正常者と異常者の狭間の視点から記した、この世の暗がりを歩むことしかできない孤独な少年の物語。
※本作品は完全なフィクションであり、ストーリー設定の都合上、現実世界に即する時代背景・情勢・描写を含みますが、本作品に登場するキャラクター、団体、組織、機関等は全て架空のものであり、また作中に登場するあらゆる表現についても、表現の自由の範囲内において、筆者は如何なる責任も問われないことを保障されます。
※本作品は、他小説サイト上にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 21:00:00
80015文字
会話率:21%
突然異世界に現れた主人公は、何をするにもまず生きるために欲望と退廃の町「ウルゴルヌーマ」で成り上がることを決意する。異世界では酒を飲むことが宗教上禁止されており、酒の密造、密売で悪の世界をのし上がっていく。数々の事件になし崩しに巻き込まれ、
圧倒的な魔法の才と知識を駆使してギャングスターへの道を突き進んでゆく。
しかし宗教対立、種族対立、国家対立、魔導士の増加による階級闘争の激化、それらすべてが革命と戦争の機運を高める。時代のうねりは世界を、そして主人公を否応なく巻き込み、帝王への道へと進ませる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 02:29:18
220594文字
会話率:68%
まあ、あいも変わらず禁止事項読んでないユーザーの多いこと、多いこと。
禁止事項や各種マニュアル読んでりゃ、毒者も錯者も存在し得ないんですよ。
まあ、禁止事項読まずになろうで投稿しているアイデア丸パクリの作者様、人の感想欄に突撃してくる読者様
、通報される前に禁止事項や各種マニュアル読んで下さいよ。
アカウント削除されたら、2度とユーザーとしては戻れないのが「小説家になろう」なんだからさ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-21 21:37:27
7205文字
会話率:98%
慣れ親しんだ現代日本を遠く離れ荒々しい9世紀の北ヨーロッパで生活するストレスは、熊倉トオルの多感な精神に歪みをもたらしていた。
歪みは解消されなければならない。彼の精神の防衛機制はその記憶の中からさまざまな断片を拾い上げ、奇怪な夢とし
て捏ね上げストレスの外部化と解消を行うのだった。
ばいめた執筆に疲れた錯者がたまに書き綴る、内容も質もばらばらなひどい短編の収納場所です。
カテゴリー、コメディーに戻しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-28 11:49:50
19676文字
会話率:41%
最近エッセイ見てて思うんですが、なろうって読者の表現の自由を侵害するの流行ってるの?って事なんです。
寧ろ批判は自由にやって良い、その権利は皆さんに平等にあるのです、今のなろうでは批判する人を叩く人が日本人とは思えない程の差別主義で、相手の
表現の自由を不当に侵害している状況なんです。
その状況に恐ろしさを感じたのでエッセイで書いてみました、同時に正しい批判のやり方も少し書いてみましたので参考にして頂けると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-25 09:43:15
6832文字
会話率:0%
私が思う毒者と錯者について。
最終更新:2017-03-26 22:00:00
1875文字
会話率:18%
<縦書き読み推奨>
"死体愛好"という変わった趣味をもつ「ひねくれ者」の大学生、叶 鳶郎(かない とびろう)は偶然か必然か出会ってしまった犯罪マニアの警察官、斧之木 寳(おののぎ たから)とある「密約」を結ぶ。これをきっ
かけにさまざまな「倒錯者」たちと出会い、表社会と裏社会のあいまいな境界線上に足を踏み入れた叶は、斧之木と共に事件に巻き込まれていく。怪しい宗教団体の儀式、連続少女暴行事件、"フラストブラスト"と呼ばれる謎の薬、そして現れる最凶の食人鬼。
厄介な事件に対し叶たちはさらに厄介なヤツら、ドM警察官の薙朔 虹一(なぎさ こういち)や”欠陥品”好きの検死官、鈍倉 鳳花(なまくら ほうか)など一癖も二癖もある者たちと共に奔走する。次第に明らかになるそれぞれの過去と、叶の平和で怠惰だった”日常”の行く末やいかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-03 00:00:00
24677文字
会話率:24%
俺の小説が読まれないのも、評価されないのも、全部全部読者のせい!
そんな風に思っている作家達へ送るエッセイ
最終更新:2015-12-17 02:40:44
2535文字
会話率:4%
死体に魅せられた刑事、死体愛好家の美青年、奇妙な特技を持つ人形師、二重人格の雑誌記者。巻き込まれ型の倒錯者達が織り成すミステリー調ホラー。時々スプラッタ。縦読み推奨シリーズ連載です。完結済。
最終更新:2009-03-13 23:21:56
177701文字
会話率:46%