少し想像力が強くて、考えすぎが癖の高校生
籠夏草(こもり なつくさ)は、人と人を隔てる見えない壁、
自分を自分に縛り付けるものが何なのかを問い続けるが、
答えのない問いに呑まれ、自分を見失ってしまう。
そんな二年生の夏休み明け、夏草は同じク
ラスの少女
涙川となり(なみかわ となり)の雰囲気が
全く異なっていることに気づく。
錆びてしまった夏草の心は、となりと新しい友人たちそして夏草自身によってとがれてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 05:55:29
8201文字
会話率:22%
帝国の官僚となったルグル・イジーは、貴族出身の同僚の不興を買い「錆び付いた島」に左遷された。古代の遺跡や危険な魔物が溢れる島で帝国公使館の二等書記官となったルグルは、帝国市民や冒険者、他の国の公使館とのトラブル解決に奔走することになる。
キーワード:
最終更新:2025-04-16 00:24:09
9541文字
会話率:59%
日下部ひまわり は、グルメオタクの中学三年生の女の子。
学校の帰り道、不思議な妖精と出逢い、追い掛けて辿り着いた先は、グルメオタク界隈では有名な伝説とされている───とある国の三銃士が命を懸けて護った レストラン・「エルピス」が目の前に建っ
ていた。
お店の中に入ると、錆びた"スプーン" "フォーク" "ナイフ"が置かれていた。そしてその食器達から三色の光が放たれ、気が付くと 穏やかな笑みを浮かべた "ソウ"と名乗る青年に抱きかかえられていた。
ソウは、『お待ちしてました、女神様』と…ひまわりの手の甲に口付けを落す。
この世界ではもう時期戦争が起きると言われ、『エルピス』でレストランを経営する・ソウカンパニュラとスイレンとエンジュはそれを止めようと、戦い以外の戦争を考えていた。そして思いついたのが『食戦争』人間同士で傷つけ合うのではなく、料理で闘うものだった。
しかし、その戦い方はまだ広く浸透されてはおらず、戦争までに間に合わせる為に、ひまわりは食戦争に必要な『スパイスの女神』として召喚されたのだ。戦争を無くす為に闘い、人の心を動かす料理を作る為に、ひまわりは彼等に協力をする事に……。
外部サイト アルファポリス・カクヨムにも重複投稿しております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 23:45:58
31150文字
会話率:67%
あらすじ
高校二年生の朝日 愛(あさひ いと)は、両親の不仲がきっかけで内向的な性格になってしまった。母親から「この世に生んで…ごめんね」と言われ、深く心に傷を負い、家を飛び出してしまう。無我夢中で走り、辿り着いた場所は、いつも毎朝御参り
している神社・東京太神宮(とうきょうたいしんぐう)だった。吸い込まれるように鳥居を潜ると、境内はなんと洞窟となっていた。
洞窟の奥に進むと、錆びた”レイピア”が落ちていた。そのレイピアから謎の声と朝日色の光が放たれ、五つの名が浮かび、そして愛(いと)は地神球(ちじんきゅう)と呼ばれる、神と人間が住む世界に飛ばされてしまう。
飛ばされた世界で、月の仮面を被った月下(げっか)と名乗る集団に襲われそうになるが、手脚から炎を出す不思議な青年に助けられる。
なんとその青年は天照大御神の”御神体”を授かった、人神(にんじん)と呼ばれる、人と神の血を引く者だった。
外部サイト アルファポリス・カクヨムにも重複投稿しております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 22:58:58
57180文字
会話率:67%
僕にはある時期の記憶がない。
愛する人が死んだ、ある一週間の記憶が。
☆残酷な描写を含むメリバです。
最終更新:2025-04-15 22:12:24
4404文字
会話率:13%
人と魔の入り交じるファンタジー世界。そんな世界の大国ユスリド王国は建国以来、首都アレンドゥヴェスティアを中心に栄華を誇っていた。しかしある日突然国王より遷都が発表され、国中が混乱に陥る。王によると、ユスリド王国の貴族、ゲラルド伯爵の領地を
強制徴収し、そこに新首都を建設するという。
ユスリド創立の時より王国の進歩を見守ってきた都を移す混乱の中、昏い過去を背負う少年は、誇りを守る大切さ、人の意思の強さを知る。
人の想いを守る決心をした少年がゲラルドの令嬢と出会う時、錆びた心と世界を震わす物語が動き出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 19:00:00
25594文字
会話率:49%
「私は守られたくないの。誰かを守りたいなら他を当たって」
「いやそれだと意味ないだろ! 俺はお前だから、守りたいのであって、」
魔法使いであり冒険者であるティアは可愛らしい容姿のせいか、守ってやるとよく男が言い寄ってくる。馴染みのフレッドに
もパーティ所属の勧誘を度々受けていて辟易していたところだった。
そんなとき、見慣れない男に声をかけられる。
「──じゃあさ、おれを守ってくれない?」
言われ慣れない言葉に驚いたティアは思わず頷いてしまって……。
人に守られたくない強情なティアが素直に好意を受け取れるようになるまで。ハッピーエンド。
設定ゆるゆる、恋愛要素薄め? の予定です。
よろしくお願いします(*´ω`*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 10:06:30
29922文字
会話率:50%
太古の昔。まだ緑や水すら無い星に、宇宙から雲を突き破り降り注いだ、争い合う二つの球体……紅い光と黒紫色の闇。
二つが降り立った星で激突した時、この星にて紡がれる物語は始まった。遥かな時が過ぎた頃、魔物や魔族の頂点に君臨する厄災。
魔神
王なる存在の出現に対し、三人の若者と種族の全く違う4匹へ白羽の矢が立ち、使命を果たそうとする時。
貴紀の錆び付き、止まっていた運命の歯車は突如として回り始め、重大な選択を求められる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 18:00:00
1532133文字
会話率:42%
職業によって身分が決まる――エスカリエ王国。
金髪の少女アトリィは、その国で魔法の道具を直す仕事をしていた。
魔技師と呼ばれるその職業は現在、王国で最も低い身分だった。
一度下まで身分が墜ちたら二度と這い上がることはできない。
限られた資源
、限られた仕事では国に求められるような成果を残すのは不可能に近かった。
誰もが受け入れるしかない酷い現実。だが――
赤毛の傭兵との出会いをきっかけに、
少女は失った誇りを取り戻すべく歩き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 13:53:31
4958文字
会話率:33%
100年続く都本食品、主人公久美は、古い倉庫の奥で、鍵の壊れた金庫を発見。その近くで埃から顔をだした、レシピ。
金庫は錆びてダイヤルは回せない。
業績低迷する都本食品を再生させたいと、決意する。
廃棄物処理問題、レシピが未完成、技術を狙わ
れ、「大吾」という人物が現れ、半信半疑だが、協力することに。
立ちはだかる、問題にぶつかりながら、商品開発、とリサイクル処理する組合を立ち上げ、新触感、新感覚の食品、商品を生み出す。
苦労の末、ヒット商品となる。全国に広がり、世界にも貢献することとなる、物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 00:13:15
7911文字
会話率:9%
「お肉と血をいただきます」
灰色の雲が空を覆い、地面は煤けた砂ばかり。
そんな世界で、私たちは理由も分からず、ただ塔を登ることだけが使命とされていた。
飢えと渇きに耐えながら歩き、倒れた人の肉と血で空腹と渇きを癒す。
私もまた『お父さん』と
『お母さん』と名乗る二人に手を引かれ、塔を目指していたけれど――二人は途中で力尽きてしまった。
「お父さん、お母さん。お肉と飲み物をいただきます」
私は錆びたナイフで二人の肉を裂き、血を啜り、歩き続ける。
屍の山を越え、ついにたどり着いた真っ白な塔。
目的も理由も知らないけれど、心が叫ぶ。
「登りたい」
屍肉を糧にして、私は塔の頂上を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 12:40:03
29518文字
会話率:30%
この作品はpixivにも掲載しています。
人類が生まれる遥か昔、華という名の神が終わらない夜という名の世界を呑み込み、無に変える闇と戦った。
華はその力で終わらない夜を打ち砕くも、力を使い切って消滅してしまった。
華が消滅したことにより神
と妖の楽園は崩れ、神刀華ノ夢によって二つに分断され、何とか完全消滅だけは避けた。
伝説の戦いから数百億年の間、華の力は華の子孫たちに宿ってきたが、途轍もなく長い時と共に変化した伝承によって華の力は恐怖と絶望をもたらす力として忌み嫌われるようになった。
そんな状態が続いていた七万一千年前のとある日にアヴァンヘスクという島で終わらない夜が蘇った。
だが、終わらない夜は忌み嫌われ、始祖神グローニアの末裔と言われる一族から追放された立華 香澄という華の力を覚醒させた者によって復活後すぐに打ち砕かれ、再度消え去った。
終わらない夜を打ち砕いた立華 香澄は伝説の剣士と呼ばれ、一族への帰還が許されるも、一族に戻らず、黄金の月煌月との戦いで共闘した者に感謝を伝えるため、南の海を越えた先にある大陸へ渡った。
伝説の剣士立華 香澄は黄金の月煌月との戦いで共闘した者に感謝を伝えると、その者から忠告や約束と共に土地を譲り受け、大陸に王国を築いた。
その忠告とは、この土地にはとある呪いがあり、一つ約束を守らなければいけないというもの。
その約束とは、この地で生まれた白髪の子を七歳まで覚醒した華の力を持つ者に預けなければいけないというもの。
預けることを怠れば、全て闇に消える。という忠告だった。
その約束が守られ続けたアーヴァン王国は、七万年という長い間、神に服従する人々が人を敵視する妖から守られ、共存を望む人と妖が膨大な富を得て幸せに暮らす妖と人の楽園として繁栄し続けた。
しかし、その楽園は一人の人間が約束を破ったことで、昼空に広がった夜空の中で消え去った。
「・・・」
白い剣を支えにする大人っぽい白髪ツインテール少女と黒鞘に納まった刀を持つ大人っぽい黒髪ツインテール少女は錆びた金属柱の頂上から灰色に染まる地平線を見ていた。
これは華という名の神の力を受け継いだ少女とグローニアという名の神の力を受け継いだ少女の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 13:26:57
409643文字
会話率:43%
精霊の源泉地と言われるアヴァロン島。
その聖地が魔族と呼ばれる存在に占領され、精霊弱化が始まってから数百年が経つ。
聖地奪還を目論んだいくつもの勇者パーティーや連合騎士団もそれが不帰の嶮であると証明するだけだった。
各国が奪還計画に倦んでい
たころ、『智慧の貪狼』を名乗る魔道学者は考えていた。
英雄でも大軍でも無理なのだとしたら…。
■
「荷役、鍵師、鍛冶屋に学者ってパーティな時点で、早晩立ち行かなくなるとは思っていたけどだな…」
「だからわざわざ助っ人を頼んだのでしょう?」
「その助っ人が『料理人』ってのは、極め付きだろ! 真っ当なパーティの連中がこれを聞いたら当分酒のツマミに困らんぞ」
■
「ええ、アルミという金属にチタンという金属をコーティングしたものです。どちらもレンガ山で採れますよ」
ともに鉄より軽く、錆びなくて丈夫であると伝えると、親方はギラっと目の色を変えていろいろと質問を浴びせかけてきた。
だがどちらも高温での酸化に弱く、鋳掛やロウ付け、焼入れが困難なことを知るとスーッと目の色が戻ってしまった。
さらにアルミは曲げ加工に弱く、チタンは切削加工が難しい。
鉄みたいにぶっ叩いて曲げて切ってくっつけてという技法がまともに使えないのだ。
「つまり『鉄は王様』ってことだな」
ああ、真実を突いてしまった。
あれだけ金属加工技術の進歩した現代地球でも、一番活用されていたのは、やはり鉄なのだから。
■
「ええ。まず音声というのは空気の振動ですよね?」
その振動が魔導線の繋がれた極薄の金属板に当たり、金属板は魔石から接続されたもう一方の金属板に対して触れるか触れないかの距離で振動する。
魔力は魔導体を伝わるほどではないにせよ、空間を飛ぶ性質もある。
わずかな隙間であれば、その距離に応じて少しは魔力が流れる。
その魔力波形は魔導線を伝わった先に設置された風魔法の魔導紋によって空気の振動に戻される。
「始めは魔力波形を物理振動に戻す仕組みが要るかと思ったのですが、風の魔導紋で直接いけると解りましてね」
「ええ、魔導紋というものは概念的な動作をするから、理論上は遅延や損失が皆無と言われてるのだけど…」
だが、それをこのように利用するなど考えた者はいるだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 12:20:12
868017文字
会話率:29%
錆びた空の下、仮初めの希望と決別し、リア・キャリアーたちは手探りであるべき未来を、あるはずだった過去を求めていく。
キーワード:
最終更新:2025-03-20 20:46:35
2521文字
会話率:36%
薄暗い施設の部屋は、まるで誰かが錆びたブリキの箱をこじ開けたようだった。
その中で僕たちは生きていた。
キーワード:
最終更新:2025-03-18 18:31:30
843文字
会話率:16%
工場の騒音が絶えず、錆びついた機械の音と潮風に混じる油の匂いが日常に溶け込んでいる島。高校は島にただ一室しかなく、そこには二人の少女しかいない。
最終更新:2025-03-05 00:41:03
2347文字
会話率:36%
突然亡くなった親父が残した錆びれた精肉店。このまんま継いでも余計、借金が増えるだけ。ならいっそ建物をつぶして、その土地を売ろうとえ考える。
だが地下室の壊れた保冷庫から聞こえる謎の音。ひかれるように壊れた保冷庫の扉を開けると、そこは異
世界につながっていた。
これは異世界から魅力あふれる品物や食品を持ち込み、異世界で知り合った仲間と共に、自分のお店や商店街全体を立て直していく物語である。なのですが...。話がなかなか進みません。
物語の序盤は、違法奴隷や欠損奴隷、無理やり娼館で働かせられているエルフや人族、AV出演を迫られている女性などを助ける話がメインとなります。中盤(150話以降~)ぐらいからやっとこ、商店街を立て直していきます。いや、予定です。長い目でお付き合いして頂けるとありがたいです。
また、この物語はフィクションであり、実在の人物、団体、企業、地名などとは一切関係ありません。また、物語の中で描かれる行為や状況は、著者の想像によるもので、実際の法律、倫理、社会常識とは異なる場合があります。読者の皆様には、これらをご理解の上、物語としてお楽しみいただけますと幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 05:40:00
121619文字
会話率:11%
新庄寺つづりは、可愛がっていた野良猫エビチリを捜しに、野良猫界隈で有名な県内有数の猫の溜まり場"旧玉野邸廃墟"を訪れた。そこは廃墟という事もあり流石のおどろおどろしさ。つづりも常時身を震わせる。怯えながらも愛するエビチリ
のために探索を続けていると、足元に落ちていた錆びた指輪を見つけ、途端に意識を無くしてしまう。
しばらくし目を開けるとそこは廃墟だったはずの玉野邸も活気づく明治時代だった。困惑している時、ふとつづりは身体に違和感を覚えた。やがて自分の身体の中にもう一つの"意識"がある事に気づく。そのもう一つの"意識"は少年らしく名をウルリと言った。話してみるとどうやら彼もタイムスリップしてきたらしく。二人困惑するまま流れに身を流していると、ある日亡き人間の怨念が集まり出来るという"怨鬼"に襲われ、追い詰められる。そして死を覚悟した彼らは目の前に一枚の紙切れが落ちている事に気付き、、、?
深い悲しみを抱える元気な少女と訳あって幽体離脱を有効利用するおかしな少年が今、神器"千願の短冊"を武器にあちらこちらの時代で大暴れ!
タイムスリップ系ラブコメファンタジー今ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 23:40:19
7644文字
会話率:43%
廃墟ビル、錆びついた車、崩壊した都市で暮らす4人の男女。なぜ文明は滅びたのか、僕たちは何者なのか。
最終更新:2025-03-01 20:32:36
6705文字
会話率:47%
そこには剣の墓標があった。その墓標の周りには絶えず草花が咲き誇り、まるで周囲を祝福しているようだった。決して錆びない無骨な長剣。いつしかそれは聖剣と呼ばれるようになった。
かつて大戦があった。人と人、人と魔獣、人と魔族。多くの者が戦い、
そして死んでいった。名もなき戦士たち。物語はその戦士の一人。
農民として生まれ、村は魔獣に蹂躙され、それでも生きるために剣を取った。
剣の墓標は今もそして未来も朽ち果てずそこにある。死んでいった戦士が生きた証(あかし)として…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 20:04:30
25555文字
会話率:37%
三年前、坂庭和也を男手一つで育ててくれた祖父が突然失踪した。
祖父の実家から送られてきた遺品は、木の箱と遺書のみ。
遺書には『これを託す』と書かれているだけで、木の箱は継ぎ目一つなく開けることもできないように思えたが、和也が手を触れた瞬間、
箱は真っ白な光とともに砕け散り、中には錆びた一振りの刀が入っていた。
刀を手に取ろうとした瞬間、再び視界は真っ白に染まり、一瞬の浮遊感の後、和也の意識が途絶える。
そして和也は、見慣れない森の中で目を覚まし――
祖父が残したものはいったい何だったのか。和也の力とは。
異世界転移神話アクション物語、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 00:48:41
4422文字
会話率:29%