『救世の聖女』と呼ばれるワンダ・ポギーネ様。
僕は彼女に下僕として仕えており、陰ながら彼女に恋心を抱いている。
聖女様は決して政略結婚をせず、真に愛せる人間だけと結婚したいと言い張っていた。けれども一向にその相手が見つからないので、彼女の父
親が僕に「婚約者を見つけよ」と言ってくる。
悩んだ末に相談屋の老女に事情を話した僕は、ラブコールをしてみろと助言され、それをやってみることになるのだが……。
聖女様が鈍感すぎてちっとも気づいてくれないよぉ!
※この作品は秋月忍様主催、『男女主従祭』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 15:47:59
9964文字
会話率:32%