「歴史って、信じるとこから始まるんだよ! ――たとえ、それが別世界でもなあ!」
気がついたら、異世界の王宮の地下に転がっていた――
大学で史学を専攻する、伝記マニアのぼっち歴女・猪俣古尋(イノマタ・コヒロ)は、酔っ払って寝ていたはずが、異世
界の王宮に召喚されていた。
“預言に導かれし賢者”扱いされ、やんちゃな次期国王・ケイ王子の教育係に……。
クソガキ・王子相手に、伝説の英雄や悪名高き暴君やはたまた歴史上に名を残すマイナー人物たちを語りまくるコヒロ。
ときに熱く! ときにモノローグ芝居で! そもそも異世界なんだから地球の時代も国境も超えて語られる“実在の世界史の歴史上の人物”たちのある意味、不思議な物語なんか、王子はどんどん影響されて……?
「今の処刑法ってなんか単純だよね。こんな改良をしたらどうなるんだろ?」
「お前はルイ16世みたいに自分の助言で改良されたギロチンで処刑されたいのか!?」
「織田信長? 名前は強そう! 魔王的なやつだな?」
「甘い! 織田信長は“破壊の王”にして“創造の胎動”!下剋上の戦国を駆け上がり、天下布武を掲げて古き秩序をぶち壊した、革命児だ!」
「いや、なんか強そうって言ったのに何そのよくわからない魔王!?」
「いやいや、違うそうじゃない。名前が強そう? 実際は人間臭さ全開の革命児だ! そんな浅さで語るな!!」
これは、ひとりの異世界から召喚されてしまった歴女教師と一人の王子が“史実の人物”講義を巡ってボケとツッコミを繰り広げる、
異世界×教育×世界人物史×皮肉×ファンタジー×コメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 18:30:00
40996文字
会話率:51%
関取・斎藤満が目を覚ますとそこは魔法が存在する異世界だった。そこでは相撲が魔法を用いた決闘として広まっており、彼の知る相撲はなかった。
彼は満星(みつるぼし)という四股名と共に、その150kg越えの巨体で相撲界に殴り込みをかけた。
そ
れはまさしくインベーダー。異なる価値観と異なる設計思想をもって、磨き上げた肉体を振るう蹂躙者。
それはまさしく異世界無双。魔法という未知の体系を意に介さずに、異世界の現役関取を下す快進撃。
そんな彼には少しだけ悩みがあった。それはこの世界にちゃんこ鍋がないことだ。相撲界のソウルフードがここにはない。
「ちゃんこが欲しい」とつぶやく声にかけられるのはエンチャント。
違うそうじゃない、語感は似てるけどそうじゃない。
そんな悩みを抱えつつ、彼はひたむきに相撲を取り続け、異世界の相撲界で成り上がる。目指すは横綱、頂点の地位。
元の世界では手に入らなかったその座も、きっとこの世界でなら手が届く。手が届いたところで、心に空いた穴が埋まるのかは別問題なのだけれど。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 19:00:00
19701文字
会話率:40%
幼馴染の二人は、商店街の福引で当たった温泉旅行に来ていた。
事務員の女と整体師の男。
男女二人が同室で何も起きないはずもなく……?
『第5回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞』参加作品です。
最終更新:2023-12-12 07:00:00
1000文字
会話率:52%
公爵家令嬢ヴィリーアンは、自らの通う学園に、平民であるノマールが入学した事に苛立ちを感じていました。
そこでノマールと同じクラスの伯爵家令嬢キュアリィに、彼女をいびるよう指示を出しました。
しかしキュアリィは『いびる』の意味がよくわかってい
ない様子。
とにかく失敗や不手際を咎めるようにだけ言われたキュアリィは、彼女なりの方法でいびる事にしたのでした。
果たしてヴィリーアンの狙い通り、ノマールを追い出す事はできるのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-03 07:13:31
35473文字
会話率:62%
この作品は、「『バディ』だなんて呼びたくない!」のアフターストーリーとなります。
魔獣の脅威が去り将軍になった、元副隊長ルブ・レキシフ。
異例の昇進、美人の補佐官、彼の人生は順風満帆に見えた、
しかし彼の苦労性は変わらないようで……。
最終更新:2021-08-16 22:19:15
2077文字
会話率:73%
誰もが生まれながらに、ユニークスキルを授かる世界。
リューク・アルビレオスは【暴食】のスキルによる無際限な食欲により、幼少期からずっと肥満体型であることを馬鹿にされ続けてきた。王都立学園に通いながらも、毎日のように優秀なスキルを持
つ同級生のパシリをさせられる。
自身のスキルに戦闘能力がないと思い込んでいた彼は、半分諦めていた。
「え……? これって……」
だが、ふとした拍子に彼は気付く。
自身のユニークスキル【暴食】が喰らうことが可能なのは、スキルにも及ぶことを。相手のスキルを血肉に変えて、己のものとする。それによって【燃焼】と【抑制】を手に入れたリュークは、あることを決意した。
「そうだ。……ダイエットしよう」――と。
二年の肉体改造の日々を経て、少年は見違える姿となっていた。
そう、筋肉は最高。筋肉は至高。
筋肉はすべてを解決するのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 20:10:13
10650文字
会話率:36%
主人公は国王の弟である、アルバート・オースティン大公。部下が薄桃色の手紙を持って来たので、受け取ってから早速読み進める事にーー。
最終更新:2022-08-09 21:15:01
1329文字
会話率:4%
「そうだ……。私は……<清掃用務員>だった!」
公爵令嬢の側近として、<メイド>をしていた元<アサシン>のクーリア・ジェニスター。
主の公爵令嬢が急にワガママになり、暗躍の道具に使われようとしていたそん
なある日、彼女は前世の記憶を思い出す。
お掃除を司る者――<清掃用務員>。
彼女はかつて、"伝説"と呼ばれるほどの"超一流清掃用務員"だった。
前世の記憶を取り戻したクーリア・ジェニスターは、ワガママになった公爵令嬢を始め、様々なものの"お掃除"を始める。
全ては――己の清掃魂《セイソウル》に賭けて!
※ノベルアッププラス様で完結したものを投稿させていただきます。
※全国の清掃用務員の皆様、本当にごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-26 18:36:39
535230文字
会話率:30%
姉と2人でなろうを読み、感想を述べ合い、時に喧嘩し、2人でなろうを楽しんでいた秋野瀬紅葉(あきのせ こうよう)
こんな少し変わった、しかし、楽しい生活が続くと思っていた・・・
だがある日姉は交通事故で亡くなった。
死因はトラック運転手の寝不
足によるほんの少しの不注意と・・・姉のなろう読み歩きによる不注意の重なった事故だった。
秋野瀬は唖然とした。確かに読み歩きをしていたのも悪いが、そもそもなろうがなければ姉はなろう以外にはしっかりしていたし、こんな事故も無かった。
なろうのせいで、なろうが悪い・・・これまでの生きがいを踏みにじられ、姉を奪ったなろうを憎んだ。
しかし、憎んだところで何か訴えられることも無い。せいぜい運転手に何か言うことぐらいだ。運転手は少し不注意だったが姉が注意していれば十分無かった事故だ。
なろうを憎んだが世の中、社会も憎みそうになった。
しかし、この憎しみを心の奥に閉じ込め生活し、社会人となろうとしていた時に・・・
初めてなろうを書くので不自然、下手な部分があると思いますがどうか暖かい目で見てください。よそのネタを持ち込むことはあると思いますが、その中で知らないネタもあると思いますが、そこはまあ知っていたら知っていたで知らなかったら、まあ、その、ね?検索してください!
勢いだけでやったので何回とかじゃなくて結構頻繁に不定期更新に陥ると思いますがそれでもええよという人はどうか見てくれると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-02 22:00:00
82271文字
会話率:41%
いつも俺に滅茶苦茶冷たいあの娘が、いきなり「好き」って言ってきたんだけど……
それから始まる俺の告白大作戦
最終更新:2020-10-26 10:23:46
3994文字
会話率:55%
3年1組、みんなの美少女みっちゃんは今日も困っているようなのです。
最終更新:2020-06-17 19:00:00
733文字
会話率:0%
ある恋愛ゲームに似た世界に転生した隠しキャラのグレン、実は女の子でグレイスと言う、彼女はひょんな事から男装して高等学園に入学するになった。そこで彼女に待ち受けるものとは……
お色気あり笑いありのラブコメです
最終更新:2019-06-30 18:11:38
2881文字
会話率:43%
俺は、学園の一位になる。
そう決めて学園に入ったが、違うそうじゃない。
なんでそうなるんだ、なんて事になるかもしれない。
事実未来はわからないのだ。
だが、目標に向けて走り続けるだけである。
最終更新:2018-12-07 00:42:24
564文字
会話率:0%
――「三条時緒14歳、牡羊座、AB型。ついに異世界にやって来ました」
噛みしめるように静かに、けれども力強く、誰に聞かせるでもなく彼女はそう宣言した。――
異世界モノが好きで、でも書くのが苦手で中々書けなくて。
でも一年間、異世界モノを
読み漁った今なら少し書ける気がする。
ということで挑戦してみます。
「異世界モノ」ってこういうことで良いのかな?
「違うそうじゃない」という場合はお気兼ねなくご指摘下さい。
せめて章タイトルだけはそれらしいネーミングを……
本物語は現在執筆中の「石川メアの異世界召喚術式作成法」のif物語になります。
現実世界での三条時緒については是非下記物語をお読みください。
https://ncode.syosetu.com/n9008ei/
まだ未完結ですが、並行して執筆していきます。
※同作品「カクヨム」にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-29 14:45:00
30655文字
会話率:44%