文明開化の光も届かぬ田舎では、まだ、村人たちはイニシエの因習に囚われたままだった。
雨が降らず、干上がった村の住人たちは、今まで大事にしてきた淵のヌシ様の巫女、シノをイケニエに捧げようとするが。
シノは、妹のヒナこそが、真の巫女で
あると言い出す。
逃げた姉の代わりに巫女兼イケニエとして、淵に捧げられたヒナだったが――。
(エブリスタでも公開しています。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 12:30:43
7932文字
会話率:34%
「山深く響くこだまは、狂愛のなごり」に続くエピソード。
浮世から、山に逃げた姉妹。自然の脅威にさらされ命を失いそうになった二人を山の神は助けた。十年経ち、妹は里の男性の元へ嫁ぎ、姉は山に残った。その姉には「山の神」と話ができる不思議な力があ
った。神と交流を深めるうち、無垢な少女は山の神に叶わぬ恋心を抱いた。
「山深く響くこだまは、狂愛のなごり~身を捧げた姫の末路~」の神話となった話になります。
こちらの物語を先に読んで頂いても楽しめるかと思います。
「山深く響くこだまは、狂愛のなごり~身を捧げた姫の末路~」を既に読んで頂いた方は、謎が解けると思います。ぜひ読んでいただけたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 23:19:03
16025文字
会話率:14%
短編「逃げた姉に永遠に嫉妬し続ける妹」の続編。
縒りを戻したスカーレットとアシェリートのほんのり甘いとある夜。
後半、ちょこっとだけラリマーや両親のその後の様子があります。
※多少の胸糞描写ありです。
最終更新:2020-06-30 22:24:17
7584文字
会話率:36%
※「青年は逃げた令嬢だけを愛している」の続編
※ある意味バッドエンド
※元々ネタ帳に載せていたのを加筆修正しました
優秀なだけが取り柄の双子の姉が消えて半年。
これで愛する人と一緒になれると信じていた妹に待ち受けていたのは……
最終更新:2020-02-24 11:59:36
31042文字
会話率:45%
ここは松平《まつひら》市にある希望が丘駅前商店街――通称『ゆうYOU ミラーじゅ希望が丘』。国会議員の重光 幸太郎先生が住んでいるところ。そんな商店街にある、篠宮酒店の日常を綴った甘ったるい砂吐き話。不憫な息子在住w 鏡野ゆうさんのお話に出
てくる重光先生を取り巻く商店街のお話を、勝手に妄想・勝手に盛り上がり書き進めていきます。鏡野さんには許可を頂いています
#他サイトでも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-29 23:01:21
77187文字
会話率:34%