今、ネットの一部で奇妙な噂が広がっている。
それは ── 異世界図書館
ある日、突然自宅の郵便受けに
差出人不明の貸出カードが届く。
そこに記された住所へ向かうと、何もないはずの
夜の空き地に“図書館”が現れるという。
この図書館にあ
る本はただの“本”ではない。
貸出カードを本の裏のポケットに差し込むと、
本の世界に吸い込まれ、物語の登場人物として
転送されてしまう。
本の返却期限は7日間。
その期間内に物語を完結させなければ、
“この世から”消える。
だが、物語を完結させた者には、
“特別な力”が与えられる。
その力は運命をも変えることができる。
誰もが一度は思ったはずだ。
「こんな人生は嫌だ。やり直したい……」と。
この図書館は、その願いを叶えてくれる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 23:47:58
53114文字
会話率:39%
日々にうんざりしてた俺は、GWに地図にもねえ秘境の温泉街へ逃げた。そこで偶然見つけたのが、年季の入った「文庫」って看板掲げた小さな図書館だ。中に入ると、まるで古い洋館にでも迷い込んだみてえな、埃と古本の匂いが充満してる。棚を眺めてると、やけ
に目を引く一冊があった。『呪いの本』。そのシンプルなタイトルに、ホラー好きの血が騒いだ。
カウンターにいた爺さんは、俺が旅行者だって言うと、「一年後には必ず返せ」って条件を出してきた。妙に冷たい声だったが、本の誘惑には勝てねえ。貸し出し票にテキトーに名前と住所書いて、本を受け取った。
街を後にして、すぐに日常に戻った。借りた本は面白くて、夢中になって読み漁ったぜ。気づいた時には、返却期限なんて頭から吹っ飛んでた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 23:11:53
1363文字
会話率:17%
とにかく走れ! 疾走感で全身を震わせろ!
吉藤クリスは図書館で本を借りていた。しかし、返却期限を半年も過ぎていたことに今更気づく。友人である芹川(せりがわ)と二人、急いで図書館へ行くも肝心の本を家に忘れてしまい、図書館の暴君と名高い図書
館司書、出尾(でお)によって、本を返すまで芹川は身代わりとしてその場に拘束されることに。一刻も早く本を取って戻ってくることを誓ったクリスだったが…………道中は困難を極めた!!!
他にも物語を考えている作者が、気分転換に書く物語。軽くお付き合いくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 12:10:00
31633文字
会話率:49%
とある年末。大学生の白河くんは実家に帰らずにのんびりと過ごしていた。
白河くんには人間として憧れている男性、遠野さんがいる。
白河くんと遠野さんは、文庫本の貸し借りをして交流を深めていく。
これは、大人になりかけの白河くんの、
とある年末の
物語。
この物語はカクヨムにも掲載しています。
個人サイトネギに降る雨からの再掲です。
http://negisystem.com/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 20:00:00
2696文字
会話率:17%
あたしは、ねこを愛してる♡
最終更新:2023-03-24 07:00:00
386文字
会話率:0%
押し入れを片付けていると返却期限の切れた本が出てきたので、私は図書館に返しに行く。
最終更新:2019-02-18 02:41:12
2188文字
会話率:12%
ある日、俺、一宮夏樹(いちみやなつき)は、風邪を引いた妹、秋楓(かえで)から、一つ頼み事を預かった。
その頼み事とは、
『借りていた学園図書の返却期限が明日だから、代わりに返して来て欲しい。』だった。
どうやら明日の朝、熱が下がって
いても学園を休むよう、俺達の姉であり、学園の教師でもある春菜(はるな)姉ちゃんに言われたらしい。
その後、俺は、その頼み事とは別で妹の為に、春の夜風を感じながら自転車をかっとばしコンビニへ風邪薬を買いに行った。
そこで俺は、トラブルに巻き込まれている一人の少女と出会った。
本当は、急いで家路につき、妹に風邪薬を飲ませてやりたかったが、その少女を助けられるのは、自分しかいないシチュエーションで少女を見捨てられる訳もなく、俺は、少女を助けた。
翌日、俺は、妹からの頼み事をこなす為に、図書室へ学園図書を返しに向かった。
俺は、返却手続きを順調にこなし、学園図書を返却した。
後は、家路につくだけ、と、思っていた矢先、俺は、再び出会った。
昨日、コンビニで助けた少女に――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-06 02:47:15
27021文字
会話率:47%
「その図書館では奇跡が起こる」
舞台は初夏の京都。ミス研に成り行きで属する大学生の八瀬修一は、同じくミス研の部長である鞍馬和歌子が持ってきたオカルト情報をもとに奇跡の起こる図書館「幽幻図書館」を探すこととなる。そしてようやく見つけ出したその
図書館で彼を待ち受けていたのは、「帰泉」と名乗るひとならざる司書だった。司書は何者なのか、奇跡とはいったい何なのか。幽幻図書館との出会いが、八瀬の運命を大きく変えていく。
妖×図書館×ファンタジー世界。一冊の本とともに、ひとときの奇跡をお届けします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-07 01:24:08
2046文字
会話率:39%
子供の頃というのはなんというか、道徳心のかけらもないイタズラをするもので、やんちゃ盛りだった俺は、学校の屋上に花束を置いて『まるでそこで誰かが死んだみたいにみせる』イタズラを決行したのだ。
まさか、その数日後ホントにそこから飛び降りをする人
が現れるなんて思いもせずに。
未熟な彼らの返却期限
3つ目の怪談話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-07 20:52:49
7629文字
会話率:1%
※直接的ホラー描写はありません。
目を覚ました僕は借りていた本が返却期限であることに気づく。
図書館へ本を返し、新しい本を借りた帰り道。歩き疲れてイスに腰を掛けて夢を見た。その夢は目隠し鬼をしている僕だった。
最終更新:2015-08-19 01:31:21
1282文字
会話率:21%
恋というには冷めていて、友情というには難があった。
魅力を感じていないわけではなかったが、それが強烈かと言われれば首を縦には振れなかった。
偶然同じクラスで、たまたま趣味が似通っていて、本を貸し借りしていただけの関係が、まさか高校卒業
後まで続くだなんて、一体誰が思うだろうか。
つまるところ、私も彼も、その間にある空気も、救いようがないほど生ぬるいのだった。
サイト「ぐりぐり ぐりむ☆りーぱー」からの転載小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-11 12:52:42
8072文字
会話率:21%