『声』を聞く少女は雨の中を走っていた。
その頬に伝うものは、果たして雨なのだろうか?
そんな少女をある青年が『見つめ』ていた。
「夕涼み重陽会」2016、最後に一花添えさせていただきます。
使用テーマは「彼岸
花」「菊」
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あと、重陽会2016とは関係ありませんが、テーマに「言葉」「心」「声」を据えました。
やたら『』の多い作品ですが読者の皆さまがそれぞれ解釈しやすく仕上がっていれば嬉しいです。
九JACK折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-09 21:00:00
4274文字
会話率:14%
重陽会の〆として、僭越ながら赤菊を一つ添えさせて頂きます。
僕の世界はモノクロだった。
そこにただひとり、彼女だけが色をくれた。僕が大嫌いな紅い色を。──でも不思議と、彼女のくれる紅は、好きだったんだ。
これは拙い恋の物語。『伝わりきらない
恋の物語』──
夕涼み重陽会参加作品
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-21 09:00:00
4923文字
会話率:8%
強い女のコになりたかっただけなんです。いやマジで。
中学校時代「姐さん」と呼ばれていた彼女は、フツーの女のコになるべく地元とは離れた高校に進学した。そして入学から一週間、寄り道した場所にいた男子は「お花とお喋り」していた。
最終更新:2014-07-10 15:23:39
3516文字
会話率:39%
あだ名が『赤菊』の高校生、吉永雛乃は、ひょんなことから【あの】教室の扉を開けてしまう。
抜けたくても抜け出せない【あの】教室とは?
雛乃の運命は____?
Here is off limits!
最終更新:2014-01-08 15:33:17
1145文字
会話率:35%
前作「淡い青空」の夏から約3ヶ月。
夏の恋は、うやむやになりつつ、過ぎた。
夏の花は役目を終え、冬の花が震えに耐えながら咲き誇る。白く光る。
天文学部所属の一年、赤菊誠(あかぎくまこと)は唯一の部員の峯岸菖蒲(みねぎあやめ)を失い、美術部と
兼部していた篠原花梨(しのはらかりん)が兼部を辞め、天文学部に帰ってきた。
そして、今度は花梨とふたりきりの部室となった。夏の部室の再来。
夏の恋は冬の恋へと移り変わる。
※前作「淡い青空」の続きです。
ならびに、自作短編集「UF:Project」のひと つです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-10 01:42:48
16458文字
会話率:46%