中華王朝の上海市で地方自治を司る上海巡撫に任じられた朱雀媛は、若き日は寝食忘れて読書に耽溺する文学少女だった。
青春時代に読書で培った書評力と知識量は、官僚となった現在も健在。
上海を舞台にした小説「海上花列伝」の文学碑の除幕式に参列出来た
のは、元文学少女である彼女にとって僥倖と言えるだろう。
そんな朱雀媛は、公務で除幕式に参列した愛新覚羅麗蘭第一王女に貴賓室へ招聘されるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-22 07:21:52
1000文字
会話率:41%
♪あれは遥か2光年先の未来でジプシーをやっていた頃。私は決心しこの時代へ降臨。そして世の幸せの根源となろうとしたのさ♪
最終更新:2020-10-17 19:44:22
2350文字
会話率:2%
ロジリア王家第一王子とオロンド公爵家令嬢が王城の貴賓室で向かい合う。
微笑みながら見守る両家の両親。
今日はお見合いだ。
この勝負やいかに?
最終更新:2020-09-27 23:51:14
1106文字
会話率:31%
信州の山奥に移築された古城を舞台にした本格ミステリーです。
関東軍の軍令憲兵である【主人公】は、長野・茅野市の別荘で養生している貴族院の【高平政信】議員に送りつけられた殺害予告により、上司に調査を秘密裏に依頼される。【主人公】は満州事変の
折、右脛を銃弾に貫かれた【黒羽武】少佐として議員宅に招かれたが、正体は不明である。
その日の夕食は、政信の妻【高平節子】、長男【高平和政】、長女【高平恵子】、次女【高平彩子】のほか、貴族院の議員、地元の有力者、警察署長など七名が招待されていた。殺害予告された【高平政信】議員が、送り主の心当たりのある容疑者を別荘に招待したのである。
【主人公】は犯人を見つけようと行動を開始するが、その矢先、貴賓室に飾られていた黄金の装飾銃と銃弾七発が何者かに奪われてしまった。【高平政信】は盗まれた装飾銃と銃弾が、三つの塔をもつ『三叉槍(トライデント)』と呼ばれる古城を異国から移築するとき、一緒に譲り受けた美術品だと言った。
そして招待客が部屋に戻った深夜、中央塔を挟んで客室と反対側にある高平家の私室で、招待客の一人が黄金銃の暴発で死んだ。市警察の【近藤貞治】署長は、暴発で死んだ招待客が殺害予告を送りつけた犯人だったと推理したものの、【主人公】はリボルバー式拳銃の回転弾倉に残り六発の銃弾がないことに違和感を覚える……
関東軍の憲兵である黒羽武少佐を名乗る【主人公】が、山奥の古城という閉鎖空間で起こる連続殺人事件を捜査する本格ミステリーです。
【更新は週に二、三回を予定しており、完結まで二ヶ月程度となります】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-20 22:05:38
135240文字
会話率:37%
お母さんの為にサンタに願いをするが…
その願いは私では無く
星の女神に伝えなさい。と言われ来年の銀河特急の乗車券を手渡される。
さて…
和夫は…願いをかなえてもらえるのか?
最終更新:2016-01-17 12:34:04
5199文字
会話率:18%