「いったいどこで間違ってしまったのか」
悩む主人公が、ヒロインとの人生を振り返る物語。
最初から最後まで暗いです。
また、前半部分は成人年齢=20歳という設定で書いています。
「今は18歳でしょ」っていう突っ込みは無しでお願いします。
(
主人公は成人年齢が引き下がる前に成人していた設定のため。)
文章の違和感は、読み進めるたびに明らかになるように設定しています。
また、刑事警察モノの知識は趣味程度なため、有識者コメいただけると作者は喜びます。
ジャンル:恋愛/警察/ダーク/サスペンス/ヒューマンドラマ
時代設定:現代
注意すべき描写:暴力/流血/殺人/自死/遺体/無敵の人/テロ/年齢差/R15(ほのめかし程度)
どうぞよろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 22:06:06
9124文字
会話率:15%
シリーズ化を想定した警察モノ。
西暦二○六九年の日本を舞台とした一種の成長小説。
既存の学校教育法や地方公務員法、道路交通法は改正されている設定。
著者の事実上の処女作と話が繋がり、その他の作品ともリンクする。
主人公・流郷尚人は
、警察学校で履修する科目を高校カリキュラムとして認定した国立桜高等学校・警察科へ入学。卒業後に国家特務警備隊に入るという夢を抱き、感情的、且つ臆病でありながらどこか斜に構えた己の性格と周囲との軋轢、仲間達の人間模様や自分の在り方に悩み、成長していく様子を描く。
・序盤、実習で割り当てられた神馬遊撃隊の隊長という使命を果たすべく、学校側の指定した弱小犯罪組織の偵察に出向く。ところが、幹部側の情報伝達の杜撰さから、双方に死傷者を出すという惨劇が起こる。病院に運ばれた尚人は現場に現れた「バイク男」の存在を仲間に知らされる。その男を巡って浮浪者のような現役警部、怪しい義足の男性、義理堅い老医師、人格異常の校長、そして個性豊かな級友らを利用したり、逆に弄ばれたりしながら核心へと迫っていく。
・中盤、尚人を含む十数名が国内最強の極道組織に〈お礼参り〉として無人島へ拉致される。それは首謀者の〝好意〟である事が、次第に浮き彫りとなっていく。幾多もの困難を乗り越え、通り掛かった外国人サルベージ部隊に救助されて命からがら学校へ戻ると、先の偵察実習の際に生じた謎が級友らの手によって明らかにされていた。
・終盤、暴徒鎮圧に駆り出された尚人は罠に掛かり、仲間達と共に再び極道に捉えられ、それまでの自分の人生はある者に操られ、作り上げられていたものと明かされる。その黒幕は、彼を救った老医師。医師は、かつて起きた別の惨劇の生き残りを語り、もう一人、菰田と名乗る老人と共に正体を明かすのだった。自分らの後継者として数えられた尚人らはどこかへ連れられて行く。
(続く)
本作の見所は、現実味を帯びた未来描写と多種多様な人間らの感情模様。
著者渾身の魂の叫びを詰め合わせた、心を揺さぶる作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 11:55:26
293941文字
会話率:51%
警察学校を卒業した清水秋雪は先輩警察官・片平久子と共にいつもの様に巡回警備をしていた。
しかし、そこへ不審な三人組が銀行へ入っていって…?
最終更新:2015-11-26 05:45:40
3499文字
会話率:38%