【第四章まで投稿済み(ここまでで一部完結)】
「うちはただのパン屋です!」
これはとあるパン屋を営む女の子の「いらっしゃいませ」の次に多いセリフ。
女の子――カリンの店は街の人ならだれでも知っている、『ウワサ』の泉の隣にあった。
泉の
前につく言葉は、「失せモノ妖精の住む」だ。しかし本人に言わせれば「ただ隣にあるだけ」らしい。そんな無関係を言い張る彼女の元へ、今日も失くしモノの相談が。
隣にあるだけ? 本当に?
平和にパン屋を営みたいカリンが、持ち前のお節介&お人よしを発揮して問題解決!
メイブリック公爵領、都クラエスで起こる、ほのぼの恋愛ファンタジー。
【一章ごとに事件は解決。時はゆっくりと流れてゆきます】
【同一世界観のお話が他にもありますが、単体でお読みいただけます】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-19 13:00:00
80014文字
会話率:33%
今日は俺の誕生日。目が覚めてあったのは、彼女の笑顔でも、ケーキでも、プレゼントでもなく、白紙の紙一枚だった。
休日の、謎解きもどきのお話。
最終更新:2011-07-24 07:43:42
3551文字
会話率:18%