『隣人の名前を検索するな』。そんな諺(ことわざ)のような格言のような言葉がインターネット界で都市伝説のように言われていたの。わたしもそれに従って、隣人の名を検索するのはやめていたのどけれど、ある日、ふとしたことからしてしまったのよ。そう。検
索を。ところが、したはいいけど、恐ろしいことに巻き込まれて・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 14:13:37
3110文字
会話率:21%
人は未知を恐れる
どれだけ隠そうが、どれだけ我慢しようが、人が人である以上、未知、驚異、異形、病、死を恐れ続ける。
たとえどれだけ美しかろうが、どれだ綺麗だろうが、それでも人は恐れちまう。
───たとえ無害とわかっていようが殺しちまう
ほどにな。
それが人が人たりえる
だってのに、私のことを綺麗なものを見る目で見てくる奴がいてェのォ。
世の中おもしれぇ奴がいるもんだな。
「蓮枯れるは醜怪花よ」
昔私が思いついた諺(ことわざ)だ。
どんなに綺麗だろうと枯れちまえば醜いもんだ。
お前ら枯れた蓮を見た事あるか?すんげぇゾワッてするくらい醜いんだぜ。
そんな私をまぁ魅了された男がするような目で見てくるあいつにはびびったよ。
まぁだが、そんなおもしれぇ奴だからこそ、興味が湧いたのかもな。
ちったァ私の暇つぶしにわなんだろ。という訳で、あいつの家でニート生活でもすっかなぁ。いい暇つぶしになってくれよ?軍人さんよ。
※タイトルそのまんま
※病気で体調が悪いことをいいことに主人公の家でヒモ生活をするもとS級冒険者の話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 10:50:41
19529文字
会話率:40%
化け猫噺家、七代目 月見亭 鈴生(すずなり)師匠には、三人の弟子がいた。
一番弟子の九口(くくち)、三番弟子の細波(さざなみ)、そして今回の主役。二番弟子、鈴也の実娘・七星(ななほし)である。
川向こうの劇場主・虎次郎(こじろう)との縁談を
勝手に決めた父に反発した七星。
一流になりたい噺家になりたい七星を救うため、弟子たちはここに団結した。
「師匠が我らの【合作】の新作落語を『おもしろい』とおっしゃったら、嫁入りと破門は無し。いいでござんすね? 」
「ふん。いいだろう! やってみろイ! 」
『狐七化け 狸八化け』と申します。
日本古来より、『化かし』の二大巨頭といえばという諺(ことわざ)でございますが、昔ばなしにおきましては、イタチやかわうそ、そして猫なども『化ける』といいました。
大陸のほうまで手を広げますと、熊も、鹿も、虎も、獅子も、のみならず道端(みちばた)の草花や小石までもが、じつに節操なしに妖力をもって人間社会に紛れ込み、ときにいたずらを、ときに人と恋に落ち、ときに化かして食うという昔ばなしが多数ございまして、これは動物も植物も進化論が唱えられるずうっと以前から、生命(いのち)あるものには心あるとして受け入れられてきたということなのでしょう。
さて。
今日(こんにち)お話いたしますのは『猫』についてでございます。
九つの命を持つとも、年を経て知恵を得ると、尻尾が二又に裂けるとも。
犬と比べますと、猫という生き物は、賢(さか)しいイメージが付きまとうようです。
気まぐれな性質(たち)や、高いところから人を見下ろしているようすからして、連想されたものでございましょう。
比較される犬が、主への忠誠心を主だった魅力として上げられることを考えますと、あえて猫を選ぶ人間は、気位が高いその様子を愛しているわけであります。
しかし彼らは、けっして薄情者というわけではございません。
これは一匹の猫が、未来を掴むするまでのお噺でございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 23:06:45
7552文字
会話率:47%
十で神童十五で才子二十過ぎれば只(ただ)の人という諺(ことわざ)があるが、聡実(さとみ)くんはまさにその言葉通りだった。五歳の頃、聡実くんは中学生が解くような問題をすらすらと回答して周りを驚かせた。そんな聡実くんは十五歳の今、公立高校進学
すら怪しくなっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 12:41:03
3806文字
会話率:15%
成人を迎えると神様からスキルと呼ばれる技能を得られる世界。
主人公は二つのスキルを授かり、それをきっかけに英雄と呼ばれる存在へと成り上がる。
そんなありきたりの物語。
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★★ ツギクルブッ
クス様より2018年10月10日書籍第3巻が発売となりました! ★★
★★ 集英社ヤングジャンプコミック様より2018年9月19日に漫画版第1巻が発売されました。 ★★
★★ 2018年5月30日からコミカライズも始まっております。
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★★ これもお読み頂き応援を頂いております皆様のおかげです!本当にありがとうございます ★★
更新時間は朝6:00となります(予約投稿)※現在病気療養中につき、不定期更新になっています。申し訳有りません。
小説自体は書いておりましたが、投稿自体は本作が初となります。
作法や文体などお見苦しい部分もあるかと思いますが、生暖かい目で見て頂ければ幸いです。
なお、本作内では
・単位表記
・諺(ことわざ)
・動物類の種別等
これらの物や他単語などについて読者の皆様が理解しやすいように日本で使われている物を
意図的に使っております。
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★皆さまのおかげで「80,160,573PV」「総合評価122,837pt」達成致しました!★
拙い文章ではありますがお読み頂いた皆さまに心からお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-21 06:00:00
807105文字
会話率:28%
井の中の蛙、大海へ向かう。
そして大海の蛙、なぜか井戸へ向かうことに。
ブログとの重複投稿。
最終更新:2015-12-04 08:29:14
5365文字
会話率:48%