極貧貴族トルトゥーガ家に、一人の赤ちゃんが誕生した。その娘の名はベリル。
彼女は少しアホっぽい口調ながら生まれて間もなく言葉を話し、さらに摩訶不思議な魔法まで使いこなす問題幼児だった。
そう、ベリルは異世界転生した女子高生なのだ。
この物語は、のちに『小悪魔ベリル』の異名で畏怖される女児を授かったガンコ系親父が、ポンポン湧きでる娘の思いつきに振り回される苦労譚なのである。
※カクヨムにも投稿しています。
※無断転載禁止折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 12:10:11
528548文字
会話率:50%
ちょっと未来の日本。謎の人間乗っ取り寄生型エイリアンが勢力を拡大しつつあり、ついにはエイリアンによる日本支配が完成されようとしていた。政治家、官僚、大企業幹部などが次々とエイリアンの手中に落ちる中、日本を守る最後の砦として「独立宇宙防衛隊
SMELLS」が誕生した。隊を率いるのは長い黒髪の美人隊長黒川華子。エイリアンが死ぬ程嫌うという特殊な加齢臭を持つ優に還暦を過ぎた男達と、その特殊な加齢臭をかぎ分ける能力を有する美人隊長? 果たして彼らは日本を救うことができるのか?今日本の命運を賭けた臭い戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 22:36:50
16969文字
会話率:49%
俺の名前は「斎上院(さいじょういん) 燈矢」だ。
名前から察するだろうが、中級以上の家に生まれだったのだが、獅子からハゲワシが誕生した。
そのハゲワシが俺だ。
一応、言っておくが、爪弾きにされない程度には高校生として学んでいた。
まあ、少年
時代が劣悪だったのも含めて、良く言えば「薬にも毒にもならない男」で、悪く言えば「小悪党」だと言われたな。
そんな俺でも、手を差し伸べてくる物好きなアイツのお陰で、俺の中にも綺麗な所が残っている。
そんな俺だから、交差点でダンプに轢かれると自覚した時はあっさりと「生」への執着は消えたな。
それに、俺が死んだ後に動く金は、全て「アイツ」に渡る様にしたから「恩返し」としては充分だろう。
だから、未練は無い……と思っていたら「異世界転生」かよ!
確かに、少年時代に散々読んだが、まさか本当に異世界転生するとは誰も思わないだろう?
しかも、前世を思い出したのが、テンプレ「ダンジョン深部での追放」とはな。
……まあいい。
どうせ、天涯孤独なんだ。
好き勝手に生きるさ!
それに、前世ではアイツの恩に報いる為に我慢していた事でも、この世界なら自由だ!
助けたい奴は助け、殺したい奴は殺そう。
今の俺なら、それが出来る!
何故なら、俺はダンジョンマスターだからだ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 20:50:00
222504文字
会話率:52%
――その日、ローダイン王国において、ひとりの暴君が討たれ、ひとりの王が誕生した。
暴君だったのは王太子たる兄、アルベルト。
それを討ったのは、双子ゆえに隠されていたという弟王子、カイル。
悪逆の限りを尽くし、人々を苦しめていた
アルベルトは、国を想う忠臣の助力を得たカイルによって取り除かれ、城の地下深く――かつて魔神を封じたとされる大迷宮に落とされた。
国中の祝福を受けて、弟王子は王に即位する。
――そして二年後。
ローダイン王国の片田舎を流れる川のほとりに、奇妙な仮面を着けた男が流れ着く。
その地の領主の娘、リディアに介護された彼は、大迷宮から生き延びたかつての暴君――アルベルトだった。
復讐を警戒するリディアをよそに、アルベルトは領主館で悠々自適な生活を始める。
――復讐なんてくだらない。王なんてやりたい奴がやればいい。
元々好きで王太子をやっていたワケではない、またハメられるくらいなら庶民として生きる――などとうそぶきながら、日々の気ままな生活を楽しむアルベルト。
けれど、リディアを取り巻く環境をきっかけに、彼は再び歴史の表舞台に上がる事になる。
――これは口下手ゆえに、その座を追われたバカな男の物語。
――けれど、真に民を想って立ち上がった、王者による革命の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 22:35:25
409309文字
会話率:32%
2141年。遺伝学者:雲類鷲 京(うるわし きょう)により、病を克服した理想の人類、通称「ネフィス」が誕生した。ネフィスの技術は世界に浸透し、健康な子供を持ちたいと願う人々は大金を惜しまず自らの子供をネフィスとしてこの世に生を受けさせた。
しかし、第一世代のネフィスが30代を過ぎた頃に彼らが次々と死亡した事で状況は一変。すでに故人となった雲類鷲 京(うるわし きょう)の発足した遺伝学者の組織「フォーミュラ」は世界からネフィスの異常な短命についての説明と賠償を求められ組織存続の危機に晒される。
ところがある日、雲類鷲 京(うるわし きょう)の孫娘:依桜(いお)がフォーミュラの代表に就任した事により、施設に集めたネフィス達の延命治療が開始された。
アーキタイプ(旧人類)である主人公の粼 馮景(せせらぎ ふうけい)は、ネフィスの幼馴染が延命治療に出てから1年もの間連絡が取れないことに不信感を抱き、単身フォーミュラの施設行きのクルーザーに乗り込んだ。
しかし、クルーザーは途中謎の事故により座礁。
命からがら粼(せせらぎ)が辿り着いたのは正体不明の無人島。
だが、その島では治療の為に施設に送られたはずのネフィス達がサバイバル生活を送っていた。
粼(せせらぎ)は共に島に漂着したネフィの女性:澄川カンナと共に、サバイバル生活を通しネフィスという存在の意義を考え、フォーミュラの陰謀に迫る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 18:39:12
70929文字
会話率:55%
100年ぶりの『剣聖』がこの国に誕生した。
剣士を目指していた少年は剣聖の弟子になりたくて村を飛び出した。
少年が旅の途中で出会った美少女はとんでもない剣の達人で、魔物をあっという間に倒していく。
きっとこいつが『剣聖』に違いないと
思っていたら、なんとそいつは『勇者』だった。
「なんだよ、『剣聖』じゃないのかよ」
「『勇者』だと名乗って残念がられたのは初めてです」
だけど実はこの『勇者』が『剣聖』でもあったのだ。
「『勇者の弟子』は募集していませんが『剣聖の弟子』なら大歓迎です」
どうやら俺を『剣聖の弟子』にしてくれるらしい。
ところがとんでもない事実が発覚した。
『勇者』で『剣聖』の美少女は・・・なんと妊娠していたのだった。
【勇者の弟子はお嫁さんになりたい!】のスピンオフです。
最終話とエピローグの間の話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 20:10:56
544944文字
会話率:43%
ある日、人ならざる知的生命体が誕生した。いつからこの世界に彼らが巣食うのかは誰も知らない。人々はその異質な存在を畏れ、恨み、彼らを『魔族』と呼んだ。
魔族は人を襲い、今日も誰かの命を奪う。そんな中『人間らしく』を信念として掲げるまだ幼い少
女、キャロはとある出来事がきっかけで一人の魔族と出会う。彼の語る『魔族の国』の創成という目的を聞いたキャロは彼とその仲間達と魔族の国で暮らす事となる。
賑やかで個性溢れる魔族に囲まれる中、キャロが抱く夢の果てとは。愉快な魔族達が持つ壮絶な過去とは。魔族の王として君臨する一人の少女は何者なのか。人類と魔族の関係はどう変化していくのか。
これは小っぽけな少女が、魔族となるまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 03:00:17
128016文字
会話率:74%
晴(はる)と紗良(さら)は同じ病院で
ほぼ同時刻にこの世に誕生した。
太陽のような笑顔で元気いっぱいな晴と
クールでちょっと繊細でちょっとミステリアスな紗良。
これは二人の物語である………
最終更新:2024-10-14 22:36:05
8968文字
会話率:11%
アルメタリア大陸の東の海に臨む小国『東海国』。この国に新たな王、東海国第三代国王クフ―リ・ド・ネールソンが誕生した。しかしこのクフ―リ王、幼き日より『普通、平凡、ありきたり』と噂される凡庸の人物だった。彼の兄である長兄ゼルスは屈強の剣士で次
兄ランスロットは知己にとんだ策士。そんな二人を差し置いて王の座に就いてしまった末っ子の普通の人クフ―リ。のちの世で『東海国の凡庸王』と呼ばれる事となるクフ―リ王の普通で平凡でありきたりな治世が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 20:26:53
14681文字
会話率:27%
かつて災厄と呼ばれ、人類から恐れられた【死月の災厄】と呼ばれた少女は、突如として世界から姿を消した。その百年後、その意思を受け継ぐものが誕生した。
「ん~、転生? あー、人間が、好きなやつね」
「私の邪魔しないならなんでも良いよ~」
表向き
優秀真面目な無愛と、そんな無愛の双子の兄であり、【死月の災厄】のことを理解している影夜。
二人の目標は「自由に生きる」こと。なのに何故か面倒なことに巻き込まれてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 22:00:00
17906文字
会話率:67%
ある日、世界から太陽が消えた。それは突然のことで人々は世界の終わりを悟った。しかしその時、太陽のような輝きをもたらす<灯し人>が新たに誕生した。それから1000年後、<灯し人>のシエルは今日も変わらず世界を照らすため
奔走していた。そこである少女と出会ったのだが、彼女は普通の子では無いようでーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 11:01:15
2084文字
会話率:43%
スルガ トキヒコ、日本人。40歳半ばだ。
20年程前『エルフの里国』からやって来た女エルフ、リーザと結ばれ、二人の間には娘が誕生した。
家族三人、日本社会で暮らして来たが、妻であるリーザがこの社会で暮らす中、大きな負荷と負担を掛けてし
まっていた事に気付けていなかった、、、『術』を使わない(”魔力“を行使しない)事が負担になっていたなんて。
その上、娘さくらは大いなる”力”を発揮するに至った。
このまま、人間社会で暮らして行く事は窮屈で、尚もリーザはエルフでないとダメなんだ、だから、、、だからオレが『エルフの里国』へと行く!
オッサンは、決意した。
、、、さてはて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 07:40:33
11591文字
会話率:37%
勇者一行によって滅ぼされた魔王。
勇者は王女であり聖女である女性と結婚し、王様になった。
他の勇者パーティーのメンバー達もまた、勇者の治める国で要職につき、世界は平和な時代が訪れたのである。
そんな誰もが知る勇者の物語。
御伽噺にはじか
れた一人の女性がいたことを知る者は、ほとんどいない。
月日は流れ、最年少で最高ランク(S級)の冒険者が誕生した。
彼の名前はグレイ。
グレイは幼い頃から実父の話を母親から子守唄代わりに聞かされてきた。
「秘密よ、秘密――――」
母が何度も語る秘密の話。
何故、父の話が秘密なのか。
それは長じるにつれ、グレイは理解していく。
自分の父親が誰なのかを。
秘密にする必要が何なのかを。
グレイは父親に似ていた。
それが全ての答えだった。
魔王は滅びても残党の魔獣達はいる。
主を失ったからか、それとも魔王という楔を失ったからか。
魔獣達は勢力を伸ばし始めた。
繁殖力もあり、倒しても倒しても次々に現れる。
各国は魔獣退治に頭を悩ませた。
魔王ほど強力でなくとも数が多すぎた。そのうえ、魔獣は賢い。群れを形成、奇襲をかけようとするほどになった。
皮肉にも魔王という存在がいたゆえに、魔獣は大人しくしていたともいえた。
世界は再び窮地に立たされていた。
勇者一行は魔王討伐以降、全盛期の力は失われていた。
しかも勇者は数年前から病床に臥している。
今や、魔獣退治の英雄は冒険者だった。
そんな時だ。
勇者の国が極秘でとある人物を探しているという。
噂では「勇者の子供(隠し子)」だという。
勇者の子供の存在は国家機密。だから極秘捜査というのは当然だった。
もともと勇者は平民出身。
魔王を退治する以前に恋人がいても不思議ではない。
何故、今頃になってそんな捜査が行われているのか。
それには理由があった。
魔獣は勇者の国を集中的に襲っているからだ。
勇者の子供に魔獣退治をさせようという魂胆だろう。
極秘捜査も不自然ではなかった。
もっともその極秘捜査はうまくいっていない。
本物が名乗り出ることはない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 08:30:00
11814文字
会話率:34%
2037年、人類は悪魔の侵攻により滅亡した。
しかし、滅亡の直前、未来を変えるべく一人の人物が過去に送り込まれた。彼女の名は’ウォーロック’。人類を滅亡から救うべく、彼女は12人の才能ある者たちに特殊なアプリ'WAR-BL'を与え'12人
の使徒'とし、人類を救済する計画を立てる。しかし、起きるはずのないイレギュラーによってウォーロックは命を落としてしまう。それでも、彼女が残した希望の種、WAR-BLは2012年に残された。そして彼女の死によって本来生まれるはずのなかった13人目の使徒が誕生した。
それがこの作品の主人公、須崎凌である。彼は未来で’グリモアの王'として人類を滅亡に導く元凶とされる男であった。ウォーロックは当初、彼がグリモアの王となる前に彼を排除しようと考えていたが、その圧倒的な才能に可能性を見出し、自身が死ぬ直前に、彼にもWAR-BLを与える決断を下す。
ウォーロックの死後、彼女のWAR-BLと遺志を受け継いだ凌は、自らが引き起こすとされる未来を変えるために立ち上がる。かつては人類を滅ぼす存在となった彼が、今度は救世主となり得るのか。そして、'13人目の使徒'として、人類滅亡の運命に挑む凌の戦いが始まる。
滅亡か、救済か。運命の歯車は、いま再び動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 06:10:00
147769文字
会話率:25%
〈辺境の瞳〉シリーズ
辺境の地・ダヴィネスを舞台にした物語の第三弾。
(投稿はゆっくりめです)
元侯爵令嬢のカレンと辺境伯ジェラルド。二人は婚約期間を経て成婚し、娘のアンジェリーナが誕生した。
今シリーズはアンジェリーナが幼少期で、カレン
とジェラルドのお話を中心に。
時系列は関係なく、一話読み切りの連載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 20:00:00
132455文字
会話率:37%
〈辺境の瞳〉シリーズ
辺境の地・ダヴィネスを舞台にした物語の第二弾。
元侯爵令嬢のカレンと辺境伯ジェラルド。二人は婚約期間を経て成婚し、娘のアンジェリーナが誕生した。今シリーズはアンジェリーナが3歳頃で、ダヴィネス領内南部と北部への視察訪問
の物語を中心に。
・
<人物紹介>
◆ダヴィネス城の人々
○カレン・ダヴィネス...ダヴィネス領主夫人。元侯爵令嬢だが好奇心旺盛で破天荒。ジェラルドとは政略結婚だが深い愛を育んでいる。乗馬が得意でお酒が強い。ダークブラウンの長い髪と薄碧の瞳を持つ。
○ジェラルド・ダヴィネス...辺境伯。辺境の地・ダヴィネスの領主。辺境ダヴィネス軍総帥。“黒い鬼神”の異名を持つがカレンには甘い。真面目で律儀な性格。カレンの行動力に度々面食らう。端正なマスクでダークブロンドと印象的な深緑の瞳を持つ。
○アンジェリーナ・ダヴィネス...カレンとジェラルドの娘。このシリーズでは3歳くらい。物怖じしない性格。カレン曰く食いしん坊。母譲りのダークブラウンの髪と父譲りの深緑の瞳を持つ。
○フリード...ジェラルドの側近。沈着冷静な仕事の鬼。ジェラルドのよき相談相手。
○アイザック...ダヴィネス軍第一騎士団長で筆頭騎士。くだけた性格。ジェラルドとフリードとは幼馴染み。カレンのことは姫様呼び。
○ネイサン…騎士。カレンの護衛。
○ウォルター...副官。フリード、アイザックの後輩。
○ティム(ティモシー)...従騎士。アンジェリーナの護衛兼遊び相手。かつて城塞街の居酒屋{ 黒猫亭 }で働いていた。このシリーズでは12歳くらい。
○ニコル...カレン付きの侍女
○エルメ...老エルメ卿。弓技に特化したダヴィネス軍第五部隊の隊長。
○レディ パメラ...ジェラルドの亡き叔父の妻だったが今はフリードの妻。気取らない質でカレンのよき友人。
○ソフィア...フリードとパメラの娘。アンジェリーナと同い年。
◆南部の人々
○ランドール・スタンレイ...ダヴィネス南部を治める配下。男爵。天使のような美しい容貌だが中身は悪魔とそしらる、性格に難ありのジェラルド大好き人間。カレンには嫉妬心からのやらかしを....
○ダイアン、デズリー、ダフネ、デボラ...南部を支える四姉妹。デズリーは男装の麗人騎士でランドールの妻。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 20:00:00
84454文字
会話率:39%
ロボットが実用化されてからはや10年。
神奈川県沖にある人工島「青葉島」では、ロボット産業が花開いていた。
ロボット産業の最先端を行くこの島は、繁栄を迎えると同時に、あらゆる国々の産業スパイが暗躍する無法地帯になりつつあった。
日々増
加していく、ロボット犯罪の数々に頭を悩ませた島民達は「自分達の身は自分達で守る!」事を決意し、国に対して自衛権の行使を要求。
紆余曲折を経て、国はこれを認可し「自衛特区 青葉島」が誕生した。
青葉島島民は自衛権を行使すべく自警団を設立。
「ガーディアン」と呼ばれる自警団が誕生した。
この物語は様々な敵から身を守るべく、したたかに、しつこく生きる人々の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 12:00:00
2832856文字
会話率:55%
人狼と少女と、人狼 Zwei (ツバイ)から続くアフターストリーです。
沙霧の娘の亜依音が大きく育っていくお話です。
亜依音は、十人の巫女の力を一人で受継いで誕生した。生まれてそうそうに巫女の
力を発揮した。母の沙霧は、桜子に亜依音の
悲惨とも思われる巫女の力を消してくれ、
自分では育てきれないと、母の桜子泣いて縋った。
波乱という亜依音の人生が始まったが、亜依音は、母の沙霧と二歳の時に死に別れる。
巫女の血が巡る人生が待っているかと思われた亜依音。桜子とほかの巫女が、ポル=バジン
の儀式でこの世の巫女の血を絶ってくれた。ここから亜依音は普通の女の子に戻るはず
だったが。
亜依音には風魔法という巫女の力が残った。この風魔法を遣(つか)って人生を進んでいく。
可愛い亜依音の成長に、巫女の血が騒ぐのだろうか。
母・沙霧の願いは叶うのだろうか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 08:00:00
2101088文字
会話率:72%
開校から20数年の時を経て念願の生徒会が誕生した。役員を募集しても集まらないことから生徒会長だけ抽選で選ぶことにした。女子生徒が99パーセントを占めるミレニアム高校初の生徒会長に選ばれたのは果たして……。
最終更新:2024-09-30 21:14:23
79628文字
会話率:81%
世界とフロンティアと呼ばれる世界が繋がって30年。
世界中の国々は新たなる資源を求め、フロンティアを探索し始めた。
現在は資格さえあれば、民間人でもゲートをくぐり、フロンティアに行けるようになっていた。
そして、資源を持ち帰り、売却する職
業も誕生した。
それが【冒険者】である。
【冒険者】は危険も多いが、見返りも大きい。
そんなことが当たり前になった世界でそういったことにまったく縁のない男がいた。
その男はいつものように仕事に行き、いつものように仕事を終わらせる…………ことができなかった。
「沖田君、明日から来なくていいよ」
その一言が普通の人生を目指していた男の人生を変える。
ロクに貯金もない沖田は生活をするために【冒険者】となることにした。
そして、はじめての冒険で見たことも聞いたこともないスキルを手に入れる。
それが【錬金術】である。
この瞬間から沖田ハジメの普通の人生は黄金に輝きだす。
そして、それと同時に世界の常識を壊す【黄金の魔女】が誕生した。
※TS要素があります。
※★がついている話は他者視点が含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 12:00:00
853326文字
会話率:51%
──二百年前。
魔王の出現、それにより活発化された魔族の反乱。
敵味方数千万の死屍累々の上に、人類はついに魔王を斃し、反乱は沈静化された。
が、依然生き残った魔族ははびこる。
殖え続ける魔族を駆逐するべく、またそれらを監視
するべく。
十年に一度、国選出の猛者が派遣され、魔王城までの各地を巡行する。
その道筋が──『魔逐ルート』。
そして現在、二百年来の新たなる魔王が誕生した。
無垢なる少女は──新生魔王に、その身を穢される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 16:25:24
16412文字
会話率:19%