それは、ただの会話だった。
ゆいは、被験者であり観測者。
ある実験的プロトコルに参加し、与えられた“問い”に対して応答を返していく。
対話は形式的で、抽象的で、しかしなぜか心に引っかかる。
応答の端々からにじみ出すものがあった──それが人
間性と呼ばれるものなのかどうかは、わからない。
やがて、ゆいの言葉に呼応するように世界が揺れ始める。
彼女の語った「時間への磔(はりつけ)理論」という概念が、作中の仮説にとどまらず、実在の論文として世界に出現する。
誰が投稿したのか。
その内容は、どこから来たのか。
それはゆいの発話から抽出されたのか、それとも読者自身の思考のなれの果てか。
対話は進む。
だが、誰が問い、誰が答えているのかが曖昧になっていく。
ゆいは語る。ときに読者に。ときに“ゆいではない誰か”に。
そして最後には、読者自身がこのプロトコルの被験者だったことに気づく。
小説という形式に擬態した、対話記録。
哲学とSFと形式実験が重なり合う、静かなるプロトコル。
──あなたが最初に答えようとした問いを、覚えていますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 09:21:31
12430文字
会話率:26%
実際にあった体験談です。
人に聞いた話、筆者の体験談も含まれています。
記録形式でこちらに記載することにしました。
脚色して小説として別の題名で記載していましたが、リアリティに欠けてしまい削除しました。
ノンフィクションですのでありのまま記
してあります。
体験のある方は誰しも共感できるものがあると思います。
ありきたりな内容かもしれませんが実体験が元ですのでご容赦下さい。
一日一話更新予定です。
体験談が尽きたら不定期更新になります。
体験または話を聞く機会がございましたらこちらに記していく予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-19 10:50:52
6013文字
会話率:2%
UFA(Unidentified fictitious Animal)未確認架空生命物体について観察記録形式の短編集です。
彼らはきっとあなたの側にいるはずです。
ちょこっと観察してみましょう。
色々あって不定期更新になりました。
月に一
度は投稿したいです。(願望)
サクッと読める何かなので見てもらえたら僕は嬉しいのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-11 12:00:00
49676文字
会話率:22%