僕は、氏族の末席にいる。特に語るべき話はないけれど、特に語ろうとも思わないけれど、大学生の僕は異世界に勇者として招かれた。
本当に下らない話だ、いいや、碌でもない話だと言い直すべきだろうけれど。異世界に呼ばれた勇者は、僕じゃあない。
筈だ、きっと。
然るべき人がいて、それなりにそこそこ良い感じになる話の筈だ。僕さえいなければ、話は拗れず丸く収まった。
僕は、勇者ではない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 00:48:49
341253文字
会話率:51%
私の兄は体があまり強くない。
数週間前風邪を引いたばかりなのに、また風邪を引いている。
それなのにまた活動を始めようとしている。
『お兄ちゃん……じゃなかった。瑠衣くん、マズイと思ったら帰ってね』
注意事項1
起承転結はありません。
短編
詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
麗衣ちゃんの『瑠衣くん』呼びの理由。
結構、重たい理由があるんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 16:12:01
2352文字
会話率:46%
童貞のまま三十歳を迎えると魔法使いになれる。そんな都市伝説がある。だが実情はそんなありがたいものではない。この伝説はこう言い直すべきだろう。
童貞のまま三十歳を迎えると魔法使いになってしまう、と。
そんな童貞を拗らせてしまった魔法使
い達の実情を紹介する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-25 19:14:18
7363文字
会話率:56%
俺の名前はリョウ・イスルギ……日本的に言い直すと石動涼。
どこにでもいる23歳の社会人(派遣社員)だった筈なんだが、俺は神隠しに会ってしまったようだ。
なんというかついに俺もか、と言う感覚があった。
何故かと言えば俺の住んでいた街では
俺の弟、石動進を筆頭として何人も突然行方不明になってしまうという事件が頻発しているからだ。
他にも自動車事故が頻発したり、連続猟奇殺人事件が起きたりとかなり街そのものがヤバイ感じだった。
俺はこの世界から元の世界に帰還するのか、それともこの世界で骨を埋めてしまうのか。
それは今の所俺には見当もつかない。
※この小説は異世界転移でチートな道具を持った元派遣社員な主人公が転移先の世界のヒロインに捕まって右往左往する物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-25 20:08:48
85859文字
会話率:27%
俺は角峰啓太。幽霊が視える以外は普通の男子だ。
「普通の男子って(*≧m≦*)ププッ、、あたしから言い直すなら、普通のいじめられっこ男子にしか見えないけど。」
あっ、さなえさん!勝手に、あらすじに出て来ないでよ!?
最終更新:2010-05-04 10:34:33
479文字
会話率:23%