藤華は進級に失敗して「進学クラス」に入れずに「普通クラス」。
失意の藤華だったが、そんな失意も卒業したはずの「憲史先輩」が教室に何故かいるのに驚く事に…憲史は留年したのだった。
予備校帰りにカツアゲされそうになる藤華だったが竜児に助けられ
る。
憲史と小テストで勝負する事になる藤華…結果同点で憲史の奴隷(言いなり)になってしまう。
そんな藤華をつかまえようと憲史は駅で待ち構えていると、コンビニの常連さんが拉致されるのが目に入った。
「常連さん」を助け出す憲史、しかし、常連さんは憲史の車にカバンを忘れて帰ってしまう。
憲史はそのカバンの中を見て「奥辰夫」…「奥」の姓に気付いた。
テスト対決で負けたにもかかわらず藤華は拒否を続けていたけれど…予備校の帰りに自転車を押さえられて、強制的にコンビニのアルバイトをする事に!
ある日、憲史が父のカバンを持っているのに、父を親父狩りした本人と勘違いしてフルボッコにしてしまう。
でも、翌日ケロっとしている憲史を不思議に思っていると、佐々木から憲史が「不良に負けない」「叩かれても大丈夫」な事を教えられる。
ついに竜児が日春高校に現れる。
竜児は憲史がレジェンドだと確信し、直接憲史に聞けば「そうだけど、よく知ってるね」ばれてしまう事に。
憲史は竜児の妹・桃花を食事にさそい、アルバイトに取り込んでしまう。
藤華は桃花と一緒にコンビニでアルバイトする事で守る事にしていたが、ゴミ出しに店を出たところを拉致されてしまう。
竜児は桃花を助けるために敵のアジトに突撃。
竜児を憲史は自慢の「打た筋」で止めてしまう。
その事が「竜児が負けた」と噂になってしまった。
藤華の父・辰夫がコンビニに現れ、藤華と憲史の様子を見て勘違い、レジを投げて憲史を倒してしまう。
伝説の暴走族レジェンドの憲史を倒したのは、藤華の父・辰夫という事になってしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-13 02:00:00
67215文字
会話率:64%
私(主人公)は仕事帰りの深夜の帰り道で親父狩りに遭っている老人、三井を助ける。三井は靴磨きを生業としてるホームレスで、助けてもらった礼に私の靴を磨くようになる。
一年後、私は大学時代に諦めかけた夢、演劇の脚本に再挑戦するために会社を辞める
。その際、私は脚本の参考にしたいという理由で三井に以下を問う。それは「靴磨きをする上で最も大事なことは何か」ということだった。
三井は自分とそれから三井の技の先達である師匠との思い出話から、私の問いに答えを示す。
(落ち着いた少し暗めの文体で語っていきます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-04 16:54:25
44626文字
会話率:31%
二人の若者による親父狩りに遭遇する中年男性の物語。しかし狩ったのは中年男性の方であろうことか彼は二人の若者を殺害してしまったのだった。
それからというもの男の身の回りで不幸が続く。
男はその不幸が計られたものだと知り再び絶望するのだった。
最終更新:2012-08-17 13:08:09
12747文字
会話率:25%
一章 血の疼き
―眼の焦点が合っていない。
行き成り、眼の前の男が威勢の良い声を上げて私を呼び止めた。大学生風の服装から察するに、繁華街に付き物の親父狩りかとも思ったが、その割りには眼の中に見える光りは濁っている。酒に飲まれた只の酔っ払
いとも思えるが、喋り方と雰囲気から、過去に何人も見て来た輩に近い物を感じさせる。
「おい、おっさん」
私は声を掛けられたのを無視して歩き去ろうとするが、男は執拗に食い下がって来る。
「さっきから絡んで来るが、酔っ払いを相手にして要る程暇じゃない」
繁華街の光りが眼に眩しい。私は、眼前の男に言葉を叩き付けて歩こうとするが、その私の態度が気に障ったのか、身長が高いのを誇示する様に上から私を見下ろし乍、乱暴に胸倉を掴んで来る。私は男を見上げ乍、自分の身長が180cmだと云う事を思い出した。身長は決して低くは無い筈だ。
「声を掛けているのが聞こえないのか?」
「何度も同じ事を云わせるな。悪いが、絡むのなら他を探してくれ」
「話をする時は、ちゃんと眼を見て話せよ」
「見ているさ。それとも、濁った眼では分からんのか?」
「おっさんの癖に、生意気なんだよ!」
「悪いが、坊やにおっさん呼ばわりされる覚えは無いな」
掴んだ胸倉の手首を掴み締め上げると、男は軽い呻き声を上げて手を放す。繁華街での喧嘩は見慣れているのか、誰一人として立ち止まる者は無く、私達を避けて通り過ぎて行く。
「て、てめえ」
「絡むのを止めれば、手を放してやるよ」
軽い挑発。この手の輩は、中途半端な対応をする方が面倒臭い。
「調子乗ってんじゃねえよ!」
男が叫び声を上げると同時に、空いている手で殴り掛かって来るが、喧嘩慣れしていないのか、大袈裟で無駄な動きが多い。私は軽く顔を背けてパンチを交わし、脛をつま先で思い切り蹴り付ける。
「ぐぁ!」
男が短い悲鳴を上げてその場に座り込み、見下ろしていた立場が逆に成る。
「用事は、もう済んだか?」
「この、糞親父が!」
「余り大声を上げない方が良い。警察が来て困るのはお前さんだ」
「その前に、手前をぶっ飛ばしてやる!」
男は足を抱えた侭で睨み付けて来る。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2012-02-05 15:58:54
2948文字
会話率:53%
思いついたので投稿しました。
最終更新:2011-06-29 22:20:46
462文字
会話率:0%
ある時は万年平社員、そしてまたある時は一家の隅柱、果たしてその正体はなんと、中年戦士チュッパマン!覆面に白タイツできめた変態のような英雄、もしくは英雄のような変態が、痴漢や親父狩りを退治する話です。
最終更新:2007-09-11 13:39:11
36584文字
会話率:52%