時々、上下逆さまに空を眺めます。いつも見てる景色が全く違って見えて面白い。
最終更新:2023-10-22 18:21:23
902文字
会話率:0%
この小説は、「雨音」という登場人物を中心テーマとして、様々な視点の転換によって物語を構成する試みによる作品であり、主人公や話の繋がりに一貫性は持たせていません。
以下はあくまで第一章「夕立」のみに関してのあらすじですが、参考までにご覧く
ださい。
青年は、ある日一人の少女「雨音」と出会う。彼女は様々な方法によってネット上にその名を広めており、現実離れした風貌と、時に過激さの垣間見える独特な言動によって注目を集め、すでに多くの支持を得ている。そして彼女は、自分が現代を覆う情報の渦の中から生まれた特別な存在であり、世界を変える力を持つと主張する。
無数の雨粒の響きが重なり合い雨音が奏でられるように、彼女は情報と人々の支持を糧に成長し、メディアを介してその力を増大させて行く。そんな雨音の姿に疑念と危うさを感じつつも、青年もまた彼女の魅力に引き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-26 21:01:01
6636文字
会話率:14%