ほんの些細なミスでこの世を去ることになった青年は自身の死を間近で見てしまい、それが原因で無気力に、ただ死を求める様になってしまった後輩の少女を見守る事にした
少女はただ、自分を許せなかった
自身のせいで、先輩を、想い人を死なせてしまった事
に
これは先輩に許されたい、会いたいと想うが為に死に急ぐ後輩とそれをなんとか阻止しようとする先輩、決して交わる事の無かった生者と死者の話である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 17:28:00
4702文字
会話率:36%
「ダナ・カリナ・エスピネル男爵令嬢。貴様との婚約は破棄する。明日付で国外追放だ」
国家転覆を企んだとして、冤罪で処刑された男爵令嬢である私が目覚めるとそこはおよそ三年前の王立学校の教室だった。
突如入学してきた黒髪の美少女に心を奪われた皇
太子が、婚約者である私に婚約破棄を言い渡し国外追放を命じる茶番劇が演じられる、まさにその瞬間だ。
黒髪の美少女――アリシアにあることないこと吹き込まれた皇太子は、すっかりその言葉を信じて私を悪女と詰り、言葉も通じない辺境へと去れと告げる。
私の聖女としての素質を利用するだけ利用して、ポイ捨てするとはいい度胸だ。
その隣でほくそ笑むアリシアの色仕掛けによるものだということは明白だったが、皇太子の剣幕を恐れ私たちを取り巻く貴族の子息たちも状況を見守る事しかできない。
しかし国外追放を甘んじて受け入れた後に私を襲う運命を知っているからこそ、こんな茶番を受け入れるわけにはいかない。
私は高らかに叫んだ。
「婚約解消上等だ! あんた達、無事に新年を迎えられると思うなよ?」
大魔族だった曾祖母様から受け継いだ霊力を駆使して、この国を、いやこの世界を手に入れてやることを決意した。
そんな私が皇都を出る前に、皇太子の従兄弟である公爵家の嫡男、リカルドが現れる。
――ずっと慕っていた。皇太子との結婚が白紙になるのであれば自分と結婚してくれないか、ですって。
冗談じゃない。
私は悪の帝王になると決意したんだから、あなたとの結婚はお呼びじゃないわ。
あ、でも従者になるなら連れて行ってあげないこともないわよ。
……これは、私がラスボスとしてこの大陸に君臨し、本当のしあわせを掴むまでの物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 16:10:55
21579文字
会話率:37%
創作恋愛詩です。愛について。
最終更新:2024-01-28 16:00:24
218文字
会話率:0%
魔王討伐の勇者がストーミィ王国によって召喚された。
勇者は聖なる力を宿した聖女と、王国によって雇われたソロのB級冒険者の3人パーティでの魔王討伐の旅に出る事になった。
まだ若く戦闘経験皆無の勇者と聖女のお守りを1人任された冒険者の名は、
シュウ。彼には誰にも知られてはならない大きな秘密があった。それは彼が、魔人であるという事。
知られてはならない己の種族を隠しながら、若く剣を握ったことすらない勇者と聖術以外は教会内しか知らない世間知らずの箱入り聖女を支えながらの旅が始まるーー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 20:00:00
57967文字
会話率:35%
池上荒太は中学2年生になったばかりだ。
幼馴染の植田俊と田口恵とは小学校以来仲良くしている。
いつも3人でいる事が多かった。
そんな仲もある日、俊が言った言葉によって変わっていく。
ずっと抱いていた恋心が突然否定されたような気がした。
植田俊は女子にも人気で、そんな彼がまさか田口恵を好きだなんて
一緒にいたのに全く気づかなかった。
荒太の心は動揺でいっぱいだった。
いつまでも続くと思っていた友情は簡単に崩れ去っていく。
それでも応援すると言った手前、ただ見守る事しかできなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 04:00:00
56700文字
会話率:41%
深夜残業の帰り道、信号待ちの車内で居眠りをしてしまった楠木亮が起こされたのは、異世界の道端でした。
この世界にアキラを召喚したルージュ侯爵のレナートが与えた使命は、行方不明になった亡国の2人の王子を探す事。
人探しのために冒険者とな
ったアキラは、依頼を粛々とこなします。
植物採取、釜の火加減見守り、ネズミ駆除、犬探し。
偶然発見した泉では、これからのパートナーとなるニンフのナディアと出会います。
そして派遣された軍施設の不正摘発では一翼を担い、その後の大規模な妖魔襲撃では逸早く状況報告を行い、後にアキラの代名詞となる「コボルト泣かせ」はこの時の戦闘で繰り広げられます。
しかし未だに戦い方を知らないアキラは、赤の騎士団が主宰する戦闘訓練に誘われ、王都へと旅立ちます。
旅の途中、軍施設の摘発の時にアキラとナディアに興味を持ったらしいエレオノーラ王妃との出会い。
しかし、王妃とは初めての出会いではなく、再会でした。王妃が涙を流す中で、アキラに与えられた真の使命が明かされます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 00:56:19
603544文字
会話率:47%
死んでしまった母親は、我が子を見守る事しかできない。(※重複投稿作品)2023.5.28簡易チェック
最終更新:2022-09-22 09:00:00
521文字
会話率:0%
見守る事しかできない事が歯がゆいけれど、あなたの強さを信じて送り出そう。(※重複投稿しています)
最終更新:2021-04-29 22:00:00
256文字
会話率:17%
一途に妻である明美を大切にする蕉風のもとに、政治戦略の為嫁ぐ事になった桜鈴。聡明な彼女はすぐに自分の立ち位置を理解し、夫婦を見守る事にする。暫くしたら、実家に戻してくれるよう頼み侍女の様に割り切って振る舞っていた。その微妙なバランスが崩れた
時。傷ついた二人が立ち直るまでの数ヶ月のお話です。
5から6話ぐらいのお話のつもりで書いてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 08:21:55
10880文字
会話率:45%
主人公(ボク)は王子様(シンユウ)を護るために偽装令嬢(ボディガード)になる選択を選んだ。
主人公、メリル・ウォルブラッドは新生の叙勲騎士家のたった一人っ子の長男。騎士として王族護衛、王族の敵対者の始末が主なお仕事の未来を期待された
若者だった。
そんな彼の初めての仕事は王子の護衛。年も近い王子と自然と仲良くなり親友までなり幼少期を共に駆けていた。
しかし、そんな二人は学園入学年齢になると状況は変わる。王子は王に一番近いため、主人公(ボク)も敵を屠って来た結果、多くの敵を持っていた。多くの暗殺失敗で敵は手段を次第に選ばなくなる。
そして、一番近い護衛として活躍していた主人公(ボク)は偽装工作で肉体を変える。失踪した親友の妹として学園に潜入し遠くから見守る事になった。しかし状況はおかしな方向へ向かう。
王子様(シンユウ)が主人公(ボク)を気に入ってしまい。ちょっかいをかけ、親友の妹として大事にする。
しかし、それはゆっくりゆっくり僕(ワタシ)を追い詰めていく。
知らず知らずに親友と仲良くする王子様(シンユウ)とそれを邪険し、親友(ボク)と気付かれないようにしながらも親友に甘い主人公(ワタシ)の物語。
※この作品は他の投稿サイトにも掲載します。
※この作品はTS(女体化)物です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-02 19:20:50
51764文字
会話率:67%
産まれたばかりの私。
命の危機を救ってくれた小さな彼。
私は義理深い亀。
貴方を見守る事にした。
そんな私の昔の話。
最終更新:2021-02-10 20:14:32
2746文字
会話率:0%
『異世界転生』『悪役令嬢』『ハーレム! ハーレム!』
人々の要求が余りにも自分好みではないのに逆切れを起こした天界の創世神は、人々の願いを全面的に叶えることを決断した。
地球滅亡! 人類滅亡! そして全人類を異世界へ!
そんな中、冴子は地
球で生きてた時の願い通りに『悪役令嬢』として転生を果たした。
世紀末の荒廃した世界で、水や食料を略奪するモヒカン一族、猛虎一家のご令嬢として。
冴子に、天界から創世神のザマァという内心が透けて見えた声が届く。
「望み通りに悪役の令嬢にしてやったぞ。存分に楽しむがよい」
言葉通り楽しもうとした冴子を最強のヒロイン達が阻む。
恋の料理勝負に負けたヒロイン、七木津 唯は圧倒的な暴力を持ってテーブルをひっくり返し、抑えようとした猛虎一家は壊滅の危機に陥る。
お屋敷が炎上し、高笑いを上げながら最愛の恋人マサシを担いで拉致するヒロインを、動けない冴子は見守る事しかできなかった。
そして冴子は誓う。
「私はこの世界を征服するわ。そしてヒロインの圧倒的な暴力ですら捻じ曲げられない法律を作り、警察を作り、軍隊を作る。
そしてマサシを取り戻して見せる」
タイトルを「そんなに異世界が好きか? よろしいならば全員チート転生だ」から変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-17 15:46:04
374212文字
会話率:40%
転生するはずだった体に生まれかけていた生命に心を奪われ、転生ではなく、寄り添い見守る事を選んだ“私”。
弱い生命力ながら、心優しい娘に育った“あの子”。
“私”がベースで生命力を補う限り、“あの子”が消える事は無い。……余程の事がなけ
れば……そう、思っていた……。
婚約者の逢引を目撃し、倒れてしまった“あの子”
転生する筈の器に宿っていた今にも消えそうな魂を見守り続けた“私”は、裏切り者を許さない。
※ドロドロ復讐劇ではありません。サラッと微ざまぁ程度です。
残酷な描写ありは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-08 10:21:33
9063文字
会話率:52%
彼には、一つの趣味があった。
名家にして、未だに日本に対し絶大な影響力を持つ<神崎 惣次郎>の孫娘、<神崎 麗奈>の成長を執事として、又<神崎 惣次郎>の友として陰ながら見守る事である。
そんな彼、齢87
にして今だ衰えぬ鋼の肉体を持ち、誠心誠意<お嬢様>に尽くして生涯を終えようと決めたが問題が一つあった。
あまりにも完璧に、ガードしすぎた結果、、、。
<神崎 麗奈>は、42歳の箱入り娘になってしまった。彼は後悔に震えた、あまりにも気付くのが遅すぎたのだ。
そんなある日、彼に転機(転生?)が訪れる。
死んだ記憶もさながら、召喚された記憶もない。(自己判断)
いつの間にか目の前に居る、タメぐらいのじいさんと話している内に、知らない土地に居たのだ。(自己判断)
そこで彼は、出来る事を考えた、、、、。(自己完結)
これは、一人の老害の物語。勇者も魔王も王族、貴族、ましてや魔獣なんて関係ない、人生を逞しく生きる為、頑張る。(結局)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-31 14:00:00
91400文字
会話率:37%
熱と歓声が飛び交う祭りの夜に、少女は己の中で『何か』を変えようと闘っていた。
僕は、そんな彼女を見守る事しかできないが、いつだって祈っている。
彼女が、幸せな人生を歩めることを。
※ご当地になろうコン参加作。福島県代表の作品です。東北の玄
関口・白河市を舞台にしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-13 21:11:03
5915文字
会話率:33%
西暦二〇二五年。東京オリンピックが過ぎ、日本では大阪万博が行われたその年に、それは突如太平洋々上に現れた。鋼の躰を持ち、腕には砲門を構え、戦艦並みの威力で陸地を滅ぼし、人々に災いをもたらした謎の生命体。世界中から集めた戦艦艦隊で決死覚悟で
追い払ったものの、その損失は大きかった。その後当時、最新鋭の技術を生み出し、国聯軍の中枢を担っていた希臘《ギリシア》軍の少佐ハリラオスは著書『死神遭遇記』でこう語っている。
―奴等突然現れた。それは二〇二五年の夏の事だ。奴らは世界平和を取り戻したこの地球に再び災いをもたらした。目の前に現れた、小山の様な鋼の巨人。鋼の躰を持ち、神通自在に駆け巡り、只管《ひたすら》艦砲射撃や機銃掃射を浴びせても、奴等はビクともしない。僕は反撃に倒れ行く戦友たちを只指を銜えて見守る事しか出来なかった。奴等は現代の地球に現れた「死神《タナトス》」なのである。
彼らは之を『タナトス』と名付けた。希臘神話で死神を意味するタナトス。その唾棄すべし悪魔の所業はまさしく死神であった。
国聯は当時の希臘で最新鋭と謳われた兵器製造計画『メティス計画』を採用し、世界初の二足歩行巨大兵器を製造した。つまりは人型の戦闘兵器である。かつて人々を沸かせたロボット漫画のような兵器が初めてこの地球上に完成したのだ。
この作品はカクヨム様及びアルファポリス様などでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-16 21:43:18
4623文字
会話率:33%
ある一定の期間をきっかけにして、二人の女子高生が集団の中で上手く過ごせなくなってしまいました。
一人は自らの時を止め、一人は周囲の微かな音にすら過剰反応する様になってしまいます。
そして……二人の症状は精神的なストレスが原因と知った少女は夢
の中や現実で迷いの森に導こうとしますが、二人は蝶に興味を持つ事も動き出す様子どころか全てを拒絶してしまい、手を差し伸べられませんでした。
少女は悩みに悩んだ末に、二人を夢の中で会わせて現実でどんな影響が出るか見守る事にしました。
これは、少女が迷いの森の外で導いた二人の人間の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-19 03:52:31
2623文字
会話率:10%
【夏のホラー2017参加作品です。】
不吉な噂のせいで廃園に追い込まれた「裏野ドリームランド」。守衛として勤めていた『サジ』は、静かに死に絶えていく裏野ドリームランドをただ見守る事しかできなかった。
廃園となってから間もなく、サジは交
通事故で死亡してしまう。その魂は裏野ドリームランドに憑いた地縛霊となってしまった。彼は裏野ドリームランドが廃園となるのを見ているしかできなかった事に、強い未練を感じていたのだった。
かつての夢の国は、酷い有様だった。心霊スポットとして暇を持て余した若者たちの慰みものとされ、あちこちにラクガキやゴミが散乱していた。
心無い噂に殺された裏野ドリームランドが、再び心の無い者たちの手によって穢されている。その事を良しとしないサジは、仲間(幽霊)たちと共にこの地を守る事を決意する。
夜な夜な訪れる招かれざる来園者を驚かし、撃退する日々を送るサジたち。
そんなある日の夜、今までとは一風変わった来園者が訪れる。成人男性と8才くらいの女の子の組み合わせ。
「親子か? なぜ廃園された遊園地に?」と訝しむサジたち。
二人の正体は? 来園の目的は――?
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금지합니다折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-03 05:51:48
25283文字
会話率:33%
主人公、桜井ハルナは元人間の死神だ。
そんな彼女のお仕事は、死にそうな人の元を訪れてはその魂を切り離し、あの世へ送ることである。
死神としては正しい仕事をこなしながらも、死に行く人を見守る事しか出来ない自分を歯痒く思うが、実体を持た
ない故に手を差し伸べる事すら叶わない。
そんなある日、仕事を終えた彼女がぶらぶらと町を歩いていると、1人の人間とぶつかってしまった。
ぶつかった事に混乱しながらも助け起こす彼女と、まるで見えてるかのように振舞うぶつかられた人。
そして改めて辺りを見回すと、そこは全く見たこともない土地だった。
色々と使い古された異世界トリップ物です。最強要素もちょっとあり。
基本的に重たい話はなく、オーバースペック気味の主人公がまったりのほほんと進みます。
チートはあれど積極的には使わない、そんなほのぼのとした物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-02 00:00:00
457138文字
会話率:44%
我々が住んでいる世界とは別に天使達が住む天上界、魔族が住む魔界が存在している。かつて数億年前にある事情から天使と魔族の間に戦争が勃発、この戦いの末天使が勝利し彼らは魔界の半分を領土にした。そして数千年後、この物語の舞台である地球が誕生しそ
してそのまた数千億年後に人間が誕生した。地球と人間に興味を持った天使達は彼らを観察し見守る事とした、だが私欲の為戦争、環境破壊に殺戮や乱獲を繰り返す人間の愚かな姿を目にし彼らを価値が無い者だと判断、同族に転生し(天使は生殖機能を持たない)人間のふりをしつつ彼らを滅ぼす機会を待っていた…。しかしそんな天使の中にも裏切り者がいた、名も無き彼女は自分の存在を認めない同族を裏切り反旗を翻し自らを「エクシア」と名乗り天使に宣戦布告したのであった…。それからさらに数百年後…日本の何処かにある寂れた下町を舞台にとある少年とエクシアが転生した少女が出会う事からこの物語は始まる…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-24 23:09:04
4610文字
会話率:77%
可哀想な厨二家系に生まれた少年『零月 蒼空』は昔から色々なものが見えていた。
当然厨二共は喜び、叫び、踊り狂った。
しかし、そのせいか少年は理不尽に死に友人でもある『オオガミサマ』に神様として彼方の世界に誘拐されてしまう。
そして、少年は物
凄くファンタジーな世界を創り世界の行く末を見守る事、そして適度に干渉する事になり・・・
※この作品は深夜で書いておりますので、深夜テンション、下らないギャク、寝落ちによる誤字が含まれるで不快に感じる方はブラウザバックした後経歴を削除することを推奨します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-15 18:15:55
3348文字
会話率:49%