中年女性の朝宮ゆきは父母を最後まで看取り、ひと段落したと思った途端に自分自身の体調を崩してしまう。
重い体で会社へと向かう途中、突然足元に暗い穴が開き不気味な集団に引きずり込まれる。
落ち行く暗い穴の中で救ってくれたのは、異世界、時空の狭間
、地球の三柱の神だった。
本来であればあとニ巡で眷属神となる筈だったが、時空の狭間で命を落としたため地球の輪廻には戻れず、時間の概念のない時空の狭間では輪廻転生は叶わないと告げられる。
だが、半神半人として自分が創造した時空に降臨し、世界を巡り、出来る範囲の役割を果たして欲しいと異世界の神に頼まれた。
うん、やるしかないか。女は度胸!
時空の狭間の神からは健康な体、異世界の神からは強さ、地球の神からは良き縁を結ぶ力をいただいて、異世界の神が創造したフェリアに降臨するのだった。
………って、え?!幼児からなの?
最強の仲間達と出会いつつ、幼児は楽しく世界を巡る。
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物凄い邪悪な敵は現れません(たぶん)。主人公の恋愛要素はありません。
深刻で重い内容はありませんが、時々残酷…かもしれません。
ほのぼのと旅行する幼児を見守っていただければ幸いです。
書き溜めた分があるので最初はペースが速いかもしれませんが、基本的に不定期更新となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 20:24:14
1055753文字
会話率:41%
東京の片隅、どこにでもある平凡な街・朝来坂(あさぎざか)。
だが近ごろ、この街には説明のつかない“非現実”が侵食し始めていた。
空に一瞬だけ現れる浮遊大陸。
夜ごと聞こえる、誰かの「封印を解け…」という囁き。
SNSでは“選ばれし者”を名
乗る自称勇者がバズり、
謎の組織がビルの影から世界の命運を見守っていた。
人々は不安にざわつき、政府も水面下で動き出す。
世界が静かに変わり始めていた――そんな中。
「朝飯食いそびれた……学校、行く意味あるか?」
その日も遅刻ギリギリでパンをくわえながら角を曲がったのは、
高校生・真野カケル。
遅刻しても怒られず、喫茶店で異世界の魔導書を読んでいても誰もツッコまず、
使い魔を肩に乗せて歩いていても「また変なの飼ってるね」と言われる程度。
周囲の人々が魔法の存在に怯え、次々と事件に巻き込まれていく中、
彼だけは毎日フラペチーノ片手に「うーん、暑いね~」と呑気に歩いていた。
なぜかトラブルがカケルの周囲でだけギャグ方向に歪んでいき、
爆発すら背景演出のように流れていく。
魔王の幹部が現れても、いつの間にかカケルのバイト先で皿洗いをしていた。
「世界の運命とか、俺、バイトで忙しいから無理なんだよね」
――それでも、確実に世界は崩れていく。
そして、彼自身がその“鍵”であることに、誰よりも彼自身が気づいていない。
日常の皮をかぶったファンタジー。
そして、ファンタジーをギャグで受け流す少年。
これは、世界の温度が下がる中、ひとりだけ常に「ぬるま湯」で生きる少年の、
ズレた日常逆転劇である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 17:27:18
6486文字
会話率:29%
はじめまして! この度、とあるご縁がありまして、この場所で筆を執らせていただくことになりました、新米作家のユウイチロウと申します。
普段は辺境の片隅で、もふもふした可愛い相棒たちと畑を耕したり、色々なものを作ったり、美味しいご飯を食べること
に全力を注いでいます。と、言うと聞こえはいいんですが、実は元はしがないサラリーマンのおっさんでして、気づけばこの世界に転生していた、なんていう、まるで漫画みたいな体験をしています。
そんな僕が、この世界の素晴らしい日常や、時に起こるちょっとした騒動、そして何よりも愛すべき魔物たちとの触れ合いを、皆さんに楽しんでいただけたらと思い、筆を執ってみました。ラガーマン上がりのゴツい体ですが、心は意外と繊細(なつもり)です。料理もクラフトも好きなので、きっと皆さんの「お腹」と「ものづくり心」を刺激できるかと!
正直、文章を書くのは初めてなので、お見苦しい点も多々あるかと思いますが、温かい目で見守っていただけると幸いです。この世界の魅力と、もふもふな魔物たちの可愛さを、精一杯お届けできるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 12:00:00
252725文字
会話率:32%
さぁて、御立合い。ベベン!
とあるところにいた悪の組織ギャクゾークと戦う断罪戦隊ジャジメント。
正義の名の下に悪を断罪するヒーロー
悪の名の下に正義を駆逐するヴィラン
それぞれが己が信念のもとに
正義と悪が戦う中、突如光に包まれる。
それは、異世界召喚を繰り返し過ぎたためにおこった事故。
召喚術の暴走により悪の組織ギャクゾークは、本部ごと異世界に送られた。
彼らは不本意ながら来た異世界で彼らは信念に基づき、
悪事の限りを尽くし、侵略に乗り出すのだった。
ナンテネ、
悪の組織ギャクゾークは、良い人たちの集まりなのに悪を気取りの組織。
その中で総帥を務める顔は極悪人に見えるとても良い人であるゴクアークと
その元で不器用で良い人であるワルモーンが組織ごと異世界に転移し
そこで自身は悪だと豪語しながら
周囲を巻き込み平和に変えていくトンチンカンな悪の組織コメディー。
さあ、舞台の幕が上がります。
もう内容は、作者の身勝手極まりないストレスのはけ口です。
もう内容も無茶苦茶です。
そういうものだと思って暖かく見守っていただけるとこれ幸いです。
では、お楽しみください。ベベン、ベン、ベン!(三味線の音だと思いねえ)
〇これは悪を気取ったいい人たちが、悪いことしているつもりで周囲に感謝されるコメディーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 10:56:33
239584文字
会話率:22%
「皆様初めまして、わたくし、悪役令嬢ですの。 ──とはいえ、すでにネット小説界では、乙女ゲーとか転生者とかボッチとか海兵隊とかの悪役令嬢がてんこ盛りで、ゲシュタルト崩壊しそうですわね♡」
「……お嬢様が、大変失礼いたしました。
私はお
嬢様付きメイドの、メイ=アカシャ=ドーマン、略して『メイ・ドー』でございます。
このたびは何とあのネット小説界随一の天邪鬼作家881374が、よせばいいのに満を持して、王道中の王道の『悪役令嬢』ものに手を出してしまい、
「俺様がやるからには、『悪役令嬢』作品に革命を起こして、『悪役令嬢』を独立したジャンルに昇格させるのはもちろん、『小説家になろう』というサイト名自体を『悪役令嬢になろう』に変えてみせるぜ!」
──などと、頭のおかしな決意表明をしておりますが、読者の皆様におかれましては、何とぞ生温かい目で見守っていただきたく存じます。
それはともかくとして、ネット小説界に新風と衝撃と失笑をもたらす(予定の)本作、短編連作シリーズ『わたくし、悪役令嬢ですの!』は、これまでの『悪役令嬢』作品の枠を超えて、王宮ロマンス、学園ラブコメ、ファンタジー、異世界転移、異世界転生、SF、ミステリィ、冒険、異能バトル、ヤンデレ、ツンデレ、GL、BL、追放、ざまぁ等々と、ジャンルを問わず文字通り『何でもアリ』をモットーとして参ります所存でありますので、どなた様も御一読のほど、どうぞよろしくお願いいたします」
※この作品は『カクヨム』様においても同時に公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 07:01:00
8149581文字
会話率:86%
どうも〜。
みんな本の神ウリフィドお兄さんだよぉ~。
みんなは、お兄さんって呼んでねぇ~。
え?そんなことはどうでもいい?
ま、まぁ、そんなこと言わずに…。
あ、ちょ、その武器はなにかな?やめて?お兄さん本は書けても戦いは
…。
ーーーあ、はい。ちゃんとやります…。
さて、今回の物語は、なんと下界と天界の実話を元につくりあげた力作さんだ!どこら辺が力作だって?それはね~、な、なんと!僕もと(ゴツンッ!)
えー、こほん。
では改めて、これは、とある事件により常識以外の記憶をなくした一人の少女が持ち前の才能と運で何とか生きていくという、結構無茶苦茶な物語だ。
え?前振りの割にあらすじが短いって?
仕方ない、なら特別に、この本のポイントを教えてあげよう。
実はこの本、少し細工がされていてね?内容をよーく聞けば、序盤から多くの秘密が分かるようになっている。そこら辺もよーく聞きながら、楽しんで欲しいと思う。
それでは始めよう。
これは、天界を揺るがした、とある少女の英雄譚だ。
⚠︎注意
1.この物語にはだいぶ無理のある世界感や、百合要素が多く存在します。このようなものが苦手という方は、ご遠慮下さい。
2.本作品はAI挿絵(AIイラスト)を用いておりますが、あくまでイメージのイラストであり、物語の登場人物とは大きく異なる場合がございます。AI作品が苦手な方や、そのような齟齬が許容できない方はご遠慮下さい。
3.この物語は、全てフィクションです。現実には全く関係のないものですので、ご承知おきください。
執筆初心ではありますが、初心者なりに精一杯物語を描いて参ります。誤字や内容の齟齬など、多くの問題が予想されますが、どうか温かい目で見守っていただけますよう、お願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 01:06:34
258919文字
会話率:45%
生化学が歪に発達した世界。
ある森の奥深くに、一人きりで生きる女性、「わたし」がいる。静かに暮らすわたしは、「生体術」によって植物を操り、自給自足の生活を送っていた。森では「神の鳥」の鳴き声が響き、孤独な日々をささやかに慰める。わたしは、
誰も取りに来ることのない手紙を、ポストに入れ続けていた。
かつて、森のふもとには村があり、人々が住んでいた。「わたし」ことルタ、男友達のユツキ、女友達のヒイナは、幼い頃いつも一緒だった。森の奥には、「神の鳥」と呼ばれる絶滅寸前の鳥がいた。その鳥は伝承によれば、村の守り神であり、罪を罰する存在。幼い三人は、その鳥の巣を大切に見守っていた。
成長した「わたし」は村を出て都市の学校で学び、失われゆく動植物を救うため『生体術』の研究者となる。それは、かつてバイオテクノロジーと呼ばれた技術に近い何か。ユツキもまた学校で術を学びたかったが、願いは叶わなかった。
数年後、鳥の声に導かれた「わたし」は、故郷へと帰り、ユツキとヒイナに再会する。しかし、仲睦まじい二人の姿を見て、ようやく気づく。ずっとユツキを想っていた、本当の気持ちに。
その頃村には、自然からエネルギーを搾取する『工場』の開発の波が迫っていた――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 00:00:00
11441文字
会話率:16%
漢王朝、四百年の春秋、すでにその命脈は風前の灯火にあった。
中平元年、黄巾の乱が天下を焼き払う。都は混乱し、朝廷の威は地に堕ち、義のなき剣が諸州を割き、名ばかりの勅命は空に舞った。
だが、そのような乱世の只中にあって、あくまでも「正しき剣」
を掲げ、朽ちゆく漢室の玉座を、火中より拾い上げんとした者がいた。
その名は、孫堅――字は文台。
呉郡の勇将にして、猛将であると同時に、漢への忠義を胸に秘めた男。若くして戦功を重ね、その生き様はやがて「中原の虎」として語り継がれることになる。
そしてもう一人。
潁川戦線にて、孫堅の志に初めて触れ、その道を共に歩むこととなる宿将、朱儁(字:公偉)。
会稽に生まれ、学を修め、政と軍の両道を体得しながら、あくまで己の信ずる義と礼をもって世に立つ男である。
漢室の復興は、すでに夢物語と嘲笑されていた。それでも彼らは、剣を取り、血を流し、志をつなぎ、やがて漢の名のもとに、「正しき国」を築き上げてゆく。
本作は、孫堅と朱儁の出会いを起点に、群雄が乱れ立つ三国の大地を舞台として、「忠義」と「志」とが交錯し、やがて王の道が築かれてゆくまでの歳月を描いてゆく予定の物語です。
初投稿で至らない点もあるかと思いますが、温かく見守っていただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 22:12:16
23234文字
会話率:32%
スーパーの帰り道、突然異世界へ転移させられた、椎名 沙良(しいな さら)48歳。
残された封筒には【詫び状】と書かれていて、自分がカルドサリ王国のハンフリー公爵家、リーシャ・ハンフリー、第一令嬢12歳となっている事を知る。
いきなり異
世界で他人として生きる事になったが、現状が非常によろしくない。
リーシャの母親は既に亡くなっており、後妻に虐待され納屋で監禁生活を送っていたからだ。
どうにか家庭環境を改善しようと、与えられた4つの能力(ホーム・アイテムBOX・マッピング・召喚)を使用して、早々に公爵家を出て冒険者として生きる事にする。
虐待されていたせいで貧弱な体と体力しかないが、冒険者となり自由を手にし頑張っていく。
F級冒険者となった初日の稼ぎは、肉(角ウサギ)の配達料・鉄貨2枚(200円)。
それでもE級に上がる為に200回頑張る。
同じ年頃の子供達に、からかわれたりしながらも着実に依頼をこなす日々。
チートな能力(ホームで自宅に帰れる)を隠しながら、町で路上生活をしている子供達を助けて行く事に。
冒険者で稼いだお金で家を購入し、住む所を与え子供達を笑顔にしていく。
そんな彼女の行いを見守っていた冒険者や町人達は……。
やがて支援は町中から届くようになった。
F級冒険者からC級冒険者へと、地球から勝手に召喚した兄の椎名 賢也(しいな けんや)50歳と共に頑張り続け、4年半後ダンジョンへと進む。
ダンジョンの最終深部。
ダンジョンマスターとして再会した兄の親友(享年45歳)旭 尚人(あさひ なおと)も加わり、ついに3人で迷宮都市へ。
どこか気が抜けて心温まる?
そんな冒険です。
※アルファポリス様でも投稿を始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 12:10:00
1589041文字
会話率:18%
アンジュール国第1王女
フィリティ・アンジュールは15歳でデビュタントを迎えた。両親の国王夫妻によってフィリティの知らぬ間に婚約者を決め、デビュタント当日に婚約者を発表される。
両親は、サプライズのつもりだったがフィリティには想いを寄せる
人がいた…。
母であり王妃であるミシェルには、前世の記憶があり、田舎暮らしに憧れて、婚姻の条件に前世の【日本】での暮らしに近い田舎暮らしを持ちかける。
生まれた娘フィリティも母に連れられ田舎暮らしを満喫。
そこで出会ったひとりの少年に心を惹かれていくフィリティ。フィリティの恋の行方は?
* * *
はじめまして。
この作品にお立ちよりいただきありがとうございます!
本作、処女作となる予定です。(完結目指して頑張ります!)
今まで素敵な作品を読む側だったのですが、自分でもお話を書いてみたいと思い立ち、思い切って書いてみることにしました。
メンタルが豆腐の私です。この投稿における第一歩もかなり勇気を出して挑戦しています。
完結できるように頑張りますので、応援していただけたら嬉しいです。
小学校の作文ぐらいしか物語を書いたことがありません。
至らない点が多々あり、皆さまに《ん??》と思うような表現もあるかと思いますが、温かく見守っていただけると助かります。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 01:19:36
841580文字
会話率:50%
気づいたら異世界転生をしていたルッツ。過去の記憶はところどころ抜け落ちているらしいが、化学の知識だけは鮮明に覚えている。科学の知識を用いて生活していこうと思っていた矢先、ルッツに様々な災難が降り注ぐ!果たしてルッツは幸せな生活を送ることがで
きるのか!?
初投稿なので、拙い文章ですが温かく見守っていただけると幸いです。
(投稿は不定期更新です。)
※この作品では殺人や自殺などの残酷な描写が含まれているので苦手な方は
注意してください。
※性転換を行う描写も含まれるため苦手な方は注意をしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:10:06
42193文字
会話率:27%
平和を守り抜いた勇士戦隊∇トライウォリアー。
赤井修、青宮矢、黄縫大次郎の3人のメンバーは30代となり、それぞれの人生を歩みながらも、地球の平和を見守っていた。
――しかし…。
そんなある日、久しぶりに勇士戦隊の活動拠点である“次元宇宙
戦闘母艦グランジェイバー”に集結した3人だったが、突如として、宇宙の空間が歪みやがて、謎の黒いブラックホールへと吸い込まれてしまう。
そして、目が覚めた3人だったが…何が起きたのか未だ、戸惑いを隠せない赤井、青宮、黄縫達は次元宇宙戦闘母艦グランジェイバーから地球へと転送し降りるも何故か森の中に転送されていた。
困惑を抱き、森の中で彷徨う赤井、青宮、黄縫3人は、そこで謎の少女ネプティスと出会う。
そしてネプティスから聞かされる、自分達が“マジカルギョウ界”と呼ばれる全く異なる別の世界に来てしまった事に驚愕する。
“マジカルギョウ界”は妖精、精霊、人外などがいる、不思議な世界。
そんな世界で密かに邪悪な存在によって脅かされていた。
勇士戦隊∇トライウォリアー3人は、“マジカルギョウ界”の平和を守る為、そして“マジカルギョウ界”に暮らす住人達から邪悪な存在を相手に立ち向かう事を決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 12:51:21
105661文字
会話率:40%
海に沈みつつある街に暮らす青年テオ。
彼は百年前に海の神様の肉を食べて不老不死になったひとりである。街の治安を守る自警団員たちを鍛えたりして、人々の生活を見守っていた。
どこからか流れ着いた記憶喪失の青年シャオハと暮らしている。
ある日、
同じように不老不死になったギャングのボス・アーサーに呼び出され、彼の部下であるフランシスの他殺死体を見せられる。フランシスも神様を食べていた。
死ぬはずのない不老不死者が死んだ。
百年にしてはじめての出来事に、テオとアーサーのあいだに動揺が走る。
海上に孤立した街に逃げ場はない。犯人はいまだ街のどこかにいる。
テオは街に巡回にでる。神から与えられた命と身体で、大切な人々と場所を守るために。
そんなテオのことをシャオハがそばで見守っている。
「海の神様にもう一度会いたい。ずっとそう思っている」
※3万8千文字ぐらいの短編。完結。
※BL要素ありだけどキスや濡れ場はない。心の繋がりが書きたかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 12:10:00
36578文字
会話率:34%
ラフィーネの結婚式の思い出は、式の最中に乱入してきた女性と、隣で青ざめる夫予定だった男性の姿だ。
当然、その結婚式は中止になった。
数年後、皇宮に勤めているラフィーネにはそれなりに男性と知り合う機会はあったが、すでに結婚は諦めており、このま
ま仕事に一生を捧げようと決めていた。
そんなラフィーネには、嫌いな言葉がある。
それは男性が気軽に言う「約束」という言葉。
男性がラフィーネと交わした「約束」は、いつだって守られない。
どんな些細な約束でも絶対に反故にされる。だから、ラフィーネは約束をされたら諦めることにしていた。
後輩の恋愛を見守っていたラフィーネが知り合ったのは、騎士団長で公爵のヴァッシュだった。
男性に何かを「約束」されるのが嫌いなラフィーネと、言葉の重みを知るヴァッシュの恋の行方は?
「苦い恋」シリーズです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 00:10:00
22730文字
会話率:38%
先代皇帝と共に国を救ったかつての英雄ルシウス・コルヴィナスは引退し身分を隠して地方伯爵の“庭師”として十六年平穏に生きていた。生まれた時から見守っていた愛する伯爵令嬢が十六歳で成人し、婚約者である王太子がこれからは彼女の守護者になるだろうと
庭師を辞したルシウスは、旅先で敬愛する伯爵夫妻と、伯爵令嬢が無実の罪で断罪され嬲り殺しにされたことを知り怒りを燃やす。一方聖女と結婚すべき、レイチェルと婚約破棄した王太子は自分の腹心や自分が関わる事業が次々と何者かに「潰されて」いくことに気付き、騎士団長に捜査を命じる。騎士団長は姿を消したかつての英雄が関わっていることに気付き、絶望した。どうあっても王太子は殺される、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 22:11:08
137009文字
会話率:42%
5歳の頃、この世界は【乙女ゲーム・古の乙女と永遠なる誓い】通称【オトチカ】の世界であり、自身は第一作目の主人公であるということに気がついた異世界転生者、セラフィーナ・エンシャンツ。
そして、同じ年…4歳の頃、自身がこの世界の最も有名な民話
に登場する伝説の救世主【クリスティーナ・ラグジュアル・サンスベリア】の生まれ変わりであるということに気がついた時空転生者、ティーア。
前世が違えど、同じ世界の人間として生まれた今だから。
今日、この場所で出会ったことに…嘘偽りなんて無い筈だから。…抱く想いは違えど、未来を共にする、“仲間”だから。
その“記憶”と“力”を持ってして生まれた理由。
ただ純粋に、悲哀の未来を変えたい。その為の過去だと思うから。
「そりゃあ、平穏に暮らしたいですよ?……でも、」
「戦いに身を投じるのは勘弁…、でも!」
「「私達は、ただ目の前で困ってる大切な人を助けたいだけなんです!!!」」
これは、異世界転生あるあるでゲームの主人公に転生した異世界少女と、伝説系あるあるで王女から孤児に転生した救世主が、、お互いの想いをぶつけ合いつつ、わがままと言いながら、前世の記憶という名のゲームストーリーや前世の偉業という名の魔法スキルを駆使して、攻略対象者や友や仲間を救い…そして、、気づけば、知らず知らずの内に皆に物凄く愛されながら成長していっている転生Girlsのお話です。
⚠作者は創作初心者なので、アンチ等の不適切なコメントはおやめください。ほんとにマジで初心者です…。暖かく見守っていただけると嬉しいです…!
また、めっちゃ不定期投稿です。把握よろしくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 18:00:00
163248文字
会話率:39%
元ニートの工場で働きニートの兄を養ってる主人公が、異世界に転移し、転移したら、体が幼少期の体になっていた…
異世界という過酷な世界で、少年になった主人公の精神的な成長を軸にした物語です。
なお、小説は初心者です。
初めての人間なので、文面
や何か違和感があるかと思われます。ですが、できるだけ、無くすように努力しています。
あたたかく見守っていただければ、幸いです。
楽しんだいただければ、なおさら嬉しいです!
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 16:41:12
78882文字
会話率:31%
王太子から一方的に婚約破棄を突きつけられ、さらに実家からも追放された公爵令嬢デボラ。
すべてを失った彼女に、付き従ったのは使用人のランディだけだった――が、
この男、実は「ただの使用人」じゃなかった!?
無一文、無一物、無職状態の元令嬢に
待ち受けていたのは、
ざまぁとどんでん返し、そして――王宮逆転ラブストーリー!?
「婚約破棄? 追放? ……だから何? 私はいま幸せよ!」
ちょっぴり生意気、でも根はいい子な追放令嬢と、
正体を隠して彼女を見守っていた第二王子が織りなす、
痛快・溺愛×ざまぁ系ラブファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-21 11:55:57
1317文字
会話率:35%
強大な力を持つ聖女として生まれたアルミラ。
だが、故国において「聖女」とはただの道具――。戦争に連れ出され、敵国を血で染めた彼女だったが、国はついに負けてしまう。
敵国王の元まで引きずり出されたアルミラは、ぼんやりと「彼に殺されるのね
」と成り行きを見守っていた。
だが、彼の取った行動は意外なもので――。
※自サイトにて公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 11:59:37
13493文字
会話率:40%
北海道・日高に広がる高辻牧場。春の嵐の夜、一頭の白毛の牝馬スノーキャロルが命を懸けて仔馬を産む瞬間を、車椅子生活の陽菜と、アルビノの少女・友梨佳が見守っていた。18歳のときに出会い、家族のような絆を育んできた二人。共に馬と生きる道を選び、
時に支え合い、時に衝突しながら、困難と向き合っていく。
スノーキャロルの産んだ牡馬・リアンデュクールは、天性のスピードと荒々しい気性を併せ持つ「暴君」。騎乗者を振り落とし、スタッフを振り回すが、友梨佳はその可能性に賭け、何度倒れても手綱を離さない。陽菜は事務職として裏方を支えながら、彼女の夢を支える存在となる。
そして現れるのは、牧場の経営という現実の壁。高額な種付け料と借金、老いた祖父・泰造の病。だが、リアンデュクールの誕生は希望だった。新たな命を繋ぎ、名もなき牧場を未来へ導くための“奇跡”。
馬と人が織りなす命のドラマ、日高の風に乗せて──
これは、少女から大人になった二人が「心の絆」で繋がり、未来を見つけるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 11:00:00
231288文字
会話率:45%