時は数百年後、世界は突如現れたカニバリズム思想を唱えるカルト教団、『天虎』(てんこ)によって支配されていた。長きにわたる戦いの末、人類の大半が文明を忘れ、天虎という捕食者側と、それ以外の被食者側という関係を受け入れるようになってしまった。と
ある集落で暮らす名無しの被食者の少女、通称『まくら』は、ある日起こった捕食者の襲撃によって集落から脱出し放浪していたとき、捕食者でありながら天虎の根絶を目的に活動している少年、『エレグラ』と出会う。最初こそ互いに警戒していた二人だったが、行動を共にすると同時に次第に打ち解けあうようになる。この物語は、決して交わることのないはずの二人の異色同盟による、鎮魂の歌の一幕である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 18:03:58
94829文字
会話率:68%
この世界には、2種類の人間がいる。
一部の守るものと九割九分の守られるもの。
守るものは頑丈で人を食べることで超能力を発現できるものである捕食者と呼ばれる人々。
守られるものは脆く強い再生力を持ちその身を捧げるもの被食者。
この世界は、
被食者は様々な脅威(災害、モンスター害)から守ってもらうために捕食者を頂点とする世界。
そんな世界の恋愛は、転生者を含む一分のものたちにはきつかった。
本作品は『推しに首から下、全部捧げたいと嘘をついたツケがきた。助けて。』に出てきたテンソが医者の捕食者にパートナーのなり方を聞いています。
『清掃員は前世の知識をフル活用する。』
『キバサミと野牛』
に出てくるキャラクター同士のパートナーのなり方も書いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 20:50:20
1174文字
会話率:0%
この世界の人間、痛みを感じない。
筋肉質で丁寧大柄の男性の被食者と中性的なイケメン裏表激しい捕食者の女性の組み合わせ。
虫苦手な人は気をつけて。
人がボロボロになります。気をつけて。
これは異世界の話です。
こちらの現実世界とは関係ないで
す。
世界観説明
この世界には、2種類の人間がいる。
一部の守るものと九割九分の守られるもの。
守るものは頑丈で人を食べることで超能力を発現できるものである捕食者と呼ばれる人々。
守られるものは脆く強い再生力を持ちその身を捧げるもの被食者。
この世界は、被食者は様々な脅威(災害、モンスター害)から守ってもらうために捕食者を頂点とする世界。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 20:50:23
4445文字
会話率:19%
今回の舞台は電子機器のようなものが普及して、いるほぼ現代日本と似た場所が舞台です。
あらすじ
この世界には、2種類の人間がいる。
守るものと守られるもの。
守るものは頑丈で人を食べることで超能力を発現できるものである捕食者と呼ばれる人
々。
守られるものは脆く強い再生力を持ちその身を捧げるもの被食者。
この世界は、被食者は様々な脅威(災害、モンスター害)から守ってもらうために捕食者を頂点とする世界。
そんな世界の恋愛は、転生者を含む一分のものたちにはきつかった。
今回の話の主人公もその一人だ。
推しの捕食者がいるのでそれ以外には体を捧げたくないと嘘をつき、献血で済ましてきた女の子の話だ。
嘘を偽るため彼女は何でもした。
それで嘘をついた果てにはとんでもないツケが待っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-25 10:18:39
2801文字
会話率:12%
柴坂誠一郎は、家族から区別され、赤の他人のように育てられてきた。彼はそんな生き方に嫌気がさしていた。そんなある日のこと。彼はその積憤を払うように、また逃げるようにして、家族を皆殺しにしてしまった。
彼の心は人形のように無機質で、肌の温も
りすら感じぬほどに冷静だった。
彼は家族の死を見届けると、空腹であることに気づく。家には食料はなかったため、買い出しに出かける。彼が帰るとそこに家族の死体はなかった。しかし、その代わりに口元を真っ赤にして骨をしゃぶる十歳ばかしの少女がいた。暗い血の海に浅く腰掛ける少女はなんと妖艶で幼かったことか。
まるで遙遠の世界にいる少女は誠一郎に向かって歩く。彼は浅く死を覚悟した。膝から崩れ落ち、ただただ黙る。しかし、少女はただ年相応に笑うだけだった。そして、無邪気に、彼の頭を撫でるだけである。
誠一郎はこの時、少女がジェスチャーで指摘するまで自分が泣いている事に気がつかなかった。
少女は言葉が通じなければ、この歳なら誰もが知っていそうな基礎知識も欠落していた。出身もどこの家の子かもわからない。ただ分かることがあるとすれば、この少女は人の肉を喜んで食べるという事だ。何故自分は食べないのか、この少女はどこから来たか。等々の疑問はあったが、ひとまず彼は少女にハナと名付け、預かることにする。それから誠一郎とハナの奇妙な共同生活が始まるのだった。
ハナの食糧は基本的には人である。誠一郎はハナの食欲を埋めるために食べられてもいい人間を探す。それが犯罪者である。自分の罪に対しての罰と言う偽善に満ちた善行かどうかは知り得ないが、誠一郎はそれがベストだと考えた。
そうして、何度目かの被食者との出会いと別れを繰り返した時だった。被食者によって四肢を切断され絶命した死体の田宮風香と出逢う。彼女は死んでいた。しかし、どうしたものか、ハナが生き返らせてしまった。理由も方法も分からぬが、ハナは自分がやったと言い張る。誠一郎はひとまずハナを信じる事にした。現に、死体が生き返っているのだから。
風香には帰る所がなかった。自分の居場所がどこにもなかった。
誠一郎はそんな彼女を引き取ることにした。それが彼女にとって幸か不幸かは知らぬ。だが、彼女は出ぬ涙を流すのだった。
そうして、三人の不可思議な生活が再スタートする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 13:00:00
290671文字
会話率:49%
『あなたを食べたくないよ、、、ヴィクトル、、、』
海から現れ人を喰らう『人魚』に追われ、人類は地上を追われた。
それから数十年。
人類の避難先である地底都市で生まれ育ったヴィクトルは、都市の崩壊か逃れ、地上で人魚の少女と出会う。
「
捕食者と被食者のボーイミーツガール」がテーマです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 19:00:00
50710文字
会話率:23%
ここは鬼と人間が普通に共存する世界。食糧の無くなった食人鬼は好きな子を食べたくないけど本能的に超食べたいから狂っていってしまうお話。
感動系だと思う。
ギリR15かもしれない(?)
お久しぶりです。珍しく真面目に書いてます。残酷要素
、カニバ要素など含みます。設定はかなりガバいのでごめんねはぁと()折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 12:33:47
3855文字
会話率:48%
今日もとある街の片隅、人知れず存在する事務所。
そこには、物ノ怪《モノノケ》と呼ばれる敵と戦う者たちがいた。
人に弱さがある限り、物ノ怪はどこにでも現れる。被食者は知らず知らずのうちに魂を乗っ取られ、弱った心を喰い荒らされて。終いには
体も操られ、絶命を選ぶ。
その前に被食者から魂ごと物ノ怪を引きずりだし、迅速に『浄化』を行うのが、彼女達の仕事。
これはその一員である、とある相棒(バディ)がつむぐお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 23:59:14
9255文字
会話率:53%
魔物が跋扈し、人間など所詮被食者にしかなり得ない過酷な世界。寒村に暮らす少年ユリシスは、ある冬の日に口減らしのために村を出ることになってしまう。生まれ育った村のため、彼はそれを拒まなかった。しかし新天地を目指し、ともに村を発った人々と冬の大
自然へと挑むも、旅立ったその日から命がけの連続で心も体も擦り減っていくばかり。群れる獣に、圧倒的な強者。そして自然そのものという脅威。
何もかもが命を犯さんと狙いをすまし、何もかもが道を阻まんと立ちはだかる。そんな過酷で長き旅路のなかで、ユリシスはかけがえのないものを失い、代えがたいものを得た。孤独と罪と、そして安らぎ。小さな心で様々なものを背負い、そして触れ、少年は少しずつ大人になっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-29 22:07:06
156304文字
会話率:13%
千年後の地球で、人間は地下に住み着き、細々と暮らしている。ただし化学技術の著しい発達は、人々に不自由の極限を教えなかった。
これは、未来にあり得る物語。
最終更新:2019-06-28 23:25:11
1392文字
会話率:27%
愛されるか喰われるか。
それが俺の生きる世界になった。
獣やらモンスターやらの姿がデフォで偶に人型になる女の子しかいない世界でやたら美味そうな匂いをさせた愛玩物として喰われるか愛されるかの二択を迫られる話です。基本属性はラブコメだと思い
ます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-28 19:41:10
5341文字
会話率:66%
アマンダ・キャンベルは、ぐうたら生活が好きな村娘だった。夜更かし大好き、ジャンクフード大好きなアマンダはある日、この村の伝統である紅の儀で吸血鬼に捧げる生贄として選ばれてしまった。そして、現れた吸血鬼、ハリー・ウィリアムズに一目惚れ。喜んで
生き餌になったアマンダだったが…「不味い」今までのぐーたら生活が祟り、血が不味すぎて飲んでもらえなかった。こうなったら、ハリー好みの生き餌になる為、健康的な生活を送らなければ!これは捕食者に恋した被食者のお話。【毎日0時更新を目指してます。7話完結】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-14 00:00:00
7709文字
会話率:22%
他人の不幸は蜜の味。それがこの物語の主人公――美川京の信条であった。
明確に悟ったのは、兄が挫折したときだった。誰もが沈黙し、食事に手をつけない重苦しい空気に包まれた晩餐。空気に耐えかねた両親と兄の会話が口論に発展し、最後には部屋に逃げる
兄とそれを追いかける両親。一人残されたテーブルの上で食したステーキは、まさに――極上の蜜の味であった。
それこそが、流されることしか知らなかった美川京という人間の本当の始まりだったことは彼自身しか知らない。
兄の挫折から2年後、京は日常を楽しんでいた。日々苛立たしいことは多くある。しかし、世の中そう捨てたものではない。そこら中に不幸は転がっているのだから。わざわざ突き落とさなくても、勝手に転げ落ちていくものばかりだ。あとはそれを見て楽しむだけでいい。地球にやさしい、とてもエコな趣味である。最近は暴徒化事件などという愉快な事件による被害者も多く出ており、不幸に事欠かない。
まこと、良き世の中になったものだなぁと京は世界をあざ笑う。
しかし、彼は気づいてはいない。
対岸の火事と見て笑っていることの危険さに。
今まさに、自分の足元に火種が転がっていることに。
そう――神はすべてを見ているのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-11 21:39:18
77707文字
会話率:23%
蜘蛛は生きるために蝶を食らい、蝶は生きるために蜘蛛から逃れる。人間は捕食者としても被食者としても、両者と関りを持たないが故に、彼らの生死をかけた攻防になど見向きもしないのだ。だが、もしそこに人間が介入したとしたら?
――自然淘汰の輪に組み込
まれた人間の行く末とは、蜘蛛や蝶の迎える結末とは、一体どんなものなのであろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-02 23:45:35
10134文字
会話率:48%
ゾンビは、主に「ウイルスタイプ」「ワームタイプ」「フラワータイプ」「パルスタイプ」に分けられます。「ウイルスタイプ」は昔から伝わる、まさにゾンビな集団なので、何よりもまず、噛まれる前に一目散に逃げましょう。「ワームタイプ」「フラワータイプ
」は生者と見分けがつきません。しかし、「ウイルスタイプ」以上に凶悪で危険です。正体を見破ったのなら治安維持部隊に速やかに通報しましょう。「パルスタイプ」は治療の果てによるものです。見かけたらけなすことはせず、差別なく接しましょう。
ルールを守って安全に平和に暮らしましょう。(治安維持生活安全課)
医療の発達か、はたまた進化か。死体は生者と同じように活動ができるようになっていた。そして人は、捕食者から被食者になった。正体がわからず、いつ喰われるかわからない恐怖、疑われて誤って殺される恐怖が日常に降りかかる世の中。
これはそんなことなど関係なしに人生を謳歌する、外道どもの日常である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-10 01:07:16
1664文字
会話率:50%
もとめるもの、の続きのようなもの。
#ヘキライ の第一回お題吸血鬼に参加
シリーズ名をつけるなら「こいねがわくは、たそがれの」
最終更新:2016-11-19 15:11:33
3044文字
会話率:19%
「わたしのことを食べて下さい」
魔王が助けた――、いや、正確には食べる為に奪った筈の盲の少女は、眼前で堂々とそう告げた。
被食者と捕食者の間に芽生えた奇妙な関係は、やがて魔王の心に不可思議な感情を齎すが――。
※2016年、冬の童話
祭用に執筆しました。完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-24 04:31:03
4605文字
会話率:40%
両親を事故で無くした高校一年生、瑞木葵《みずきあおい》は、七月十日、学校でも指折りの美少女九十九緋翠《つくもひすい》に告白される。最初は興味のなかった葵だが、緋翠のアタックを受けるうちに、だんだんと惹かれていく。しかしある日のこと、隣のクラ
スの女子に、九十九緋翠は人を襲う吸血鬼だと告げられ、葵は少し緋翠と距離を置いてしまった。そんななか、タイミングを見計らったようにハンターと呼ばれる吸血鬼狩りに緋翠は襲われてしまい・・・。 背も小さく、中性的な顔立ちの葵と、敬語な猫かぶり吸血鬼、緋翠が織りなす、彼=被食者 彼女=捕食者なお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-03 22:52:53
18701文字
会話率:46%
被食者おっさんと捕食者幼女
最終更新:2012-07-02 00:58:10
1346文字
会話率:46%
自らの運命を知ってか知らずか。その小さき被食者は、静かに俺を見つめていた。(残酷な表現あり。2ちゃんねるの創作発表板「『小説家になろう』で企画競作するスレ」(http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mite
mite/1311071926/)
での企画参加作品)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-28 08:55:18
852文字
会話率:17%