世界政府の管理する「全領域支配戦闘機(RDF)」によって空が奪われて10年。
焼け落ちた防護ドームで、元パイロットの「ランザ」は破損したレプリカのRDF”プローム”を発見する。無人のコクピット内には、RDFを一網打尽にできる衛星兵器の起動装
置が収められていた。
個人的な興味からRDFを修理するランザ。機体のインターフェースを調べるうちに、この機体が本来の「正式採用型」だったこと、今の空は第三者の作った「コピー」によって支配されていることを知る。
修理が完了し、RDFを起動するランザ。作戦を阻止しようと襲い掛かる「コピー」たち。
空を取り戻すための孤独な戦いが今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 02:52:44
11585文字
会話率:45%
〈SF戦記小説【鋼の光】を構成する要素〉
憂鬱要素(主要人物死亡)
軍事要素(戦闘、機甲部隊、SF兵器)
残酷要素(怪物に捕食される)
宇宙要素(火星舞台)
怪獣要素(多彩な化物登場)
戦記要素(火星の戦闘を多角的に描写)
ロボット要素(
対怪獣人型兵器)
〈あらすじ〉
西暦2082年ミサキ・シモムラと3人の少女は火星に降り立った。
そこは地球に居場所を失った人々が入植しつつある植民惑星であるが、〈火星危険生命体〉と呼ばれる巨大生命体と人類との間で戦争が遂行されている地でもあった。
火危生に対抗可能とされた人型歩行兵器"マーズジャッカル"のパイロットとして降り立ったミサキたちは、火星の過酷さに戸惑いつつも、火星開拓局の一員として、火危生との戦いに身を投じてゆく。
唸りを上げるレールガンの砲声、地を揺らす多脚戦車の足音、激痛に喘ぐ兵士たちの叫び声、死んでゆく少女達。
火星に希望を持ってやってきたミサキは、絶望の戦場の中、廃人と化すが……。
動き出す究極の火星危険生命体"阿修羅"
人類最後の希望『鋼の光』とは?
少女たちの命を次々と奪う戦場の中で、自分を闇の底から救ってくれた憧れの存在に近づくために、ミサキは戦い続ける。
──────────────────────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 00:38:18
245080文字
会話率:24%
この小説は文芸とライトノベル作家の会が「NED」というイベントにて出展し、「参加者からキーワードを募り、それを織り交ぜて小説を書く」という企画をしたものになります。
1話につき1人が担当し、執筆をしているので作風も変わってくると思います!
2019/11/17にあったNEDから約11ヶ月。
ようやく完成しましたので是非ご覧ください!
以下のキーワードがすべて、小説のどこかに入っています。
キーワード一覧↓
異能/ちりとり/ツンデレ/スチームパンク/ハイスピード/ロボット/ゲーム/アクション/銃/剣/ナイフ/刀(カタナ)/侍、武士/騎士/城/屋敷/サイバーパンク/AI/アンドロイドなどの人形ロボット/音楽/バトル/恐怖/突撃/お金/夢/とんこつラーメン/未来/冬/山/薬物/未来/招待/Vtuber/のろけ/神/半神半人/猫/迷路/他人と自分/パイルバンカー/ミサイル/ベルカ式国防術/極太ビーム/衛星兵器/結婚
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-10 10:03:15
53475文字
会話率:31%
19歳の汚れた日本男児、多田野繋(ただの つなぎ)。幼少期からミリオタの親に囲まれて育ったソイツは、若りしある日に書籍を通して知った『パンジャンドラム』を筆頭とするロマン兵器を見て、闇堕ち。それ以来、まだ見ぬそれを求めひたすらネットサーフ
ィンに費やす、非常に堕落した毎日を送っていた。
毎日がロマン兵器、ロマン兵器。カップ麺をすすり、ネットを開いて、GO TO BEDの日々を送っていたある日の事だった。神はお怒りになられたのか、はたまた何か考えがあってか……兎にも角にも、彼はアのつく合衆国が秘密裏に開発、そして試験運用を開始していた衛星兵器『神の杖』の誤作動により発射された、その一発が小型戦術核に匹敵すると言われるタングステン弾頭により、自宅の存在した街もろとも吹き飛ばされてしまう。
死んだことを認知する前に、彼は一面どこを見ても木、木、木と言うわけのわからない状況下に一人放置プレイ。更には、『パんンジャンドラム』はもちろんのこと、『80cm列車砲ドーラ&グスタフ』に『XF5U』、果てには『フォークト博士』に『兵員』、『建築物』と言った物を《実体化》出来る、一国家もびっくりの現代のチートツール……その名も『Pad』を偶然拾ってしまう。
そこから彼は、『鬼に金棒』……いや、『英国人に紅茶』と言わんばかりの勢いで、『Ka-50』でテロリストともわからない集団を蹂躙したりだとか、倫理観も何もかも忘れたりして、彼の理想である『ロマン兵器の実戦投入、運用、活躍』の三拍子を叶えるため、その世界を混沌へと導いていく——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 15:39:56
69579文字
会話率:32%
速水賢介 25歳。新和情報㈱営業部勤務。
小さい頃両親を事故で失い、雪村博士を親のようにして育った。
ある朝、TVで父親代わりだった北都大学教授、雪村右能宅の火災ニュースを見る。
慌てて家を出ようとした賢介の玄関の前に立っていたのは、若い女
性だった。
若いのその女は、雪村右能の娘で伊緒(イオ)と言ったが、賢介は雪村に娘がいないことを知っている。
伊緒は20歳ぐらいに見えるものの自分を4歳という伊緒は、
話し方にカタコトの部分があるが、記憶力や理解力は高かった。
その日の夜、賢介の家にロケットランチャーの砲弾が飛び込んできた。
政治家の重鎮の対立の中に巻き込まれる賢介と伊緒。
賢介と伊緒を追う2人の男。その2人を操る女の影
賢介と伊緒に協力する賢介の先輩見杉。暗殺者や謎の男・蓮井。
コスモ22(通称:ダークエンジェル)という兵器を巡っての戦いと
最新クローン生体にまつわる苦悩と意外な真実!
さまざまな思いが交差する中で「生」とは何か問う近未来ファンタジー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-22 22:17:31
88685文字
会話率:49%
より多くの人間を救うために、多くの人間を殺すスイッチを少女に手渡され、少年は苦悩する。
気づいてしまったのだ。彼の目の前にある選択肢は「多くの人間を殺す」ことか、「より多くの人間を見殺しにする」ということだということに。
どちらにしても
、人殺しだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-29 16:37:30
9276文字
会話率:39%