[召喚術師の少年 × 飼われたい獣化種]
希少な銀獅子を従える召喚術師の少年。
ことあるごとに彼に会いにくる、黒髪の偉大な魔術師。
召喚をためらって瓦礫の下敷きになった少年を、『呼んでもいない』魔獣が現れて助け、そして。
***
そこ
かしこから、和やかな談笑の声。
賑やかな広間の片隅で、黒髪の男は小さく呟く。
「……飼われたいのは、」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 18:00:00
11379文字
会話率:25%
蒸気文明の街で、ゴロツキと軍人と空賊が共闘して、魔族の召喚を続ける奴らをやっつける話。
前後編の全2話短編。
***
「いっ……!」
慌ててブレーキを踏みハンドルを切る、運転席の少女。
馬上の軍人は迫りくる鉄の塊に表情一つ変えず、腰の
拳銃を引き抜いた。
「石炭および蒸気車窃盗の現行犯でーーぶべっ」
声が途切れる。落馬した軍人が、石畳をぶさまに転がった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 16:57:08
7600文字
会話率:36%