食い詰め者の行きつく先、政争に負けた貴族の流刑地、蛮族の国とまで蔑まれているアインザルフ帝国に生まれたとある聖女の物語。黄金の瞳を持ち、皇帝陛下のご落胤でもある少女が時代の流れに押し流されていくお話です。
自作「ボロボロ聖女は狼皇帝に溺愛
される」の前日譚ではあるのですが、ホワホワとしているレティシアの視点からだとわかりづらい面もあり、主人公がやって来る前のアインザルフをマリアン目線で描いていこうと思いました。
ある意味アインザルフの聖女がボロボロになるまでの物語なので鬱々とした展開が続きますし、たいした救いもないのですが……そんなアインザルフがどのように変わっていくかを描いていきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 20:00:00
94550文字
会話率:35%
ここは戦乱の地、ウェスタンブリア。
統一帝国の崩壊から、幾人かの王が覇権を求め群雄割拠し、諸侯は自らの権益の為に領地を奪い合う。
これはその戦の世に巻き込まれた一人の青年から見たウェスタンブリアの物語。
※ファンタジー世界(魔法は無い)で
傭兵として青年が成長する様を書いた(?)伝記、冒険譚風物語です。一般人視点なので若干ハードモード(当社比)です。
※ノーマルラブです。 が! 「一方そのころ」には申し訳程度に百合要素が含まれます! 注意!
※「一方その頃」は(百合)の主人公、ルリーナの話です。
後日譚(完結済み):ウェスタンブリア傭兵伝記~成りあがって結婚したい!(百合)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-26 17:00:00
206862文字
会話率:39%