人器化。
それは、他者を人器と呼ばれる武具に変換して戦う手法。
この世界に生きる人々であれば皆当たり前のように使える力である。
魔物によって滅亡の危機に瀕していた人々は、その力を得たことによって戦う力を得たのだ。
大切な人を守るために大
切な人と共に戦う……そんな矛盾を抱えながら。
しかし、誰もが人器化が可能な世界において、唯一人器を持たない青年がいた。
長らく人との関わりを閉ざしていた青年はこの世界に自分が産まれた意味。
そして、何者でもない自分が何者かになれることを信じて旅に出る。
これは、人との絆を持たず何者でもない青年が仲間と出会い、共に困難を乗り越えながらこの世界に意味を見つける冒険譚。
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胸が熱くなる王道ファンタジーを目指して書いています。
まだまだ稚拙な文章ではありますが、お付き合い頂けるとありがたいです。
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1/4追記
更新が途絶えて申し訳ございません。不定期ではありますが引き続き更新を続けますので今後ともお付き合いのほどよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 23:43:43
247099文字
会話率:39%
親友の裏切りが任務の失敗につながり、へんぴな土地に流れ着いた主人公が、護衛人として働き、さまざまな出会いや経験を糧にして成長します。そして、護衛を商売として発展させていく話です。
仕組み自体は、よくあるVRMMOの世界ですが、ゲーム開
始前の記憶は制限されて、自動創造されたキャラクターで過ごす事になります。
人間を相手にした攻撃『PK』は行えませんが、裏切る事は可能な世界です。
ゲームの中で『死亡』しても、それが即そのキャラクターの死ではありませんが、デスペナルティーが発生してしまいます。
また、悪行を重ねる事により、悪業値という物が蓄積されていき、成長に大きな阻害が生じる事になり、『転生』を余儀なくされる事もありますが、記憶の持ち越しも制限されますし、以前の知り合いと連絡を取る事もできません。
こういった、擬似的な輪廻転生システムに、主人公たちは放り込まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-08 16:25:28
260792文字
会話率:63%