『花染め屋の四季彩(はなそめやのしきさい)』
人間の魔法が弱まった時代。強力な魔法は【魔法植物】による【染魔(せんま)】を施した魔道具がなければ使えなくなってしまった。しかし、その【染魔】が出来る者も限られている。
フリジア王国【静寂の森
】の奥に暮らす若い女性はその一人だ。彼女は自らを【花染め屋】と名乗り、【染魔】を【花染め】と呼ぶ。
これは【花染め屋】と、彼女の元を訪れる客たちの物語。
あらすじおわり
プロローグ+八章で完結の予定です。章ごとに話が一区切りします。
現在、二章まで書き終わっています。二章完結まで毎日一度か二度更新します。三章以降は、執筆の進行次第です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 17:40:00
160626文字
会話率:35%
緋衣草を着て、胸を張る。
気分は上を向き、そして、私は決意を胸に一歩を踏み出す。
最終更新:2023-10-04 20:02:54
1637文字
会話率:0%
【君と共に過ごした季節は、僕の心をあざやかに彩った】
幼い頃、僕は君と出会った。
初対面で受けた歓迎の挨拶は──突然のキス。
僕──鷹司克己(たかつかさ・かつみ)は、自己評価の低い気弱な音楽好きの少年だ。
君──柊紅子(ひいらぎ・べにこ
)は、ピアニストを目指すひとつ年下の少女。
僕は、君の親友──神童と呼ばれるヴァイオリニスト・月ヶ瀬美沙子(つきがせ・みさこ)とも親交を深めていく。
才能ある音楽家の卵である、幼馴染の少女二人から翻弄される日々を送る僕だ。
いつの頃から抱いていたのか──君へと向けた不可思議な感情から目を背けた僕は、自分の心に蓋をした。
臆病な僕は、その気持ちの正体を知るのが怖かったから。
音楽という絆で結ばれた幼馴染三人は、これから先もずっと、『音の世界』で一緒にいられると思っていたのに──。
※僕と君が出会い、結ばれるまでの二十余年に渡る純愛の軌跡を描く本作『くれなゐの』は★★★中学生時代から徐々に糖度が増して行きます。苦手な方はご注意ください★★★←ご留意いただけますと幸いです※
【完結保証】執筆完了しております。
全46話。毎日更新予約済みです。
どうぞ宜しくお願いいたします。
小学生時代まで(〜9話)は毎話2000文字前後
中学生時代から(10話〜)は毎話3000文字前後
↑例外もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 08:56:07
111448文字
会話率:16%