みつ89歳。夫とも息子とも死別。友人はきみちゃん一人だけ。孤独死まっしぐらだがまだまだ死にたくない。趣味は他人の庭の花を手折ること。そして食べること。80歳を過ぎてからどんなに食べても太らなくなった。みつの夢はたくさん食べても太らない体を手
に入れることであった。ばあさんになってから夢が叶った。今が青春、なのに残された時間はあとわずか。ある日訪れたきみちゃんの不幸な死。そして年が離れ過ぎる恋人の出現によって変わる日常。後期高齢者に起きた恋愛喜劇。
☆この小説は、http//fanblogs.jp/honhonhon888/「シナリオと小説の森」にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-12 12:00:00
12711文字
会話率:57%
婚約者が他の女性と懇意にしているのは、しょうが無いと諦められた。
けれど、幼馴染みであり、唯一親身になってくれたセシルさえもが離れて行ってしまうなんて。
身に覚えの無い断罪。
そして弁解の余地も与えられぬまま退学させられ、リリアンジュは考え
た。
――市井で生きられるか試してみよう。無理なら修道院。
外国の叔母の領地で暮らし始め、四苦八苦しながらも家事を覚え始めたある日。
相も変わらず穏やかな微笑みを浮かべながら、あの日リリアンジュを絶望に突き落としたセシルが目の前に現れた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-28 21:50:01
27889文字
会話率:34%
幼稚園の先生になって早数年。子供は可愛いなぁと毎日癒されながら日々を過ごしている。
そんな中、せっせと花を手折る女の子を見つけて……
例の如く、自サイトから持ってきました。
最終更新:2015-12-05 22:10:47
3072文字
会話率:43%
花を手折る。何本も何本も、私は捧げ続けた。
キーワード:
最終更新:2015-03-04 09:57:15
426文字
会話率:13%
君の足跡に咲く花を手折る
最終更新:2014-12-26 10:25:57
214文字
会話率:0%