【第7回ほっこり・じんわり大賞奨励賞受賞作品】
舞台は滋賀県、近江八幡市。水路の町。
そこへ引っ越して来た大学生の妹尾雫は、ふと立ち寄った喫茶店で、ふんわり穏やかな若店主・来栖汐里と出会う。
まったり穏やかな雰囲気ながら、彼女のあだ
名はクリスティ。
なんでも昔、常連から『来栖の喫茶店ってことは、クリスのティーやから”クリスティ”やな』とダジャレを言われたことがきっかけなのだそうだが……どうやら、その名前に負けず劣らず、物事を見抜く力と観察眼、知識量には定評があるのだとか。
そんな雫は、ある出来事をきっかけに、その喫茶店『淡海』でアルバイトとして雇われることになる。
緊張や不安、様々な感情を抱く雫だったが、ふんわりぽかぽか、穏やかに優しく流れる時間、心地良い雰囲気に触れる内、やりがいや楽しさを見出してゆく。
……しかしてここは、クリスの喫茶店。
日々持ち込まれる難題に直面する雫の日常は、ただ穏やかなばかりのものではなく……?
それでもやはり、クリスティ。
ふんわり優しく、包み込むように謎を解きます。
時に楽しく、時に寂しく。
時に笑って、時に泣いて。
そんな、何でもない大事な日々の一ページ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 01:30:00
28967文字
会話率:47%
人間と竜族が名ばかりの共生をする現代。人間に害をもたらすという理由で狩られるだけでなく、世界各地で頻発する紛争や自然環境の破壊によって個体数を減少させた竜族は、種の存続を掛けて、人間社会への進出を進めていた。
人間と似た姿を持つ半竜は、
それゆえに人間に恐れられ、迫害されながらも、社会に溶け込んで生活していた。
そんな半竜の少年、西島健吾は高校入学の日に、十年前に行方不明となっていた幼馴染の少女、安曇野穹良と再会を果たす。だが、彼女は健吾の知る彼女ではなくなっていて……。
これは、半竜の少年と少女が、人間と共に生きていく道を歩む物語。
※ご注意※
・自衛隊等の戦闘シーンが登場しますが、リアルさはそれほど追及しておりません。あくまで演出であ り、雰囲気を伝えるためのものです。
・作中の舞台は滋賀県の一部ですが、作者本人は滋賀県についてはほぼ無知です。
・この作品はフィクションであり、実在の人名・団体名等と偶然の一致がありましても、関係ありません。
以上を踏まえた上でお読みください。
あと、感想いただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 12:42:14
476483文字
会話率:47%
ごく当たり前に世界にダンジョンが存在する日本。ギルド併設酒場には、今日も今日とてぐだぐだぐでぐでしているやる気の無い一人の冒険者がいた。
彼女の名前は、芦原陽菜(あしはらひな)。冒険者の憧れ、国家公務員冒険者だ。だがしかし、彼女の希望は日が
な一日布団の中でごろごろすること。誰にも迷惑をかけない快適なぐーたら生活が彼女の望みだった。しかし、国家公務員なので、命令には逆らえない。給料分を働いたらもう働きたくないと思いつつも、命令には逆らえないのだった。
これは、ありあまるスペックを持ちながらも、ぐーたらしたいと考えるやる気無しの凄腕冒険者の日常のお話である。
※現実世界+ダンジョン、科学+魔法+スキル、という好きなモノを詰め込んでみました。
※ゆるゆる世界です。コメディです。
※作品の舞台は一応、滋賀県です。
※なろう、カクヨムに掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-29 16:09:20
20494文字
会話率:51%
1人かくれんぼ―それは、遊びの名を借りた降霊術。奈良・都古大学の映像研究サークルが、作品制作のため新入部員に強制させた事が全ての始まりだった。直後に琵琶湖で発見された通り魔の死体と、琵琶湖畔で起きる連続殺人。
捜査に行き詰った大介とあやめ
の前に現れたのは、彼女の義妹にして高校生陰陽師の姉ケ崎小鳥だった。
不可解な大量殺人の様相を覗かせる中、裏で暗躍する滅亡したカルト教団。
奴らの目的は何なのか?
そして全ての謎が解けた時、恐るべき犯罪計画が姿を現した!
シリーズ4作目、舞台は滋賀県・琵琶湖畔。秋風冷えるホラーな事件を、2人は解決できるのか?
(この作品はフィクションです。登場する人物、団体、事件等は実際のものとは関係ありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-03 20:27:06
251036文字
会話率:44%