エルフの血を引く公爵令嬢ルーナは、身に覚えのない罪で断罪され、婚約を破棄された。
濡れ衣を着せられたのは不服だが、迷惑でしかなかった婚約が白紙になるのは嬉しい。
「ここはいっそ話に乗ってしまおう」と存在しない罪を認めることにした。
トン
トン拍子で国外追放が決まり、その場を辞そうとしたルーナだったが……
「僕は貴女をお慕いしております。
――どうか、私とともに我が国へ来ては頂けないだろうか」
留学生である隣国の第二皇子マリウスから呼び止められ、その場で求婚を受ける。
あまり話したことはなく、むしろ嫌われていると思っていた人からの告白にルーナは混乱するばかり。
とはいえ……これは国外での生活基盤を得るチャンスなのでは?
(エルフと同等の力を持つ精霊術士である私は、帝国から見ても貴重な存在のはず。すぐに殺されはしないでしょう)
マリウスの行動に裏があるのでは、と疑いつつも求婚を受けることにする。
婚約を承諾して以降のマリウスは、これまでの冷たい印象がまるで嘘のように優しい。
――本当に溺愛されていると、勘違いしそうなくらい。
だが、これは何かしらの目的があっての婚約。
役立たずと思われたら最後、放逐される可能性がゼロとは限らない。
そう考えたルーナは、帝国での立場を盤石とするため、懸命に自分の活躍の場を広げようと行動する。
(一体どうすれば、ルーナは僕の想いに気づいてくれるのだろうか……)
自分のことで必死になるルーナは、マリウスの告白が策などではなく本心だという事になかなか気づかない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 06:10:00
38480文字
会話率:27%
7年前に投稿していたホラー短歌をブラッシュアップしました。
1首ごとに短歌の背景となった解説をつけています。
100首を目指して書き進めていきます。
なお、これを読んでいくことによる霊障などのトラブルには責任をもてませんので、自己責任でお読
み下さい。
私自身の実話をもとにしたものが多く、出てくる人物が自分のことではないかと思われる方もいるかもしれませんが、いやいやそれは思い違いだと受け流して下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 21:24:39
47141文字
会話率:19%
元々は成績優秀で規則正しい生活を送っていた真面目な女子高校生だか、一つ問題があった。いつも自分のことで精一杯で、周りが見えていなかった。その結果友人と呼べる存在もできず、虐められるようになる。そんな日常に嫌気がさした主人公は不登校になる。そ
こからあるひとつの出会いにより主人公は変わっていく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 14:02:51
1294文字
会話率:0%
転職を重ねてきた人生。経験値はあるけど、、、学歴はない。自分のことで迷いに迷っている人生。もはや迷ってないとまで言える。そんな転職人生に終止符を!打ちたい!
キーワード:
最終更新:2024-07-30 00:31:29
238文字
会話率:0%
ふと、目を覚ますと7歳児になっていた。しかも、奴隷に……
どうやら今世のわたしが死にかけたことで前世の記憶がよみがえったようだ……
生死をさまよい死にかけグループに移動させられたメリッサ。
死にかけグループとは病気や怪我など
で役に立たないとされるひとが集められており、部屋は半壊、冷たい床に薄い布団、ご飯は他のグループと比べるとかなり少ないとか。ほかより待遇が悪くなるようだ……
「扱いが他よりちょっとひどいが、部屋でできる仕事がまわってくる。慣れればなんとかなるよ」
と言われたものの、さすが死にかけグループ。訳ありの人ばかり。
神様に見送られたわけでもチートをもらったわけでもない……世知辛い。
ここは自分の頭と行動で自分を助けるしかないな。前世では手助けしてくれた両親も今世は見当たらないのだから……でもなんだか、この部屋は心地よい。前の部屋は自分のことで精一杯という感じだったのにここでは正に一心同体。
みんなには死んでほしくないからすこしでも工夫しないと。
死にかけたことで前世を思い出した主人公が過酷な境遇を改善するため周囲のひとを巻き込みつつ、知恵や工夫を凝らし……まずは衣食住の改善を目指し頑張るお話です。
※主人公は小説のなかで色々と無茶なことしますが、特に食に関しては危険な場合も含まれますので真似しないようにお願いいたします。
※この話には奴隷に関するもの、登場人物に火傷、隻腕、隻眼などが含まれます。あくまでもフィクションですが、苦手なかたや合わないと感じたかたは無理をなさらずそっ閉じでお願いいたします。
※念のため残酷描写有りとさせていただきます。
※この語は法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※アルファポリスさん、カクヨムさんにも投稿しています。
カクヨム版では各話の分量や区切りが違う部分がありますが内容に大きな変化はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 18:00:00
67200文字
会話率:40%
とある会社。その一室。パソコンを睨みつける一人の男がいた。
彼は最近、『ピーター・トリップ』という男の話を知った。
さて、まずその『ピーター・トリップ』という男についてざっとだが述べようか。
彼はその昔、アメリカで活躍したラジオDJ
だ。その彼はある時、チャリティーの話題作りのために八日間不眠不休で生放送をしようと思いつき、実行に移した。
これが成功すれば当時の最長不眠記録を更新することになる。結論から言えば彼は八日間に加え数時間。計、二百一時間ものあいだ放送を続け見事、記録更新に成功したのだ。
「うううぅぅぅぅ! あぁぁぁぁぁ……」
が、ここで言いたいのはその事ではない。彼は挑戦から三日目に妄想や幻覚に悩まされることになる。被害妄想、他者への悪口
「死ね死ね死ね死ね……」
虫などを
「ああぁぁ、クソッああぁぁぁぁ虫が、うぅぅぅ」
見た。そしてやがて彼は、ピーター・トリップという男は自分のことではなく、自分が演じている男の名前だとそう信じ込んでしまったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 11:00:00
1451文字
会話率:32%
一斗缶と離婚は同じだったという新しい発見のお話と、浮気され妻の大逆転劇! 実話です。
最終更新:2023-06-02 10:57:37
5778文字
会話率:3%
俺は死んだ
それもついさっきの話だ
死因は出血多量による失血死
医者も最善を尽くしてくれていたそうだが、それも無駄に終わった
だが、それは名誉の死ともいえるかもしれない
他人をかばうことなんて今まで一度もなかった
自分のことで精いっぱいな
人生だった
そんな俺は今異世界にいる
しかも世界を救う勇者として異世界に転生した
異世界で勇者になった俺は様々な場所を飛び回り、多くの人を救ってきた
そのせいか世界は平和に戻りつつあった
そこに忍び寄る不気味な影
突如暴れだす魔物
そして、世界の崩壊
一人じゃ抱えきれないほど多くの出来事が勇者である俺に降りかかってくる
それでもやるしかない
俺はこの世界の勇者なんだから!
もともとフリーターだった俺が異世界で勇者となって異世界を救うことになった
異世界で過ごしているうちに、俺は色んなトラブルに巻き込まれる
そのトラブルを解決していくうちに、意図せず異世界の真の姿に触れてしまうのだった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 18:59:40
187614文字
会話率:39%
未だにムカついている自分のことです。
最終更新:2022-08-12 19:41:52
213文字
会話率:0%
ネムネリス・フォンドナ公爵令嬢は、婚約者だった王太子殿下から、婚約破棄された。そのときに見た友達の様子がおかしく、不審に思いながらも、国外追放を受け入れる。
時がたち、婚約破棄のときの友人にあった真実を知ったネムネリスは「ちょっとしたい
たずら」を決行する。
──「自分のことでざまぁとやらをする気はないですが、お友達のことなら別ですよね」
残酷な描写ありはちょっとした保険ですので、お気になさらず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 18:00:00
5086文字
会話率:22%
生きている間の、多くの出来事や思いは、つまりは自分のことであり、自分だけの思いであり。なるべくなら、同じ生きている間なら、自分を生きたと思いたい。だけど、未だに、そんな思い方はしていない気がする。
最終更新:2022-01-16 21:44:40
559文字
会話率:0%
あれこれと、誰かのことを思ってみても、何かのことを思ってみても、わかりきれなくて、世界がマスクに包まれている。どうにかこうにか、わかりそうなことは、自分のこと。自分のことでしか、世界はわからない。
最終更新:2020-04-02 19:32:11
206文字
会話率:0%
勝手な思いを綴るだけ。
議論や答えも自分の中。
そういったセルフ討論会の壁の中。
最終更新:2021-04-15 03:25:48
1453文字
会話率:0%
健康診断のことを考えて、不意に思ったことを呟いてみます。
決して自分のことではないですよ。
最終更新:2020-08-09 22:34:33
1628文字
会話率:0%
自分のことです。だれしもが、思うことかな?
最終更新:2020-05-08 11:05:47
380文字
会話率:0%
今日は自分が持っている”もの”についていろいろと考えてみました、何かと自分の体であったり自分のことで何かしら不便だと思うことやコンプレックスだなぁと思うことはありませんか。そういうときどうすればよいのだろうか、ということを自分なりに考えてみ
ました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-11 21:00:00
1036文字
会話率:10%
学生の女の子の話
活発な小学生時代、不登校として過ごした中学生時代、元不登校として補講ばかりの高校生時代、自分のことで必死な大学生時代。
全部の時代が「学生」の女の子を作った。
時に恋をして、
時に泣いて、
時に病んで、
学生だから
こその悩みを抱えては、泣いてしまう。
泣き虫な女の子は、自分なりに生きている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-13 02:26:33
247文字
会話率:0%
「卓球やめちまえ。」チームメンバーである高橋弦矢にそう言われ、主人公である霞愛貴はそれ以来ラケットを握っていない。
「練習試合の助太刀頼む!」そんなメールを送ってきたのは、同じクラスの同級生兼、卓球部員である国安優希だ。
「約束通り、一番や
りたくないことをやってもらうぞ。じゃあ、これに名前書け。それに親のハンコ。そして入部動機を下のスペースに書いてくれ。」そう言ってきたのは斉藤泰成という先輩だ。試合で負けたため約束通り、入部届にハンコを書くことをなる。
「辞める方法はひとつ、俺に勝つこと。それだけだ。」勝てるわけがない。しかし愛貴に反論はできなかった。
それはこの学校の卓球部には弦矢が所属していたからだ。
「えー、自分がこの中学校に来た理由は、卓球部を全国に行かせること。勉強やなんやら抜いてでもいかせてみせます。」そんなことを全校生徒の前で言い切って見せる栗田監督のもとで愛貴は卓球を教わることになる。
そして部員は自分を含めて、七人と少数。しかしひとりひとりが心技体が整い、強いことを知る。しかし、なぜ今まで成績を残せなかったのか疑問に思う。
ランキング戦という、選手の力量を確かめる総当たりが行われる。先輩、後輩関係なく行うため、全員が死にもの狂いで試合を行う。
先輩たちの悩みや自分の悩みを打ち明け、お互いに高め合っていく愛貴。
そして中学時代バスケットボールで有名だった優希がなぜ、高校で卓球を始めたのかを知ることになる。それは愛貴が大きく関わっていた。
『どうやったって全国いけねえよ、とか関係ない。行こうとしないから全国にいけない、これあたりまえだよね?』
『楽しんでないやつがいくらやってもうまくなるわけないじゃん』
『楽しみながら生きていくのがいいと思っていた。でもやっぱり負けるより勝つ方がいいよね』
『結局キーになるのは、ラバーやラケットではなく自分。』
『他人の意見や、プレーがどう見られるかなんて気にする必要はない。どうせどいつもこいつも自分のことで精一杯なのだから。だから自分を信じるだけでいい。』
『結局、一番心に素直なやつが幸せになれることは今までもこれから決まっているルールだ。』
もらった言葉という名の力を手に愛貴は新人戦で、あの日の敗北を克服する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-15 15:21:05
129680文字
会話率:47%
口を開けば不幸自慢ばかりする主人公「瑠莉」。彼女は決して自分が世界で一番不幸だっと思っているわけではない。他人に興味がない。自分のことで頭がいっぱい。
彼女の不幸自慢に勝てる不幸者はいない。
最終更新:2017-09-28 05:19:37
957文字
会話率:43%
自分の不登校によって、うつ病になりかけていた母。自分のことでいっぱいいっぱいで身近な母のそんな様子に全く気がつかなかった凜は責任を考えてしまい、母一緒に精神科に通うように。
母と過ごすうちに、母の想いを知り…。
最終更新:2017-03-20 11:35:49
2790文字
会話率:38%
年末、友人夫婦の結婚式のサプライズムービーを作ることになった、まつり(25)、大倉(おじさん)、千源くん(26)。幸の薄い笑みを浮かべる千源くんに、大倉がガンガンつめてくる。まつりは彼を必死にフォローしようとする。彼の胸中を知っているからだ
。でも、決して今幸せでない千源くんは、前向きな姿勢である。雪に溶かされそうな千源くんを前に、自分のことで必死だったまつりは・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-08 23:54:24
4289文字
会話率:43%