高校1年の7月、志倉柾は自分の生活に疲れていた。ハードルの高い進学校で、かつ剣道強豪高校に通う柾は、追いつけない授業と厳しい部活動に嫌気がさしていた。部活帰りに、知らない駅で起きると、冒険心から山に入り、事故にあう。
その後、気が付くと山小
屋にいた。レイ=シャーウッドと名乗る少女は、柾を召喚したと告げる。訳も分からないまま、小屋が火事になり、脱出すると、そのまま二人組の男達に襲われる。立て続けの窮地を脱した柾は、少女の言う通りに街に降り、宿に泊まる。
次の日、レイに説明を求めると、召喚士と召喚された戦士の百組で戦い合い、世界の王を決めるという戦いのために異世界に召喚したと告げる。
柾は人を殺す恐怖や、異世界の不安をレイにぶつける。そんな柾に、レイは自分の夢の為に戦いに参加した旨を伝えたうえで、夢を持たなかった柾に、夢を探す旅をすることを持ちかける。
答えを出さぬまま、街を探索に出かけ、偶然会った青年、ルドガーと親睦を深める。
ルドガーの連れで、レイの親友でもあるパティと四人ですごす日々。
武器を見たり、服を購入したり、世界を楽しみ始めた柾だが、盗賊の襲撃にあい、世界の厳しさを知る。
柾は、このまま四人で旅をしようと考え、ルドガーに話をつける中で、自分が異世界人であることを告白する。その返答にルドガーは同じ異世界人であると言い、真剣勝負を申し込む。
柾は、また戦って人を殺すこと、それも親しい人物と行うことに、悩む。結論として、ルドガーの手で殺してもらう事にたどり着き、戦う。
戦いの中で、ルドガーの焚きつけや、レイの思いを受け取ることで、レイの為に生きる決心をする。ルドガーの手首を切り落としたことにより、勝利した柾はルドガーを治療し、生かす。 柾とレイは、柾達の寝ている隙に旅立ったルドガーとパティの置手紙を読んだ後、世界を見て回る旅にでる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-10 18:08:59
806文字
会話率:0%
誰しも一度は使ってみたいと思ったことがあるだろう、魔法。
実際に使う人がいるとすれば、それは映画や漫画、アニメの中で生活する人となる。所詮、夢物語だ。
そんな風に考える妄想も言ってみれば一つのファンタジーであり、実は自分は……な
んて半分以上の本気で主人公を気取ったりする思春期の人や、大人であれ、よく言えば少年の心を持ち合わせる人も少なからずはいるわけだ。
この主人公も昔はそんな考えにどっぷり浸かっては楽しんでいた時期はあったが、今となってはいつかは異なる世界へ──なんて夢にも思わないし、成人を過ぎてもその世界にどっぷり浸かっている人種をつい悲観的な目で見てしまうのは、その頃の自分を黒歴史だと隠しているからこそである。
なのに、異世界では伝承レベルな超レア級!のアイテムを、元厨二の主人公が装備!?しかも自分が異世界人だったとか!あれやこれやの少女達と共に成長していく異世界道中が始まります!
※最初からチート的な設定ではありません。
物語の進み方もゆっくりです。
いきなりスキル全開!がお好きな方は好ましくないかも知れません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-03 20:38:11
84769文字
会話率:52%
ヒトをやめたボクが世界を食い荒らしていくお話。
…でもあり、世界を旅行するお話。
物を集めたり人を集めたり悪いコを懲らしめたり。
最終更新:2015-11-30 11:00:00
44960文字
会話率:21%