フローグリッド帝国の第三王都・グロウリーに住まう少年、エル・ヘスティアは指折りの名門校、『グロウリー総合学院』の勧誘便を受け取った。
彼の目指す『超有能』のため、徳と自学自習を積んだ甲斐あったと彼はいそいそと試験の準備をしている。
嬉々として向かった入学試験にエルは余裕で……敗北した。
それもそのはず、エルには目立った戦闘力もなければ、生まれつき天才無才を決める『特殊スキル』を持っていなかったのだ。
家からは追い出され、泣く泣くお爺さんのもとで居候する羽目になったエル。
お爺さんに言いつけられた書庫の掃除中、エルは奇妙な本を見つける。
その本が放った輝きに包まれたエルは、運が良いのか『バグ』という特殊スキルを身につけるが、そのスキルは
『制御ができない代わりに、好き勝手できるかもしれない』スキルだった!
『バグ』を身につけたせいで、第一王都・クロンへイムの国王令嬢と共に『クロンへイム国立学院』に入学する事になるわ、入学早々喧嘩に巻き込まれるわ、学院生の殺害疑惑がかけられ、濡れ衣晴らしのためフローグリッドすら飛び出す長旅をするわ……。
エルは『できるだけ楽して旅をする』ことを心に決めるが、ただでさえ長い旅路は、息をつく暇もない闘いの日々になる……。
そこそこバトル、頑張ってコメディ、もしかしたらチーレムの、楽々暮らしと濡れ衣晴らしを目指すハイファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 22:07:39
16005文字
会話率:22%
僕は星乃 輝星(べが)、流行りのキラキラネームが名前だ。中学3年生の男子で思春期の真っ只中だ。学校の成績は可もなく不可もなくって感じで普通だ。モテ度は不可だ、マイナスではないけど不可能だ。
つまらない人生だなと嘆く。
誰もかが一度
は呟くだろ、嫌なこと、ムカつくこと、人生が上手くいかない時。
「こんな..世界ぶっ壊れちまえ」と。
そしたら――本当に世界がぶっ壊れました。
崩壊した世界を見て、星乃 輝星は叫ぶ。
「はははははは、僕が世界を壊したんだ。....僕はワールドブレイカーだ!」
世界を壊した(自称)と信じる。
崩壊していく世界で”異形な生物”が牙を剥き出し襲い掛かる。
世界を壊したワールドブレイカーの命を狙う刺客と信じて。
自分が本当に世界を壊したと信じた少年ワールドブレイカー(自称、が活躍する物語である。
※注意! 主人公は思い込みが激しく自虐的です。そんな主人公が嫌い方は注意して下さい。
【旧題 つまらない人生だなと嘆く少年、電車の中でリア充カップルがイチャイチャしていたので「こんな世界..ぶっ壊れちまえ」と呟くと、本当に世界がぶっ壊れました。~ワールドブレイカー(自称~】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-15 18:24:48
113045文字
会話率:28%
運動神経はそこそこ良いが背は小さく、頭も良い方だが有名校や難関資格が習得出来る程でもないせいぜい太ってない事だけが救いな程度の一般人な俺は家と通勤通学先の移動だけをするつまらない毎日だった。
皆様ご存知の通りひょんな事から死んで神様と面会し
、『不老不死』と『吸収』という能力・スキルを特別大大大増量で貰い魔物の暴れる異世界へ復活転移するのだが!
神のちょっとしたいたずらや異世界でも変わらない人間の汚さで振り回されながら俺はどう生きる。
いつも一人でよかった俺を飼い主として愛してくれる魔獣や、たくさんの仲間達が出来たとして、俺はその思いに素直に応えられるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-24 10:07:06
140707文字
会話率:25%