剣と鮮血の世界。命ある人間。全知全能の神。モンスター。それぞれが生きる混沌の世界。
誰かが創った、想像の力が生きる世界。
〝英雄王〟ギルガメッシュ。生命の愚かさを見た神々とそれに抗う生命の聖戦《神生大戦》を終結させた始まりの英雄。それから時
は進み……。
未だ最下層に到達した者がいない迷宮を進む《冒険者》と《神》の物語。
新人冒険者《アルタイル・アリエル》。祖父と父が消えて数年。モンスターに襲われ、覚醒したもう一人の自分を機に世界が広がった。
彼は父と祖父から学んだことを生かして冒険者家業を行っていた。そんなある日、トップクランの〝閃光〟と出会う。そこから始まった英雄物語〝神々に嫌われた男〟と呼ばれた彼の秘密。自身の本当の心を知った者の技。
機動兵器のパイロット《エイル・ローグ》。彼の祖国《ブリタニア王国》は神の恩恵を受けられず、モンスターにおびえる日々が続いていた。女が戦争に勝ち、男が奴隷として扱われている国。そんな時とある研究者が残した《神経接続機構》を使った人類が造ったもう一つのモンスター《セルウス》が完成し、奴隷を乗せることで平和を築いていた。
光の戦士が現れ奴隷兵の少年達と冒険者のアルタイルが女神を殺す……。エイルの魂が、光の巨人が神を裁く。過去との決着が着いた時、世界は変わる。最古の英霊と最高の英雄の人生。
これは〝神々と生きる者〟が紡ぐ、ハッピーエンドの物語。
――――しかしこの世界は、本当に《本物》なのだろうか―――――――――――。
《黒き剣士》の、始まりの物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-02 07:01:11
131343文字
会話率:49%
第二次大戦中にスターリングラードにて戦死したかに思われたソ連兵ニコライエフは、目覚めるととエミール・シュタインハルトとして異世界に転生していた。また彼は転生時に、何の因果か他者とは比べものにならないほど膨大な魔力を獲得しており、それを駆使し
て彼は、新たに出会った仲間たちと共に異界の地で再び兵士として大戦果を挙げていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 17:30:00
119232文字
会話率:52%
魔王と戦っていたミカエル一行は、ひょんなことから異世界に飛ばされてスパイに!?
たとえスパイになっても、天界と魔界の戦争は止まらない。
諜報聖戦、開幕!
最終更新:2024-09-14 13:28:28
5717文字
会話率:60%
貧血で顔色の悪いロリっ子ヴァンパイアの上司が呟いた一言
「ねぇ航空参謀。ちょっと…山脈を越えて様子を見てきてくれない?」
「閣下。コレはペーパーテロであります……」
これが、サキュバスのメリィ・ダイ・ヤヴァイネンとその部下たちを、険
しい大山脈の向こう側にある鎖国中のヒューマンの王国へと導いた。
多様な魔族達が住まう魔王国の進攻を計画する『聖戦』の噂が広まる王国では、政治が行き詰まり、国民の不満をそらすために危険な道を選ぼうとしていた。
王国の為政者たちは長年にわたり魔族への偏見と差別を続け、教会の支配のもとであらゆる国との交流を断ってきた。その結果、技術革新が『異端』や『禁忌』として排斥され、王国の文明は停滞し、魔王国との間に300年もの文明格差が生じていた。
その一方で、魔王は開戦の危険性に強い懸念を抱いていた。『開戦となれば、我が軍の一方的な虐殺となる。それだけはしたくない』——魔王は戦争による無用な流血を避けたいと考えており、メリィたちの任務はその意向を反映していた。
「そこで、参謀本部から指示が来たの。少数の特殊部隊を送り込んで彼らの情勢を調査し、国内に反戦世論を醸成させる。それで侵攻計画を頓挫させれば多くの命が助かるよね」
「閣下の砲撃から隣国の農民兵の命を守るのですね」
「…間違ってないけど、言い方酷くないかな……」
彼女はぷくーと頬を膨らませた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 19:40:43
10835文字
会話率:36%
これは聖戦ではない。血戦でもなく、名も知れない戦いとして僕の中で生き続ける生ける戦争だ。
最終更新:2024-07-10 04:00:00
115898文字
会話率:19%
ある日、急な自転車の事故で気を失った高校生真住順は、突如夢の中に出てきた青い瞳の謎の青年と会話をする。目を覚めてから自分の体の異変に気付き始め、とある世界の国の王と名乗る人物と出会う。その国王の名前は『グレス・レヴァイス』。彼は戦争犯罪国家
と呼ばれ忌み嫌われている大国で革命を起こし、新たな王として成り上がった。だが、どういう理由か前国王が世界の条例を無視し、日本に対して『勇者特選群』と言う派遣隊を送っていた。グレス・レヴァイスはそれを知り、自ら1人で自国へ連れ戻そうとしたが上手く行かない。真住順と出会ってから、彼の体の謎が自分の世界に大きな何かを及ぼすと考え、共に行動することとなる。青い瞳の青年は何者なのか、真住順の体の異変は一体何なのか、前国王はなぜ条例を破ってまで日本に派遣隊を送ったのか、見捨てられた勇者達はこの世界で何を思うのか、
これは皆が思うよりずっと壮大な話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 02:30:00
171602文字
会話率:62%
戦争に負けて、長年幽閉されていた食人鬼の姫 アルク。ある日、種族が全滅したことを告げられ、脱獄を決意。
外に出て最初に向かったのは最終決戦で自分を倒した敵”英雄 ヨーイチロー”の家。
「余を打ち倒したからには責任として、伴侶になってもら
わなければな!」
しかし、アルクが家に辿り着くと、ヨーイチローは不治の病に伏していた。
種族の違う二人の、結婚から始まる不思議なお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 17:12:01
5171文字
会話率:56%
民族交流の国カフトル出身のエンベルは、王政復古を果たしたシェケムの民との聖戦に巻き込まれて故郷を失う。
トルコ西岸、新フィリスフィア人の第三普通科歩兵隊の隊員として戦うエンベル。そしてついに、彼らを勝利へと導く戦略兵器【GORIATH】が
完成して...。
偉大であるとは何か、戦うとは何か、正しいとは何か。一人の青年に課せられた悲哀と真実の一篇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 14:10:35
7596文字
会話率:46%
2014年9月9日9時
魔法使いと超能力者の戦災…聖戦は始まった。
すべては変えられる世界のため。
これを境に、四人の主人公は動き出す。
初めての戦災から20年の時が経ち、主人公外の少女が超能力者の組織“アンゲルス”へ入隊していた。
その
目的は給料。
切実に給料アップ望み、雑に将来を見越す少女もまた世界の混沌に呑まれていく
【小さなアルカナ達】
杖 「華綾」 変革と信仰
聖杯『綾雅』 共存と正義
剣 〈フール〉 叡智と選択
金貨《ルキフェル》終焉と再生
全、24章構成の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 21:00:00
805425文字
会話率:28%
世界の危機に際し、教会は状況の打開を図る為に伝説の勇者召喚の儀式を執り行った。
しかし、そこに現れたのは二人のセーラー服の美少女であった……
というのは、よくある(?)事だが、問題があちらこちらにあった。
教会は勇者召喚が成功すると思ってい
なかったし、なんなら代理の偽勇者まで用意していたし、教皇は人気のない腹黒汚職教皇だし、各国の貴族もまとまりがない。
そもそも、世界の危機とか言っても人余りを解決する棄民政策、侵略戦争が上手くいっていないだけというなんとも世知辛い状況だったのだ。
だが、問題があったのは何も召喚をする側だけではなかった。
召喚された少女、津宮涼花(つみやりょうか)はもっと問題だらけだった。
汚い異世界に召喚された汚い美少女が率いる汚い聖戦軍は魔王へ挑むため旅立つが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 18:00:00
118478文字
会話率:40%
対魔ブリックス聖戦
それは、ブリックス皇国軍の人類と魔王の率いる魔族により始まった戦争。
勇者コルリオにより、魔王は討たれ、戦争は終わる。
それから、月日は流れ、3年の時が経つ。
世界は戦争の前の元の姿に戻りつつある。
そんな中、ブリックス
皇国には、灰色のコートを着た一人の傭兵が現れる。
「僕、一人旅をしているんですよ。とある、目標があってですね…」
傭兵には旅の目標があった。
「僕、静かな場所で眠りたいんですよ。お勧めの場所知ってます?」
彷徨う傭兵は「アハハ」と笑う。
その笑い声はとても乾いていて、生気を感じさせない声であった。
彷徨う傭兵は今日も眠れる場所を探して旅をするのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 23:35:14
4350文字
会話率:45%
源頼光ら一向は、多田院の本殿に向かい旅をしていた。そんな最中、鬼と、獄門から現れた。悪魔が次々と、現れ、
さらなる恐怖が京の都に立ち込める。この世界の王であり、世界を担うものとして、地獄の暴虐を止めるべく。
命をかけた。聖戦が幕を開ける。
最終更新:2023-09-23 10:00:00
1932文字
会話率:0%
ミリは最後の聖戦で犠牲となった小さな村の、たったひとりの生き残りだった。
流れ着いた孤児院で、傷の残る体を酷使しながら懸命に生きるミリ。
孤児院の支援者であるイザクに、ミリは淡い恋心を抱いていって……。
遠い国の片隅で起きた哀し
い愛の物語。
:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜
メリバなのでお気をつけください。
やるせないお話が好きな方におすすめします。
※berry's cafe でも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-12 23:19:09
6835文字
会話率:31%
幻に遊ぶ人々、束の間の幻に夢を見る。その眼前には久しくなかった輝き。厚き雲が避け、一条の陽が差し込んでいた。
麗しかった大地は魔が支配し、亡者が闊歩している。長き夜を嘆く人は光に祈った。
――ああ、我らを救い給え。
その祈りに応えしは、天界
の七神。すなわち、光、星、月、風、雷、炎、水の神。神々は人に聖なる力を授けた。聖戦士の誕生である。
希望の灯は魔を退ける。そして、再び大地は輝きに満ちるようになったのである。
~『幻遊戦争記』より~
人と魔が争った幻遊戦争より二百余年、平穏に慣れたアルシリア大陸に再び不穏な空気が満ち始める。
そんな中、ヴェレリア王国の若き士官候補生シルクは己の理想と目の前の現実の違いに決断を迫られていた。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 17:00:00
122558文字
会話率:28%
第二次世界大戦でドイツが勝ち、ロシアが負けた世界戦の架空戦記。
アイザックZさんの「総統が死んだ日」「ロシア最終聖戦記」に影響を受けて書き始めた小説です。
※この作品はアイザックZさんの動画の二次創作で、ご本人様からの二次創作の許可
は得ております。
https://youtube.com/@IsaacZ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 16:37:35
3146文字
会話率:46%
昔、天界が地上にあった頃の聖戦で負けた血の神の天使達は、きたる二度目の聖戦に向けて吸血鬼として地下に王国を築いていた。
王国一の権力を持つマリエル家の次女として生まれたアリスには、不思議な力があった。
それは、かつて聖戦で亡くなった天
使、“光線”と同じ物で………?
秘密にまみれた“古き世代”の吸血鬼達と、巻き込まれていく“若き世代”の吸血鬼達の日常と戦いを描く吸血鬼ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 20:00:00
84203文字
会話率:42%
とある小宇宙に漂う名もなき星で、人類とエルフ族の連合軍が魔族と獣人族の連合軍とその住まう大地の覇権を賭けて長い間戦っていた。
人類軍の主力は魔法を駆使して戦う魔法術士とその手足、ときには自らの命を捧げて魔法術士を守り抜く肉壁ちゃんで構成され
ていた。
そんな軍人の鏡となるような立派な肉壁ちゃんを育てるための養成所である肉壁の穴に一人の少年が今春、入学して来た。
リュウは中学時代の検査で肉壁ちゃんとしての適性を見出された。
そのため、彼の暢気な両親が軍からの慰謝料を受け取る代わりに、リュウは聖戦士育成学校、通称、肉壁の穴に年季奉公に出されてしまったのだった。
まぁ、本人は3食大盛りどんぶり飯を3杯食べても叱られないというので、入学時の物悲しい扱いにも関わらず、学園生活をエンジョイしているのだけどね。
そんなあんぽんたんなリュウが素敵な、訳あり校友と修行を重ねて、りっぱな、堂々とした、ボンクラ肉壁ちゃんに成長していくというのがこの物語の前半になる予定です。
肉壁の穴を無事? 終了した後の後半はどのような展開になるかは内緒(意訳: まだ何も考えていない)です。
今後の展開に期待してください。
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本物語は先の作品"聖戦士のため息 トラブルだらけですが今日も人類が生きてく領域を広げます"のシュウの世界とは別のパラレルワールドでの出来事を記したものです。
主人公はシュウからリュウに変更しますが、他のメンバーはかぶってくることが多々あります。
序盤はリュウとジャンカ(ため息のタイさん)を中心に話を進めて行きます。
あのタイさんがこの世界ではこうなっちゃたの、エリナは、ソニアは、というようにキャラのギャップを楽しんでいただきたくて、パラレルワールドとして設定しています。
そんなわけで基本的な設定は両世界で出来るだけ共通にしたいと考えています。
"聖戦士のめまい"はもちろん、完結済みの"聖性戦士のため息"も再度、楽しんでいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 20:00:00
700292文字
会話率:15%
この物語は「聖戦士のため息 トラブルだらけですが今日も人類が生きてく領域を広げます」の別伝になります。
死神さんと旧ランク8位が結婚式のために故郷に帰ったときの物語です。
この別伝だけを読んでも楽しめるようにしたいと思っています。
できれ
ば本編も読んでいただくとより一層美味しさが増すと思います。
この別伝は,時間的には本編と同じ時の流れになっています。
シュウが風の大精霊と会合した後の本編の進行に大きく影響してくる別伝ですので、本編ともどもよろしくお願い致します。
執筆は終わっていますので。全タイトルをご紹介します。
1~6話は10/5に公開します。
それ以降は1日1話の公開予定です。
1話目 やつの傀儡
2話目 黒い霞
3話目 ペーチ家の中のバートリ家
4話目 陽の地、陰の地
5話目 ひとり
6話目 エレンの功績
7話目 執政官の資質
8話目 私は・・・・・・・・
9話目 暖かい食事を家族に
10話目 心の渇き、癒す生きる希望
11話目 癒されない心の渇き
12話目 住みよい町のはずなのに
13話目 逃避
14話目 例え、お飾りだとしても
15話目 バートリ家の墓陵
16話目 奪う人、与える人
17話目 墓参り
18話目 俺の家族なんだ
19話目 お父さん頑張って
20話目 新たな町
21話目 墓標の前での誓い
22話目 もう一つの墓標
23話目 記憶を飲み込む闇の穴
24話目 贈り物と伝言
25話目 死神を超えるということ
26話目 結婚してあげるわね
27話目 灰にしてやる
28話目 礼拝堂の騒動
29話目 大精霊との会合 前編
30話目 大精霊との会合 後編
31話目 死神の滅び
32話目 最終話 私を信じて
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-31 19:00:00
98076文字
会話率:27%
”聖戦”
この世界では、戦争が始まろうとしている
ただの戦争では無い、全てを許される神が生み出した聖戦。
神になるための戦いである。
神が選ぶ6人の魔術師に与えられる
奇妙な力。
──天使の力
──悪魔の力
──魔人の力
──
鬼の力
──魔女の力
──堕天使の力
魔術師はこの力を使い他の魔術師の命を絶たなければならない。
誰が一番神に相応しいかを証明する為に。
自分の欲を満たす、夢を叶える、全てを行えるのは神ただ1人。魔術師はそれを求め、殺し合い、1席の頂点に立つ。
そう、この聖戦という名の殺し合いは”悪魔”
が集う醜い戦いなのだ。
妹と二人、家事をこなす少年がいた。
母は仕事、父は7年間行方不明。
そんな少年はあるお寺に毎日欠かさず訪れていた。小学生、中学生、そして高校生の今でも少年、いや彼は訪れる。
周りの住人は何をしているのかと気になり、彼にいくとどなく聞くが今日も今日とて求める言葉は帰ってこない。
夕暮れ染まる帰り道
そんな彼に1人の女が問いかけた
「この近くに魔術師はいますか?」と。
彼と彼女、そして魔術師。
彼ら彼女らの醜い聖戦物語はその言葉で幕を開けた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 10:00:00
28712文字
会話率:28%
ニュー・アクアラインを走行中だった立川夢希は、突然光に包まれた。
眩しさに閉じた目を開いた夢希が、眼下に見た大地は、《ブルゥンディ・ベル》と呼ばれる異世界だった。
その大地へと落ちる空で、《戦花》と呼ばれる、人の形をした大きなそれを出現させ
た夢希は、この世界で起こっている戦争に巻き込まれていく。
運命的な出逢いを経て、自らの意志で戦うことを選んだ夢希は、その戦いの果てに、何を見るのか――。
――という、自分が最初に書き上げた作品『命のおとは、愛のうた』の舞台である《三角大陸》の設定を広げた、ある意味では前日譚とも言える作品です(拙作『速いは煌めきの乙女たち』とも関連がありますが、どちらも読んでいなくても本作には支障は無い……はずです)。
色々考えている内に、「あ、これ、“某聖戦士”っぽいな?」と思ってしまったので、「逆に、“そっち”に思いっきり寄せてみようか」などと考えて書いちゃいました。……逆にね?
そんな軽い動機の割に難産となりましたが、分かる人には「っぽいね」と楽しんでいただければ嬉しいですし、分からない人にも分からないなりに楽しんでもらえたら幸いです。
「全然なっとらん!」と言うお叱りの声なども含めて、率直な感想をいただけますと、とても嬉しいですし、感想とは言わずとも評価を残していただけるだけでも、とても有り難いので、手間に感じなければ、よろしくお願いいたします。
なお、開催期間中だったので『第十回 ネット小説大賞』に応募しておりますが……。
サンライズ様におかれましては、寛大な心で笑って許していただけますと、幸いに存じます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 19:00:00
86210文字
会話率:44%
聖龍に全てを委ねた国家、サルヴァドラッヘ救世国。世界を救った救世主が建国したその国家では、聖龍よりもたらされる恩寵が全てを定める。世界で最も平和で美しい国家と呼ばれる救世国には戦争も飢饉もなく、恩寵の強さにより罪すら許されることを除けば、
最も理想的な国家として大陸の半分を治めていた。
英雄の父を持ち侯爵家に生まれたラウルス・ノビリスは、時代の救世主としてその身体に救世龍を宿すが、それを秘密とされ生きてきたが自尊心に溺れ心優しいながらも傲慢に育ってしまった。しかしラウルスはある教師や救世国では悪とされる穢れた肌の人種の少女、多くの人と関わるうちに救世主や正義の信念に葛藤していく。
この国は本当に理想郷なのか、聖龍に裁定を委ねた宗教は本当に正しく人を導けるものなのか。真の救世主とは何を行うべきで、聖戦を起こし蛮人と戦うべきなのか、それとも――
栄光は、常にこの内にある。けれども栄光は、平和と相対する――――争いがなければ、栄光などは生まれもしないのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-08 07:28:46
330569文字
会話率:47%