二度も婚約破棄された。それもどちらも同じ女性に相手を奪われて─────
一度ならず二度までも婚約を破棄された自分は社交界の腫れ物扱い。もう自分にまともな結婚相手は見つからないだろうと思った子爵令嬢のロゼッタは、何かしら手に職をつけ一人で
生きていこうと決意する。
そんな中侍女として働くことになった公爵家には、美麗な容姿に冷たい態度の若き公爵と、病弱な美しい妹がいた。ロゼッタはその妹オリビアの侍女として働くうちに、かつて自分の婚約者を二度も奪った令嬢、エーベルに再会することとなる。
その後、望めないと思っていた幸せをようやく手にしようとしたロゼッタのことを、またも邪魔するエーベル。なぜこんなにも執拗に自分の幸せを踏みにじろうとしてくるのか…………
※この作品はアルファポリスにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 17:01:13
196390文字
会話率:45%
このリプレイでは「常夜国騎士譚RPGドラクルージュ」基本ルールブックの他に「ヘレティカノワール」「ノブレスストーリア」「サングトラヴェリア」記載のルール及びデータを適用しています。
騎士の学堂ギムナジウム。華やかなるローゼンブルクが誇る騎士
候補養成の学び舎。教師たる騎士と、騎士を目指す選ばれし民の生徒が学び暮らすこの地は、恋の花園でもある。騎士の作法として、溺れず慕うに止める限りは許されるが習い。しかし、恋とは律し得ぬもの。恋に落ちた教師の騎士と生徒の処遇を巡り、グランツ公の鶴の一声により全生徒が注目する討論の場が開かれようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-15 20:00:00
18425文字
会話率:75%