「マリア、今日も可愛い」
侯爵家の妻マリアは、美形の夫レオナルドから、今日も惜しみなく、有り余る好意を全て向けられてたじたじだ。甘さ全開の美形は尊い。しかし、早く慣れないとメンタルがすり減り続ける。
ある朝、レオナルドはマリアを夜会に誘う。
レオナルドは夜会に向けて、ドレスやアクセサリーをマリアに贈ることにしたのだが、マリアへの気持ちがそれらに顕れてしまい…
※「旦那様、離縁してください〜避けられ続けてもう限界です〜」の続編です。単体でもお楽しみいただけますが、前作をご覧いただいた方が分かりやすいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 15:25:04
26771文字
会話率:28%
「旦那様、離縁してください。」
侯爵家の妻マリアは、ある日の朝食の席で、クールな美形の旦那様・レオナルドにお願いした。
突然の出来事にフリーズするレオナルドに、マリアは言い募る。「もし、離縁は外聞が悪いということでしたら、私が愛人を持つこと
をお許しください。侯爵家の妻としての義務は、引き続き果たします。」
政略結婚して子を成したものの、原因不明のままレオナルドに避けられ続けたマリアの決意。レオナルドの答えはいかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 20:51:49
5327文字
会話率:23%
『女神に真実の愛の誓いを立てると加護を帯びた花の紋様が左の手に現れる――』そんなのは離婚と重婚を避ける手段だと思っていた――――
魔法省で働く魔術師リリアーナ(通称・リリア)は、裁決を貰う筈なのに何故か冷酷無表情の宰相との婚姻届に記入し
た事になっていた。これも傲慢・浪費に加えてちょっと生理的に受け付けない王女との婚姻をさけるための人助けだと納得した矢先に――――ちょっとまって、何でいつもは動かない表情が(私限定)で稼働するの?そして何で私の秘密というか、周囲の人たちは話を聞かないの?
※ストレス発散にノリとテンションで書いたファンタジーちっくなストーリーです。ふわっとした設定のご都合主義で進みますが、暇潰しにどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-09 23:13:13
7185文字
会話率:56%