宰相補佐官のメイドは強い。
まず、毒に強い。次に、暗殺者に強い。さらに、陰謀に強い。
しかし、更なる強さを求めた彼女は勢い余って王位争いと戦火の渦に飛び込んでいた。
SFでギャグで恋愛で、童話パロでバトルでミステリー?
19世紀英国に似たと
ある王国で巻き起こる、宰相補佐官とメイドの奮闘ストーリー!
完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-08 12:00:00
151763文字
会話率:37%
採取後3分で死滅し、培養は不可能、挙句の果てには効果すら不明。謎のナノマシン、"Sheep Tumor"。
医療用ナノマシンの第一人者、グレナ・ストロムブラードが新たなナノマシンを残して姿を消した。
時代を変えた天
才の未知の作品は金と争いの匂いへと変わり、強くひきつけられた好事家達は硝煙を撒き散らしながら群る。
ナノマシン培養プラントとされてしまった可憐な少女に。
巨万の富と引き換える人質として、唯一のナノマシンプラントとして、そして世界最強の執事の主として。
実の父によって争いの渦中で叩き落された年端も行かぬ少女――ソフィア・ストロムブラードは何も選ぶ事が出来なかったからこそ、ただ願う。
何もかも、全て燃えてしまえ、と。
始まる茶番は誰のため?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-18 00:01:55
152267文字
会話率:30%
司法が死に、宗教が廃れ、モラルが腐った終末の時代。
海はヘドロに沈み、草木は枯れ果て、太陽はガス雲に遮られた。
紫外線を奪われた人々のほとんどは灰色に退色し、僅かに残った有色の人々は纏わりつく資産価値に怯えながら過ごしていた。
全て
が朽ち果てた世界に1つの新しい娯楽が生まれる。それは企業が提供する"他者の記憶"だ。
企業は弱い人々を殺して記憶を奪い、弱い人々は民間軍事企業から傭兵を雇う事で歪な安寧に身を委ねていた。
戦争と呼ぶには矮小な諍いが跋扈し、悪意によって戦火が撒き散らされた世界。
やがて世界は1つの答えに辿り着いてしまう。
何もかもが退廃した終末の世界で、死に損ない達の終末劇の幕が開かれる。
終わらせるのは誰の答?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-02 20:06:37
427626文字
会話率:25%