醜い、体を傷つけるだけのものも、元は美しい翼だったのかもしれないと。耽美主義者の血が騒ぐのです。美しい言葉を並べてみたかった。そう、本音はそんな感じ。
最終更新:2020-12-30 18:37:48
364文字
会話率:0%
ある日地震と共に大きな穴に落ちた、エステティシャンの渡世あかり。
落ちた先は見たこともない広大な砂漠と煌びやかな踊り子一座のゲルの中だった。
煌びやかな衣装のわりに野暮ったいイモの踊り子たち。
これはいけない!!
エステティシャンあかりはか
わいこちゃんをさらにかわいこちゃんに仕上げるべく自信の持てる技術と、持ち合わせた化粧品をフルに活用する。
「かわいいは正義!美しいは正義!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-07 17:00:00
27709文字
会話率:36%
友人の誘いにより参加したファンクラブの交流会。
つまらなかったので、会を抜けて帰ることにした原田麻耶は、その交流会の主役である、双子の片割れ尚人くんが廊下で倒れているのを発見した。
急いで、なんとか保健室に運ぶと回復した尚人くんに、ファンだ
と勘違いされ、
「俺の、召使いにしてあげる!」
と言われた。
勿論お断りしたいが、綺麗な笑顔で言われてしまえば、平々凡々の私には何も出来ない。
美しいは正義だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-09 00:02:30
24032文字
会話率:31%
とある国に、大変美しいお姫様がいました。見目麗しく、聡明で、とてもお優しいお姫様でした。そんなお姫様には、不思議な所がありました。時折一人お部屋にこもる事があるのですが、そのお部屋から話し声が聞こえるのです。どう聞いてもお姫様のものとは思え
ない声でした。しかし、その部屋には確かにお姫様以外、誰もいません。一体一人きりのお姫様のお部屋で、何が起こっているのでしょうか―――――――――――
※グリム童話白雪姫を参考にしました。本編完結済みで細々と番外編更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-02 22:28:12
38528文字
会話率:41%