たった一夜の出来事が、春蘭の人生を大きく変えてしまった──。
亮国の後宮で宮女として働く春蘭は、故郷に将来を誓った恋人がいた。しかし春蘭はある日、皇帝陛下に見初められてしまう。皇帝の命令には何人も逆らうことはできない。泣く泣く皇帝の妃のひと
りになった春蘭であったが、数々の苦難が彼女を待ちうけていた。
「私たち女はね、置かれた場所で咲くしかないの。咲きほこるか、枯れ落ちるは貴女次第よ。朽ちていくのをただ待つだけの人生でいいの?」
皇后の忠告に、春蘭の才能が開花していく。
様々な思惑が絡み合う、きらびやかな後宮で花として生きた女たちの人生を描く中華後宮物語。
架空の国を舞台にした中華風後宮ファンタジーです。
(実際の歴史とは関係ございません)
短編ファンタジーとしてお楽しみいただければ幸いです。
他サイトにも載せています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 13:14:59
8143文字
会話率:41%
なんちゃって中華風の辛気臭い話です。
靉靆(あいたい)は雲のたちこめる様、たなびく様を表すそうです。「眼鏡」のことも指します。
永久就職先が倒産の憂き目に遭いましたが、再就職でうまくいきました。
昔の中国の献文皇后のことは詳しく知ら
ないけれど、さぞかし大変だったろうなあ。
無断転載、無断複製を禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-07 06:00:00
6873文字
会話率:36%