後宮×契約結婚×溺愛×料理×ミステリー
町の外れには、絶品のカリーを出す小料理屋がある。
小料理屋を営む月花は、世界各国を回って料理を学び、さらに絶対味覚がある。しかも、月花の味覚は無味無臭の毒すらわかるという特別なものだった。
月花は
ひょんなことから皇帝に出会い、それを理由に美人の位をさずけられる。
後宮にあがった月花だが、
「なに、そう構えるな。形だけの皇后だ。ソナタが毒の謎を解いた暁には、廃妃にして、そっと逃がす」
皇帝はどうやら、皇帝の生誕の宴で起きた、毒の事件を月花に解き明かして欲しいらしく――
飾りの妃からやがて皇后へ。しかし、飾りのはずが、どうも皇帝は月花を溺愛しているようで――?
これは、月花と皇帝の、食をめぐる謎解きの物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 07:08:08
100973文字
会話率:62%
ここはとあるファンタジー世界。魔王が倒され、すでに平和になった世の中。倒されたといっても、モンスターの残党や盗賊、はてはご近所のもめごとまで……問題は後をつきません。
そんな中、お使いギルドというちょっとした何事かも解決しちゃうパーティギル
ドができ……
時間のあるとき、気軽にお使い出来てこづかい稼ぎな目的で色んな人間が集まるが、中には内緒のVIPパーティーもいたりして……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 14:27:08
9049文字
会話率:44%
せっかちな公爵家嫡男ラティオーに攫ってもらった虐げられていたアウラ。
「私の大切な家族4人を一緒に連れていきたいのです」
「家族?」
「執事長とメイド長とコック長と私付きメイドです」
「伯爵家の要では?」
血の繋がらい二人姉妹のアウラ。
実は正統な伯爵家の方なんだが・・・なんなら超絶優秀なのだが・・・オマケに嗅覚がすごくて絶対味覚なのだが・・・いち早くアウラの才能に気がついた変人公爵家の溺愛で幸せになりましょう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 18:00:00
102625文字
会話率:36%
マクレチス国の使節団員である調理師のライス・オーモリ―。絶対味覚を持つシェフとして著名であった彼が、様々なきっかけから、暗黒魔女をはじめとする怖い仲間とパーティを組むことになってしまう。
当初は目的のないただの集まりであった彼らが、とあ
る出来事を境に、強大な敵との戦いに臨まなければならない事態となる。
正しい者とは、悪しき者とは、ほんとうの答えは誰にもわからない。
帰残大戦《きざんたいせん》
自分たちの道を信じて進む者たちの軌跡を、どうぞご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 06:41:19
143184文字
会話率:39%
━━東大陸。聖アレイク王国の王都カウレーンに住む。オーラル・ハウチューデンは、数年前までアレイ学園に通う『特待生』だった。だがある事件の首謀者と疑われ学園を退学させられてしまう。
しかしそれはオーラルを気に入らない貴族の子息による。言い
掛かりが始まりだった……、相手は王族に連なる貴族であったため。やむなく退学処分を受けることになった……。
━━それから数年……、孤児院の先生をしていたオーラルは、ある日。母と姉から。戦士養成学校に入学するよう言われた。驚き戸惑うオーラル。しかし再び学ぶことが出来る喜び。母と姉に感謝して入学していた。
入学してから半年後……、厳しくも。楽しい日々を過ごしていたオーラルに。王族の視察が来ることが知らさた……、そこでオーラルが『特待生』だった経歴を買われ、王女様のエスコート役に抜擢された。何かと学生から目の敵にされていたオーラルに対して。いきり立つ訓練生達を尻目に。王女の視察日が訪れた。
━━だが、王女の到着が予定より遅く。どうも急に暑くなった初夏の陽気で、姫様の具合が悪くなった様子……、それを見越していたオーラルは、全ての準備を整えており。そつなくこなして見せた。学生離れした折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-22 11:50:22
1370855文字
会話率:38%