「生徒会に入った理由?そんなもの、ただの勘です。」
私立鳳翔院学園…数多のセレブ校でも頂点に君臨すると言われる高等部に、主人公は特待生として入学式を迎えた。ある日、彼女は思い出したのだ。ここは乙女ゲームの世界である、と。そんな面倒臭いもの関
わりたくないが、すでに生徒会に入ってしまった後。ああ、嫌だ。関わり合いたくない、と言いつつも書記の仕事を彼女は熟すのだ。
「はい。了解しました。(うっぜえええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ。黙れよお花畑どもぉ)」
夢も希望も持たない毒舌主人公が、ワーカホリック気味になりながらも過ごす、苦くて甘い大人になりかけの彼ら彼女らとのお話。
※あてんしょんっ!
主人公結構毒舌です。ガッツリR15なのでお気をつけ下さい。
n番煎じの乙ゲーものです。更新は不定期です。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-12 08:00:00
22251文字
会話率:26%
私には前世の記憶があります。前世である彼女の記憶を全て丸々覚えているわけではないのですが、彼女が強ーく思ったことは大抵頭にありますね。例えば、超人気の可愛い服を手に入れたとか、この家具すごく欲しいとか、婚約者の彼がすごく素敵とか、彼がカッコ
いいとか、――――その彼に捨てられたとか。……ああ、もう! 彼のことなんかさっさと忘れたいのに、彼女のあの時の悲しみが忘れられないです! なのに、今の私の婚約者になる人がその彼の生まれ変わりとか何なんですか! 絶対婚約なんてしませんから!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-12 22:06:41
26852文字
会話率:48%