『ガラクタ娘と蔑まれた少女と百鬼夜行の王の結婚から始まる大正シンデレラストーリー!』
落雷で父親を亡くした色葉は十年間、母親と妹に「お前の呪いのせいでお父様は死んだ」と虐げられてきた。
ある日、色葉に妖怪の王・塵塚雪嶺との縁談が押
しつけられる。
雪嶺はかつて、百鬼夜行を束ねていたと言われているが現在は隠居し、百年間ひきこもっているという。
「とんでもなく恐ろしく醜い異形の妖怪と結婚するなんて色葉にぴったり!」と、母親と妹は嘲り笑いながら色葉を無理矢理に家から追い出した。
しかし、色葉の前に現れた雪嶺はとんでもなく美しく煌びやかな美形の殿方だった。
どんな男性よりも凜々しくて、どんな女性よりもたおやかな美貌を誇る、どうしようもないほどの美しさ。しかも、その声色は色気の権化の如く。
そんな雪嶺は色葉を一目見るや否や、電光石火の勢いで婚礼の儀を行う。曰く、色葉のことを「運命的」だと思ったらしい。
結婚当初は、不器用な雪嶺と引っ込み思案な色葉のギクシャクした生活が続いた。
だが、雪嶺は色葉の純粋さに心を開き、色葉は雪嶺の優しさに心を奪われて、やがて二人はお互いに惹かれ合っていく。
そして、二人は幸せな新婚旅行に出かけるのだが――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 21:32:14
84023文字
会話率:44%
結婚当初から舅姑に仕え出産適齢期を逃し“役立たず”の夫にも辟易とした妻はインテリアコーディネートにはまり始めたのだが……
最終更新:2023-10-11 16:34:44
1300文字
会話率:8%
アリス・ラプソディ伯爵令嬢は、政略結婚によってルーカス・ジェニュイン公爵と結婚した。
ルーカスは、式の寸前で「君を愛する気はない」とアリスに話した。
二年がたち、夫婦として最低限以上の事をしないでいた。
アリスは、ルーカスを愛してい
たがルーカスがアリスをどう思っているか自信を持てずにいた。
そんな時、ひょんなことからルーカスに愛人がいる噂を聞き動揺するアリス。
彼女は、動揺したままルーカスの部屋を訪れ彼の日記を自室へと持ってきてしまう。
そこに書かれていたのは、結婚当初のルーカスの発言とは全く違う内容だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 14:47:01
8513文字
会話率:45%
「っ買って来いっつたろーがよぉ!」
「チッ、死ねばいいのに・・・・・・」
荒れ狂う妻、掃き捨てるように死ねと言う娘。
どうしてこんな地獄に陥ってしまったのだろう。
結婚当初は・・・・・・なんて回想に入ることも許されない。
飛んできたテレ
ビのリモコンが額に当たり、ジンと痛みが込上げてくる。
たまらなくなった俺は財布を片手に家を出た。
あの二人が寝静まった頃に帰ろう。
ああ、あの日をやり直せたら・・・・・・。
そう思いながら歩いていると銀色の卵のようなものが落ちているのを見つけた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-14 12:00:00
2232文字
会話率:34%
結婚当初は一途だったはずの男が、妻以外の女性に目がいくという非常にサイテーな男の話です。
一部、文章表現がありますのでR15にしました。
最終更新:2022-05-14 12:00:00
1584文字
会話率:13%
九月一日月曜日。日報新聞長野県版に、岡田幸一医師の死亡広告が載った。喪主は故人の兄岡田幸雄。岡田発酵グループの会長である。そして七日後、また喪主を務める岡田幸雄の名が死亡広告に載った。今度の故人は岡田医師の妻・康子である。
日報新聞社会
部の野村理佐は二人の死に疑問を持った。相田編集長は、理佐が担当する過労死として岡田医師の取材を許可した。長野支局には理佐の婚約者・松浪健一がいる。
九月十四日日曜日。康子夫人の第一発見者は理佐に、夫人が九月五日の深夜に自殺したと語り、岡田医師が心臓疾患のため、八月二十九日に都内で倒れ、深夜、長野に運ばれたと語った。松浪も、同日深夜、岡田医院にグレーの車が停止していたと取材していた。
だが長野南署の調書には、八月二十九日の岡田医師は夫人を伴って十時から十六時まで都内の医学学会に出席し、上野発二十一時三十四分の新幹線あさまで二十三時八分に長野到着後、二十四時頃死亡。死因は急性心不全とあった。七日後の夫人の死は、急性心不全に陥った夫に薬を飲ませられなかった己を悔いての入水自殺とあったが、行政解剖の結果、夫人の肺に水は入っていなかった。長野南署に、夫人の死亡に関する捜査本部が長野南署から長野県警本部に移る噂がたっていた。明らかに長野県警は何か隠している。
夜、二人のもとに相田編集長が、捜査妨害するなとの長野県警の忠告を連絡してきた。やはり岡田医師は都内で倒れて長野に運ばれたのだ。康子夫人は殺害されたと考えられる。
相田は、過労死を名目に刑事事件として取材するよう二人に指示した。
九月十五日月曜日。二人は岡田医師の過労死を口実に岡田発酵グループ会長岡田幸雄を取材した。岡田幸雄は岡田医師の結婚当初から康子夫人を嫌い、夫人の実家小沼一族を極端に恨んでいた。二人は康子夫人の実家台東区浅草三丁目の小料理屋を取材すべく相田編集長が待つ日報新聞本社へ向った・・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-10 08:00:00
95254文字
会話率:40%
都心の高層マンションに住む四人家族。裕福で幸福な一家の風景。しかし、それは水面に映る幻影のようなものだった。
家庭に問題を抱えていることを知りつつも、家族をかえりみることをせずに仕事中心の生活を送ってきた父、良彦。彼は、会社を転々とし
つつ役員にまで上り詰め、経済面では家庭を十分に支えてきた。
結婚当初より、虚構の幸せを演じ続ける妻、美奈子。良彦より二歳年上の彼女は、若きし頃、奔放な生活を送っていた。良彦が大学四年の頃、二人は出会う。彼を将来有望なエリートと見定め、狙い通り懐妊した彼女は、良彦の卒業、就職を待ち、結婚することに成功する。以来、自分の素性、本性を隠して、清楚で気品にあふれた家庭的な妻として、日々の生活を送っている。
自室に引きこもり、ゲーム障害を患っている息子、輝彦。彼は、母の見栄からアメリカの大学に留学するが、卒業するのに多くの年数を要し、帰国後に就職するものの、自分のやりたいことではない、とすぐに会社を辞めてしまう。
高校生の娘、千夏。彼女は、家族の絆や愛情が信じられず、性を安易に考え、性犯罪に手を染めようとする。一見完璧に見える母・美奈子が、自分のことを愛していないことを彼女は知っていた。そして、母の隠している秘密にも気づいており、一人悩んでいた。
良彦の中学、高校の同級生であり、当時は家同士が近かったために、友情を育んできた琴子。彼女は、歯科医院を営んでいるが、苦しい過去を持ち、前に進めずにいた。琴子は、それが必然であったかのように良彦の家族の問題に巻き込まれていく。彼女は、干渉しすぎないようにしながらも、いつしか自分から積極的に良彦の問題解決に協力するようになる。
―――そして、ようやく、父は家族と真正面から向き合うことを決意する。
価値観の多様化、混沌としたこの時代、しかし、自分自身で何が正しいのかを決めることは難しい。多様化を主張しながらも、一方では、以前よりも強く、皆同じであることを強要するようになってしまった社会。同調圧力が強く、『空気』を読めない人間を排除する国民性―――。どう生きればいいのか、各自が自分の生き方を見失ってしまっている。自分からは働きかけないのに、何か起こったら、他人の結果だけを批判する多くの人たち。この現代日本において、家族とは何か、そして、父性とは、母性とは何であるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 20:13:11
1064文字
会話率:0%
+゜.★+゜.★+゜.★+゜.
ねぇどぉして私と
結婚してくれたの?
〈南華蓮〉
高二(結婚当初)
俺が一生
幸せにするから
華蓮の旦那様
〈佐川匡輝〉
有難うとヨロシクを……
★+゜.★+゜.★+゜.★+゜.
最終更新:2021-06-26 16:37:31
65329文字
会話率:30%
ベルタの嫁入りが決まった。国王のもとへ、二番目の妃として。
血統至上主義の現王室は数世代に渡る血族結婚を繰り返し、その血脈を痩せ細らせていた。血筋のみを重要視した悪政が続き、国力は低下するばかり。
斜陽にある王家が取った苦肉の
策は、これまで被支配階級であった辺境の民族から妻を娶り、国内勢力と融和すること。白羽の矢が立てられたのが、辺境領主の中では最大派閥と噂されるカシャの嫡女ベルタだった。
夫に愛されるわけもなく、正妃とは政治的に対立することを余儀なくされるハードモードな新婚生活。ベルタは受難の予想される日々を耐え抜いて、役目を終えた妃として市井に下賜される日を待ちわびることにした。
しかし、ベルタの結婚当初の計画は、すべての関係各所にとって予想外の事態によって潰えてしまう。
ベルタは嫁いで早々の三夜の儀式で、国王の子を身ごもってしまったのだった。
(書籍)
※『王妃ベルタの肖像』(富士見L文庫)1巻~2巻
※コミカライズ作品『うっかり陛下の子を妊娠してしまいました~王妃ベルタの肖像~』(スクウェア・エニックス)1巻
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-13 20:00:00
362585文字
会話率:34%
結婚して10年後にお互いの気持ちを確かめ合おうと言った普通だった夫婦の物語です。色々な事がきっかけとなって結婚当初の付き合い方とは変わっていきます。その10年を書き綴ります。
最終更新:2019-08-23 10:00:00
19293文字
会話率:42%
はじめまして。
にゃにゃ子と申します。
結婚してもうすぐ一年の29歳の専業主婦です。(結婚当初は働いていたのですが、訳あって半年前に専業主婦になりました)
鳥も鳴かずば撃たれまいが座右の銘の私がなぜブログを始めるのか、その理由からお話さ
せて下さい。
自分の心の中だけにしまっておくには大きすぎる、衝撃と不満と不安と怒りを吐き出すところが欲しくって。
3日前のことです。
夫がアザだらけの元カノを部屋に連れてきたのです…
※一回終わった話ですがエピソードを追加させていただきます。/
この物語はフィクションです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-16 21:13:51
49403文字
会話率:13%
目の覚めるような超イケメンの地理教師の古庄と真面目が取り柄で地味子の真琴。
まるで不釣り合いな二人は、実は周りの同僚や生徒たちには内緒で結婚している。結婚当初は、気持ちがすれ違い、ギクシャクした二人だったけれど、今は想いも通じ合い、週末婚で
甘いひとときを過ごしている。
そして、お互いの両親にこの結婚のことを報告しなければならないのだけど……。
このお話は、「恋はしょうがない。〜職員室の秘密〜」「恋はしょうがない。〜初めての夜〜」のサイドストーリーとして書いたものです。この二作品をお読みの後に本作をお読みくだされば、より楽しめると思います。
※ この作品は、他サイトで発表した作品を、重複投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-04 20:18:07
67335文字
会話率:33%
専業主婦のあたしは朝、サラリーマンで夫の昭則を送り出して家事をした後、海外ドラマのDVDを見ている。楽しみの一つで欠かさなかった。結婚当初から不妊治療を続けて、結局三十代後半になっても、子供は授からなかったのだが、夫もそれは分かってくれてい
る。そして心の穴を埋めてもらうため、夜、彼から抱いてもらっていたのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-15 14:00:19
2387文字
会話率:49%