『魔界アクワ』神の加護も届かない闇の世界。
世界を統治、支配するは『魔王フレデリカ』。
彼女は底なし無尽蔵の魔力キャパシティの持主だった。
剣と素手での格闘。魔法戦闘において。右に出る者は存在しない。
彼女はその戦闘力で世界を手中にお
さめたのだ。
この世界を手にして二百年。
王の座はフレデリカのものであった。
ある日。
とある種族から貢ぎ物が送られてきた。
それは無生物である武具に与える事で、武具が成長するようになるという超貴重な魔導具。
武具というのは経年劣化や破損によって失う消耗品。
そんなものがレベルアップするというのは、フレデリカにとっては正直どうでもいいことだった。
だが、せっかくなので愛用の魔剣に魔導具を使用する事にした。
そこで誰もが予想出来なかった事態が起こる。
その魔剣は二百年以上もの長い時を、共に戦ってきた剣だった。
その間、取得した経験値が一気に解放されたのだ。
かくして二百年以上プールし続けた経験値を解放した魔剣は、あらゆる力を手に入れた。
その力はマスターである魔王にも匹敵するほどの。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 05:18:48
54679文字
会話率:31%
物にだって魂が宿っている。新品だって例外じゃない。
靴屋の『いろはマート』の奥の棚には売れ残りばかりを集めた棚がある。『ラス市』と銘打ったその棚には、経年劣化に寄って変色してしまった一足の靴があった。
左足のさー子と右足のユウさん。彼ら
は開店前、「近々冬の新作が入荷してくるから、ラス市のなかから何足か処分しよう」という会話を聞いてしまった。
真っ先に処分されるのは私たちだと焦りはじめた、そんなとき、一人のお客さんがラス市の棚にやって来た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 21:53:35
7523文字
会話率:49%
愛車は平成7年製の三菱パジェロミニ。
けっこう、面倒くさい車。
最終更新:2021-02-01 18:00:00
459文字
会話率:8%
気が付いたら私はモバイルバッテリーだった。むんずと掴まれた。あ、充電ですね。ズゴゴゴゴゴ……。うおっ! 電気エネルギーが入ってくる。ああっ。腹が一杯になってきた……。女子高生のモバイルバッテリーの話です。※消防署の方角から来た人の講話みたい
な話かもしれないです。読んでも消火器は売りつけられません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-23 15:11:13
2266文字
会話率:8%
かつては難攻不落の地下牢として機能していた場所。
しかしそこは、経年劣化によって廃墟と化してしまい、やがて誰も寄り付かなくなった。
だが、“この男”は違った。
“この男”は彼を地下牢に閉じ込め、凄惨で残虐な行為をしていった……。
最終更新:2018-06-08 16:36:09
1769文字
会話率:44%
経年劣化で視界が狭まっていくのを許せないのも同じ事。
最終更新:2016-03-26 20:00:00
278文字
会話率:0%
経年劣化。重複投稿作品です。
最終更新:2016-01-13 21:00:44
1767文字
会話率:56%
とくに何を訴えるわけでもない、落語風の無駄話です。
最終更新:2015-08-16 19:22:18
1774文字
会話率:87%
充電できるバッテリーはとっても便利。経済的で環境にもやさしい。でも、経年劣化が玉に傷。(2ちゃんねるの創作発表板「『小説家になろう』で企画競作するスレPart2(http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mi
temite/1314616700/)での企画参加作品)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-23 20:22:36
6841文字
会話率:39%