日常とそのすぐ横にある『何か』
それを理解したいと思うのは、人の性か。
これは、それに囚われた者とそうでない者の、一時の邂逅の話。
最終更新:2022-09-04 18:36:45
6472文字
会話率:35%
あのとき、命の火は消え、僕の|物語《じんせい》は終わったはずだった。
けれど、使命を全うしたはずの僕に新しい|舞台《せかい》が待ち受けているとは思いもよらなかった。
『ブライト・ライト』という超人気小説の実写化にエキストラとして出ることに
なった大和と北斗。実は実写化反対派の兄達から撮影を妨害しろという無茶振りミッションを課せられていた。
そんな双子の片割れ、大和には家族に言えていない秘密があった。実はその『ブライト・ライト』の主人公、『カイン・ブライト』の記憶を持って生まれてきた転生者だった。
大和は複雑な気持ちを抱えたまま撮影に参加するが、双子の関わらないところで色々な思惑と計画が動いていた。
第十回書き出し祭り参加作品。
続きを書く予定は無いですが、とある話は書いておきたいので公開しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 12:00:00
7592文字
会話率:50%
人類が滅亡したと言われて数百年。しかし奇跡的に生き残った人間の末裔が、地下深部で淡々と子孫を残すだけの人生を送っていた。溶岩を操る少女・灯(あかり)と、身体をスライムのように変化させられる少女・梢(こずえ)もその一員だった。楽しさも悲しさも
、希望も絶望も感じないまま成長し、子孫を残して死ぬ。そうなるはずだった二人の人生は、梢の一言で大きく変わった。
「人類は滅んでいなかったんだって。行こう、おいしいご飯を探しに?」
しばらく時が止まっていたはずの地上に、二人は向かう。そこで見たものとは。そして何をも感じなかった二人が抱いた気持ちの正体を探して、苦しみもがいた先に見えたものとは。
※『第十回書き出し祭り』参加作品です。(10-2-24)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-15 02:00:00
39066文字
会話率:70%
【第十回書き出し祭り 第三会場3位・総合13位】
僕、鈴白優には二人の幼馴染がいる。
年上で、高校の先輩で、同じ部活に入っていて、あとは……二人とも胸が大きい。
それはともかく、姉妹なのにまるで正反対の性格をしている。
片や清純
黒髪お姉さん、学園のマドンナ的存在で男子人気も高いのが、長女の笹谷木いろは。
片や金髪褐色ギャル、からかい好きで運動神経抜群、その癖に音響関係に詳しいのが、次女の笹谷木亜希。
そんな二人と僕の三人で活動しているのが、耳リフレ部。
耳かき、立体音響、ASMR……最近の流行も取り入れた極上の癒しを提供するコンセプトで、いろは姉が作った部活だ。
文化祭に向けて、日々試行錯誤を繰り返してるんだけど……当然実験台になるのは僕な訳でして。
活動を通してますます近づいていく関係性に、頭を悩ます日々が続いております……。
※この物語はフィクションです。実在の人物や団体、法律などとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 21:58:16
3811文字
会話率:47%
第十回書き出し祭りで総合10位をいただきました。
第一回書き出し小説コンテスト(書ぽコン)で大賞をいただきました。
*
高校の友人の服部は、進路希望調査に「サル山のボス」と書くようなとんでもないバカだった。しかも高校を卒業して十年、奴は未だ
に失踪し続けている。
そんな服部ともう一度会いたい。だって大事な友人だから。
僕はある理由から服部を含めた高校時代の旧友を集めて情報収集に入ったが、どこのサル山を探しても服部の姿は見付からない。しかし、それでも妙に服部に執着する者がいた。その理由をひも解いていくうちに、衝撃の事実が明かされる。
――服部は、警察に指名手配されていた。
*
サル山のボスを目指す男の信念と旧友たちの思惑が交錯し、友人だけの同窓会は姿を変えていく。このサルの山でボスになるのは、一体誰なのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 00:00:00
27193文字
会話率:51%
私が感じ、思うがままにつらつら連ねた感想類です。
Twitterでの『私』そのまま書いたのでそれでもよければ見てくださいね
あと、何か補足やわかってねーなこの海藻類ってのがあったらTwitterの質問箱かマシュマロか何かで送ってきてくださ
い。それを踏まえた上でまたちょっと読みます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-26 16:32:37
16538文字
会話率:0%