突然異世界に現れた主人公は、何をするにもまず生きるために欲望と退廃の町「ウルゴルヌーマ」で成り上がることを決意する。異世界では酒を飲むことが宗教上禁止されており、酒の密造、密売で悪の世界をのし上がっていく。数々の事件になし崩しに巻き込まれ、
圧倒的な魔法の才と知識を駆使してギャングスターへの道を突き進んでゆく。
しかし宗教対立、種族対立、国家対立、魔導士の増加による階級闘争の激化、それらすべてが革命と戦争の機運を高める。時代のうねりは世界を、そして主人公を否応なく巻き込み、帝王への道へと進ませる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 02:29:18
220594文字
会話率:68%
「訳あり」のヒトばかりが集められる山奥の修道院――ある時期から成長の止まった元少年兵のフェイトも、そこに連れてこられた一人だった。
俗世から隔絶された修道院で送る平穏で平和な日々に幸せを覚えながらも、常に心にあるのは不足感と、いつか戦場で
助けてくれた美しいヒトの記憶。
それでも、このままずっと平和に暮らすことが幸せに違いないと自分に言い聞かせ続けたある日、修道院のある山に突然変異と思しき動物が現れる。
その日を境に、平和な日常という仮初めの日々は徐々に崩れていく。
五つの禁忌に縛られた、六の界層に七の種族が生きる世界の中、種族対立や宗教対立を乗り越えて、少年は自分の内に燻る欲望を知るのだった。
※この小説は各小説投稿サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-14 21:47:07
116832文字
会話率:44%
”人”と”妖”が対立し、各々が各地を領地とした結果、国が国として機能しなくなった国、リアサルン諸島。
争いは絶えず過激化し、やがて国内に人や妖が数多の国を勝手に建国。更に睨み合いから地図もまともに作れない。
そんな無規律な国のひとつ・
ラースペント下に存在する治安が最低クラスの町・プリオールに住む少年、レキ・ルーン・エッジ。
友・兄の失踪、頭が変わり激変するアラドスティアなど急変した周囲に失望し現実から目を背け、心に蓋をしていたが、大罪のゼブル、そして渡国人トルネ・ケプラとの出会いで飾っていた日常が崩れ去っていく。
「例えそれがエゴだとしても―――」
少年はその言葉を胸に、新たな世界に足を踏み込む。
人と妖の因縁、違う世界線の己との対峙、少年の一つの夢がやがて世界を大きく動かす!
どこか懐かしい?アクションファンタジー!どうぞお楽しみください。
※過去作のリメイクを中心にストーリー仕立てにしてます。
ネットで似たようなものを見かけたらそれは恐らく自分です。ご了承ください。
ご感想、修正点、批判、苦情、文句、どしどし受け付けています!
※この作品は過去に投稿していたものの復刻版にあたります。追加シーンなどは一切ございませんのでご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-19 21:40:36
77144文字
会話率:31%
舞台は南極近海にぽつんと浮かぶ絶海の孤島、『神に最も近い人々』が住む『サヴィスク島』。
地図に載っていないばかりか、宇宙からでも認知不可能な『結界』に囲まれたその島。
創造神オービラセイカ、守護神テアルクシィス、破壊神デアドボルガ。
三柱
の神々が創造し統括するサヴィスク島には『魔法』を操る魔導師族と、『呪術』を繰る悪夢師族という、二つの人種が存在していた。
遥か古代では二つの種は共存し合い、有史最大の最盛期を極め栄華を誇ったこの島に、『古き戦乱の時代』という暗雲が渦巻く。
そしてこの時、現代にも爪痕を残す二種族対立の事件が起こってしまう――。
時は過ぎ、西暦2000年。
古き戦乱の時代から約1000年を迎え、宗教的理由による南北の対立、
『結界』の個人的常用的使用による魔導師人口減少化、
魔導政府の犯した過去最大の過ち『悪夢師大量虐殺』による二種族の戦争など、
様々な問題を抱えるサヴィスク島。
かつてあった栄光はとうに朽ち果て、今や衰退し弱体化していく様をただ眺めることしかできない。
このような国難に対し、魔導部隊の最高峰〔魔導師事務捜査隊〕が立ち上がる。
同じころ、悪夢師の戦闘集団〔呪縛の鎖(アグラス・ビーガ)〕が〝革命〟に受けて動き出す。
不穏な匂いを嗅ぎつけて立法の最高府『魔導政府』も目を覚ます。
それぞれがそれぞれの信念を持ち、それぞれの戦い方で時代を駆ける様を描いた、バトルアクション小説。
果たして正義は、どこに或る?
※この作品は、ブログ「にわかゲーマーのプレイ日記~素人のイラストを添えて~」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-13 21:09:04
177197文字
会話率:23%
「自宅警備士」を自称する明るくも痛いニートである主人公カナタ(本名金沢太郎)は、種族対立に悩む異世界の女神スクルドによって救世主として召喚される。職業は何かと聞かれ、「自宅警備士」と答えたせいで、伝説の勇者とかではなく伝説の自宅警備士とし
て異世界の危機に立ち向かうはめになってしまった主人公。しかし自宅警備士は、【労働敗北】(働いたら負け=即死)や【超弱意思力】(意思力が弱い=MPが0)、自宅の外での戦闘能力大幅ダウンというペナルティばかりの職業だった。基本ニート、たまにチートな主人公カナタは、種族対立で滅んでしまう異世界を救えるのか?
コンセプトは、この世界にある変な職業や概念を、大幅に強化した上でファンタジー世界に送り込む、という事です。ファンタジー世界の魔王や勇者や魔法使いを、こちらの世界に召喚するのと逆になります。基本的に主人公は魔法が使えない最弱の存在ですが、条件付きで最強の魔法チートになります。ネタ満載です。ただ種族対立がテーマの一つであり、シリアスもあり、人が死んだりします。鬱展開はスパイスです。OVL文庫大賞応募作です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-22 09:30:01
235679文字
会話率:34%
――かつて、この世界は一つだった。
空の民・シオンはある時、ひょんな事から自身の住んでいた空中都市から落下してしまう。落ちた先は、おとぎ話の中でしか存在しないとばかり思っていた場所――海の民の住む海上船だった。そこでシオンは、とある海の民の
青年・アルと出会う。空と海を舞台にした、異世界ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-17 18:11:44
1454文字
会話率:22%