周期的に月の表面に開く正体不明の次元の歪み、通称『月の扉』。そして、(設定上の)現代日本において最も重い刑罰『流刑』。それは『月の扉』を使った「観測不能な次元への追放」であった。
第一級犯罪により『流刑』判決を受けた代々城彼方。拘置所で出会
う異色の受刑者との未知の世界への追放。その先で待ち受けるのは、新たなる生活か、それとも...?
※文章、挿絵共に拙いものです。ご注意下さい。
※血、死、その他過激な表現が含まれます。ご注意ください。
※一話毎に一枚程度挿絵を入れる予定ですが、現在ペンタブが不調の為後々追加していく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-26 00:35:52
39365文字
会話率:40%
小さな施設で育った『水島カンナ』は両親の顔を知らない。赤ん坊の時に施設の前に置いてかれていたところを保護されそのままこの施設で育てられた。唯一の手がかりは光の加減で色が変わる黒い石が填まった指輪だけ。
そんな彼女には生まれたときから胸のとこ
ろに不思議な痣があった。最近その痣から疼きと熱を感じる気がするのだ。
気のせいだと放置していた彼女にある日異変が起き目が覚めると見知らぬ森にいた。
この物語は彼女の愛の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-08 00:00:00
3184文字
会話率:17%