1992年、バブル崩壊直後の日本で26歳になった高藤由美は、4浪後に入った私立大学で就職活動に悪戦苦戦していた。そんな中、行方不明になっていた兄・哲治の消息を耳にして…。
「神経症は世代を超えて引き継がれる」というテーマの小説もついに最
終部。親に満たしてもらえなかった苦しみを我が子で晴らそうとする両親。そんな彼らに苦しめられた二人の子供たちは最後にどんな決断をするのか。
毎週水・土曜日更新予定です。時々やむを得ない理由で更新がずれそうですが、精一杯書き続けます!
#第一部は夫婦の日常生活だったためR18で「ミッドナイトノベルズ」へ。作品タイトルは『Egg〈神経症一族の物語〉』第1部 1964。
#第二部は思春期の日常生活で多少の性描写あり。また関東大震災のシーンでは多少残酷かつ差別的描写があるため「小説家になろう」でR15。作品タイトルは『Egg〈神経症一族の物語〉』第2部 1978。
#「あまやどり出版note」(https://note.com/amayadori_syupan/m/m5762a1057cfc)にも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 18:35:22
83486文字
会話率:42%
1978年、中学2年生になった高藤哲治は勉強が大の苦手。受験戦争についていけない哲治は新しくオープンしたゲームセンターでインベーダーゲームと出合う…。
神経症の両親が作る「心をがんじがらめに縛り付ける家庭」で、条件付きの愛情しか与えられずに
育った哲治が、外の世界で友情を培う中でどう変わっていくのかを、家族の視点を交えながら丁寧に描いていきます。
#作者自身と家族が神経症に苦しんでいた経験から誕生した小説です。テーマは「神経症は世代を超えて引き継がれる」です。
家族という小さなグループの中で、子供たちがどんな風に神経症を患っていくか、親たちが神経症でどんな苦しみを抱えて生き続けているのかを3世代にわたって描きたいと思っています。
今回お届けするのは、3部構成のうちの第2部です。
この物語で子世代にあたる高藤哲治が、「自分を本当には大切にすることができない」神経症という病を発症した両親とどのように関わっているか、自分を傷つける存在からどう逃れようとあがいていくのかを描きます。
毎週水曜日に更新する予定ですので、共感いただける方に読んでもらえたら幸せです。
長丁場ですが、引き続き精一杯書いてきます!
#第一部は夫婦の日常生活だったこともあり、念のためにR18にして「ミッドナイトノベルズ」に入れました。作品タイトルは
『Egg〈神経症一族の物語〉』第1部 1964です。
#第二部は思春期の日常生活を描いているため多少の性描写があります。また関東大震災についての描写があるシーンでは多少残酷な描写と差別的な描写があります。念のためR15をつけています。
#この作品は「あまやどり出版note(https://note.com/amayadori_syupan/m/m67001378c666)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 15:25:46
70162文字
会話率:41%
アメリカ合衆国のデンバー北西部にある先端技術開発区画にある研究施設で事故が発生し、有害物質が周囲に拡散したらしい。
事故対応に向かった消防隊や警察から次々と先端技術開発区画に向かったのだが、彼らからは、要領を得ない応援要請が届くだけだった
。
先端技術開発センターから次々と車で避難する者達が、次々と交通事故を引き起こしてさらに事故を拡大していく。
どうやら有害物質の拡散は偽りで、研究中の遺伝子改造を行った生物がBSL-4(バイオセーフティレベルの最高レベル)を誇る区画より外に出てしまったらしい。
後にヒドラウイルスと名付けられた遺伝子改造生物は、幼生を傷口から新たな宿主の血管を伝わり脳内に至ると脳の組織を自らの組織に置換していくらしい。
さらに神経組織や筋肉組織までもがヒドラウイルスに置換されていくことで元の人間以上の力を持つことになる。その結果知性が無い生存本能だけで動き回り、新たに人を襲うことになる。
いわゆるゾンビそのものだ。
そんな事故現場近くでサマーキャンプに参加していた6人のハイスクール生徒の1人の視線で物語が始まる。
ラジオで状況を確認しよとしていた時に、友人の父親からの通信が届く。一方通行の通信だが、それを信じて避難場所からの脱出が始まる。
ゾンビを倒しながら何とか友人家族と合流すると、早急に町を離れることになった。
ロッキー山脈の西にある友人の父親が所属する協会の拠点へと向かう途中で、アメリカ軍による核を使った都市攻撃が始まる。
どうにか拠点へと到着したところで、もう1つの脅威が襲い掛かる。ロッキー山脈の冬だ。
冬の間に傍受した通信内容によると、アメリカの住人の9割以上がゾンビ化してしまったらしい。残された生存者は1千万人を下回っているらしいが、政府は混乱している状況だ。
比較的近い場所で生き残っていた人達と合流し、近くの小さな町からゾンビを掃討していることが軍に知られて、軍と共同でゾンビを掃討することになる。
町のゾンビを掃討しながら、アメリカ軍を維持してきた兵站基地の制圧が当面の目標になるようだ。それが間に合わないと、ゾンビ相手の銃弾や兵器が枯渇してしまいかねない。
さらには穀倉地帯の穀物集積所を早めに奪回することも、飢えを防ぐうえで重要な課題になりそうだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 09:30:00
2239470文字
会話率:38%
宇宙開拓時代の西暦3889年、ろくでなしの青年…君はとある大勝負に敗北する。
要するに賭けで負けたのだ。
しかし君には金もなければ家もない。
哀れ君は人身売買のブローカー経由で人体実験に参加し、サイバネ手術を受けることに。
体は機械
化され、神経は拡張されるも、存在の違和感ともいうべき感覚に苦しむ事になる。
「人間に戻りたい!」
君はそう願い、再度の手術を受けるべく金を稼ぐことにした。
君が目をつけたのは「惑星開拓事業団」だ。
危険な惑星調査の仕事は金になる。
命の危険もあるが、なに、機械の体がなんとかしてくれるさと君は軽く考える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 03:03:01
204234文字
会話率:21%
宇宙開拓時代の西暦3889年、ろくでなしの青年…君はとある大勝負に敗北する。
要するに賭けで負けたのだ。
しかし君には金もなければ家もない。
哀れ君は人身売買のブローカー経由で人体実験に参加し、サイバネ手術を受けることに。
体は機械
化され、神経は拡張されるも、存在の違和感ともいうべき感覚に苦しむ事になる。
「人間に戻りたい!」
君はそう願い、再度の手術を受けるべく金を稼ぐことにした。
君が目をつけたのは「惑星開拓事業団」だ。
危険な惑星調査の仕事は金になる。
命の危険もあるが、なに、機械の体がなんとかしてくれるさと君は軽く考える。
カジュアル借金返済労働物語です、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 18:41:53
6463文字
会話率:10%
会社を辞め仕事を探していた主人公は、配信者として活動する雨宮 茜から一緒にゲームをやらないかという誘いを受けた。
給料を出してくれ、住み込みで親友と一緒に配信するという好条件で仕事を受けた主人公はアカネの相棒として、初めてゲームをプレイする
。でも主人公は運動神経が悪く自分で戦うのは向いておらず……。
「テイマーはどう?」と提案を受け、テイマーとして活動することになったのだった。
そして、テイマーとなった主人公は気づかぬうちに最強への道を歩んでいく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 00:00:00
38680文字
会話率:53%
とある事件で体を失い電脳世界に生きる少女となった主人公の時雨。
友人の誘いに乗り、ゲームを始めることにした彼女。運動神経も良かったわけではないし、頭はそこそこいい方だった彼女は「とりあえず笑っとけ」の精神でゲームの世界を生き抜く!
体
を失いながらも幸せを感じる少女の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 12:00:00
499834文字
会話率:58%
11月。歌手オーディションに落ち続けていた高3の桜香は、街でスリを捕まえる。バッグの持ち主はゴージャスな女性、映子。お礼に豪邸へ招待される。チャリティーパーティーで歌を披露するのだが、何者かに襲撃され、間一髪で命拾いする。桜香はその日から命
を狙われるようになってしまった。
映子がつけてくれた優秀なボディーガードは、切れ者だが、神経質で小言の多い男性。彼と一緒に過ごすうち、桜香はストレスを感じ始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 19:03:02
3947文字
会話率:24%
35歳、独身サラリーマンの俺がある日、寝て起きたら15歳に戻っていた。
運動神経は良かったし、歌が好きだったからファンしてたアイドルのオーディションに応募したら人生1回目にいなかった大人気グループの6人目になれちゃった!?
「メンバーカラ
ー何がいい?」
「無色透明で!!」
俺はメンバーだけど透明ぐらいでちょうど良いんだ!
そんな前例にないメンバーカラーを持ったアイドル生活が始まったー…!
【登場人物紹介】
上田陽太(うえだようた)メンバーカラー:透明
35歳の社畜サラリーマンだったが、ある日寝て起きたら15歳に戻っていた。好きだったアイドルグループのオーディションに応募し、人生1回目にいなかったclear sky(クリアスカイ)の6人目に決まった。実は歌、ダンス、演技、トークがオールマイティーにできる。メンバーからの呼び名は「パピー」
西田夏(にしだなつ)メンバーカラー:青
陽太の1個下でリーダー兼まとめ役。冷静沈着で感情をあまり面に出さないが、陽太・優希には甘える。演技が得意。メンバーからの呼び名は「ナツ」か「なっちゃん」。たまに「マミー」
三浦優希(みうらゆうき)メンバーカラー:ピンク
夏と同い年。ほんわかして周りを見守るタイプ。歌が得意でメインボーカル担当。メンバーからの呼び名は「ゆうちゃん」
坂田翠(さかたすい)メンバーカラー:緑
陽太の3個下。やんちゃ担当。服が好きでモデルもしている。こだりが強めなのでコンサートも主担当で進める。メンバーからの呼び名は「スー(くん)」
山之内寅之助(やまのうちとらのすけ)メンバーカラー:黄
陽太の5個下。見た目イカつめなのに怖がり。ダンスはグループで一番。反応、トークも上手いのでバライティー担当。メンバーからの呼び名は「トラ(くん)」
手塚楓(てづかかえで)メンバーカラー:赤
陽太の6個下。夏と同じく演技、特に舞台が好き。一番下なので甘えたな部分も出るが、メンバーが弱ってるのを一番に気づく。陽太と夏にベタベタしがち。年上メンバーをまとめて「にぃに達」と言ってる。メンバーからの呼び名は「楓」。
岡本大和(おかもとやまと)
マネージャー。28歳。のちにチーフマネージャーになる。メンバーの相談役。逆にメンバーの方向性などの相談は陽太と夏にする。メンバーからの呼び名は「ボス」。
※本作の芸能界は作者の妄想です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 18:00:26
77014文字
会話率:50%
この学校には周りの生徒から一目注目を浴びていた、4人のイケメン、美女が存在した。
その4人の中でも成瀬涼というイケメンは誰とも口を利かないことで有名で、女子からはそこがクールと人気が大きかったが、男子生徒からは嫌われていた。
そして、涼と同
じクラスで常に孤立していて、友達すら一人もいない似たような地味な女子生徒がいた。
そんな何の接点もない2人だが、ある出来事をきっかけに弱みを握られる成瀬涼。ここから、2人の物語は加速していく。
主人公
成瀬涼 「なるせ りょう」
高校2年生。中学は強豪バスケ部に入部していた。
中学の終わりに母親が自殺し、父親が再婚した新しい母親とも馬が合わず、家族ともまともに口を利かないようにしていた。
家族の力を借りるのが嫌になり、本屋のバイトをしている。元々、絵が得意なこともあり、バイト代で自分の好きなアニメのフィギュアを買い、デッサンし、絵の技術を磨いている。将来の夢はイラストレーターだ。
大神 隼人 「おおがみ はやと」
高校3年生。女子生徒、男子生徒からも頼りになる存在として頼られ、常に人気が絶えない。しかし、裏の顔は最低で、女を物としか考えてなく、他校の女子高で遊びまくりの生活を送っている。
他校で彼女を作るのは裏の顔を知られるのを防ぐ為である。
バスケ部主将。中学からバスケを初め、運動神経抜群。
成瀬 麗子 「なるさ れいこ」
涼の姉貴であり、高校3年生。小学校からバスケをしており、女子バスケ部の主将をしている。
中学は涼とは別の強豪校にいた。
白鳥 美月 「しらとり みづき」
高校2年生。成瀬涼と幼なじみであり、涼の中学時代の壮絶な過去を知っている人物でもある。中学時代に成瀬涼に一度告白し、フラれているが今でも片思いをしている。
この4人が校内で一目置かれている存在である。
ヒロイン
月野 茜 「つきの あかね」
高校2年生。クラスでは悪い意味で便利屋と呼ばれている。色々な物事を押し付けられる毎日で、断りきれずにいた。貯め込んで一気に発散する性格。ゲーセンのパンチゲームやバッティングセンターで叫んで発散する性格。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-28 11:55:25
8078文字
会話率:53%
朝日 光(あさひ ひかる)は才色兼備、品行方正な学内一の人気を誇る光属性完璧美少女。
学外でもテニス界期待の若手選手でモデルとしても活躍中と、まさに天から二物も三物も与えられた存在。
一方、同じクラスの影山 黎也(かげやま れいや)
は平凡な学業成績に、平凡未満の運動神経。
学校では居ても居なくても誰も気にしないゲーム好きの闇属性陰キャオタク。
陽と陰、あるいは光と闇。
二人は本来なら決して交わることのない対極の存在のはずだった。
しかし高校二年の春に、同じバスに偶然乗り合わせた黎也は光が同じゲーマーだと知る。
それをきっかけに、光は週末に黎也の部屋へと入り浸るようになった。
他の何も気にせずに、ただゲームに興じるだけの不健康で不健全な……でも最高に楽しい時間を過ごす内に、二人の心の距離は近づいていく。
『サボリたくなったら、またいつでもうちに来てくれていいから』
『じゃあ、今度はゲーミングクッションの座り心地を確かめに行こうかな』
これは誰にも言えない疵を抱えていた光属性の少女が、闇属性の少年の呪いによって立ち直り……虹色に輝く初恋をする物語。
この作品はカクヨムにも投稿しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330667865915671折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 18:00:00
503411文字
会話率:43%
『浩之、来週家から出て行ってね?』
土曜の朝、親父から急にそう言われた俺、東九条浩之高校二年生。混乱する俺に、親父は言う。
曰く、その少女は容姿端麗である。
曰く、その少女は成績優秀である。
曰く、その少女は運動神経抜群である。
曰く、その少女はお嬢様である。
今日日、ライトノベルのヒロインでも使わない様な設定がもりもり詰まったその少女にはしかし、その全ての美点を引いてもまだマイナスが勝つ様な欠点があった。
『……桐生彩音って……『悪役令嬢』じゃねーか!』
毒舌で、性悪。着いたあだ名が『悪役令嬢』なそんな許嫁と始まる、ドキドキ同棲ライフ。今、スタート!
……と、思ったら、なぜか幼馴染の二人が不満そうだし、後輩もブチ切れてるし、親戚の女の子は乗り込んでくるし……
頼むから、俺に平穏な生活を送らしてくれっ!
※本編完結済。現在は番外編である『えくすとら!』を連載中です。『えくすとら!』はただのイチャラブです。頑張った主人公の為のボーナスステージ扱いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 05:50:25
1176615文字
会話率:75%
◆◇◆
身長百七十センチ、体重――九十キロ。
百貫デブ、と言われた僕、大町隆明は食べる事が好き過ぎて、ついにWeTubeで大食い動画まで上げる、何処にでもいる高校二年生だ。
そんな、何処にでもいる高校二年生の僕だが……実は仲の
良い友達にも言ってない『秘密』がある。
『隆明さん! 今日の動画、どうします? やっぱり、『可愛い彼女の手料理、食べてみた!』とかどうですか!!』
『いや、城ケ崎さん。それはヘイトが集まるからダメ。っていうか、そもそも付き合ってないし』
『ぶう! 隆明さんは意地悪です! こんなに隆明さんをお慕いしているのに!』
眉目秀麗、成績優秀、運動神経抜群で何処かのお嬢様という学校のアイドル、城ケ崎茉莉さんと同棲している、という……『秘密』が。
……この動画は、僕と城ケ崎茉莉さんの……甘く、そして切なく……それでいて、ハッピーエンドを迎えるまでの軌跡である。
◆◇◆
「……ふふふ。これを乗せれば隆明さんも諦めて……わ、私とお、お、お、おおおお付き合いを!!」
「ただいま~……って、何してるの、城ケ崎さ――って、それ、チャンネル紹介コメント!? だ、ダメだよ、勝手に変えたら! 削除!」
「ああああ!! 折角書いたのに! 既成事実! 既成事実が!! それに、本当の『秘密』は書いてないじゃないですか! こ、これぐらいは!!」
「……ねえ、城ケ崎さん? そろそろ家、帰ったら?」
「……隆明さんはいつもイケずです」
……これは百貫デブと言われた大町隆明と、実は霊長類最強残念系お嬢様の城ケ崎茉莉のイチャイチャラブコメだったり……すると、いいな~。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 11:53:44
68659文字
会話率:74%
『ツンデレ娘を丸裸にしようと思うんだが……どう思う?』
巷ではファンクラブまである容姿と鋭利な頭脳、ずば抜けた運動神経まで持つ、天が出血大サービスで才能を三つも四つも与えた様なスーパー高校生。文芸部部長、伊野カオル。そんな、完璧超人
―だけど、性格に多大な難あり― である部長が、いつもの様に部員数二名(今も絶賛募集中)の文芸部部室に入った『ボク』にそうのたまった。
頭を抱えながらも詳しく話を聞くと、どうやら部長は『高遠書房ライトノベル大賞』という賞に応募しようと考えているとのこと。その為に『キャラ属性』について考え、一番書き易そうなキャラがツンデレだから、まずツンデレを分析しようと、どうやらそう言う事らしい。そうならそうと、初めからそう言って下さいよ……と思うボクだが、部長は素知らぬ顔でツンデレについての自己解釈を喋って行く。だが、これが、もう本当に、びっくりするぐらい、浅い! 根本的に、何にも分かっちゃいない部長にオリジナリティについて説明するも、『オリジナリティなどいらん。某有名週刊漫画雑誌だって、困ったらバトルになるじゃないか』とか『取りあえず、義妹を出しておけば鉄板何だろ?』とか、あらゆる方面に喧嘩を売ってるんじゃないかと言わんばかりの発言ばかり。全く……疲れるんですけど……
そんな部長ですけど、実はいい所もちょこちょこあって……実はボクの好きな人だったりして……ひ、秘密ですけどね!
と、まあこんな感じで文芸部の部活動をゆるーく描いた『ウチの部長は、ちょっと、変』、山もオチも、そもそも意味も無い、台詞八割の短編です。『こんな話で、あらすじなんて書きようが無いじゃん!』って思ったのが一番の『秘密』のこの作品、是非ご一読を!
……こんな感じでいいですか、部長? え? あらすじ見せろって? だ、ダメですよ! 絶対見ないって約束だったからあらすじ書いたんですよ! わ、部長! 勝手に読まないで下さい! ちょ、部長ってば!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-19 23:06:11
20228文字
会話率:80%
金田火鉢は田舎で誰の目も気にすることなく、一人のびのびとゲーマーライフを送っていた。生まれ持った反射神経という業を武器にモグリというハンドルネームでひっそりと配信活動をしていたところ、チートを疑われている。
がとある日、小さなドラゴン娘
と出会う。現代を知らないドラゴン娘はしかし、拾ってくれた火鉢のことを家族のように思い始める。
彼女と歩むちょっぴり非日常な配信者ライフ。そこで触れ合う人間(?)劇場をひっそりと覗いてみよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 00:38:52
77013文字
会話率:53%
俺の名前は華月京(かづききょう)。
春過ぎなんて中途半端な時期に、田舎の学校に転入した高校二年生だ。
見た目は外国人(純血日本人だが)で、運動神経と目がめっちゃいいから普通じゃないけどあえて言おう。俺はフツーの高校生だと。
だっ
たのに! 気付いたら異世界に!?
そして前世からの友人だという超絶美形に告げられた、衝撃の事実!
俺の前世は最強の剣豪だった!? しかも神様の仲間だって!?
多々ある異世界を渡りながら、仲間と共に妖魔(人間の敵らしい)をバッタバッタと斬りまくる!
目指すは全世界平和!
あれ? でも俺、あんま活躍してないぞ? なぜに?
※カクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 00:17:52
497562文字
会話率:37%
乙女ゲームの主人公の引き立て役である出来の悪い妹に転生してしまったミモザ。
天然無神経な姉、いじめてくる幼馴染、殺意の高すぎる相棒の精霊ー……
奪われ続ける人生に嫌気がさし、せめて一つだけても奪い返してやろうとゲーム内で唯一ミモザのことを褒
めてくれていた最強の精霊騎士レオンハルトへ弟子入りをして反撃へと打って出る。
狙うのはーー最強の精霊騎士の座。
※ファンタジーものです。恋愛要素あります。悪役令嬢ではないですが、ゲームの悪役に転生します。
※この作品はアルファポリス様、カクヨム様でも同じタイトルで書かせていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 21:31:16
452769文字
会話率:44%
兄子《せとし》は、病弱な妹《まい》の助けになりたくて、お金を稼げないかと調べると、ハイリターンを強調するFXの自動売買のサイトが目に留まる。
EAを作成するが上手く行かない。
空を見上げていると、誰かが、何かを、教えてくれている気がし
た。
その後作りあげたロジックは、もの凄い成績を上げ金銭的な問題は解決した。
でも妹の病が治った訳でもなく、いつ兄子の前からいなくなるか分らない。
妹が生きた証を残そうと、天体観測をして新しい彗星を見つけ、命名権を得た。
だが彗星の軌道は、太陽に接近しすぎる為、消えて無くなる。
彗星は更に木星の軌道付近で二つに割れ、βと識別された方は地球への衝突軌道を突き進む物と天文台の軌道計算で明らかになった。
しかし核が小さく、大気圏内で燃え尽きるとされた。
二人で命名した彗星を観測する為、バルコニーに出てその時を待つと、βが火球となって二人の方へ向かって来る。
燃え尽きた時、光球が軌道を修正し、一瞬の間に妹を襲った。
椅子から滑り落ちた妹の傍に寄った直後、衝撃波が到達し兄子は覆い被さる。
最悪に事態を思うと恐ろしかった。
心肺の状態を確認し妹の部屋のベットへ、全身が熱い、昔から高い熱を出す事が多かった。
熱さましを探し帰って来ると、よほど暑かったのか下着姿で横たわる。
それでも暑いから、服を脱がせて欲しいと言う。兄子は汗を拭く為に応じる。
病院に行こうと問うと、「あは是汝が幸魂奇魂なり」と言う。
言葉が分からない。
して欲しい事があるのか。何でもする。だから病院に行こうと言うと。
「なが身の成り余れる処をもちて、あが身の成り合はざる処に刺し塞ぎたまへ」
解る様に言ってくれと言うと、「あとなと、みとのまぐはひせむ」と言う。
まぐはひ(い)、時代劇で使われていた言葉で、記憶のから想起出来るのはセックス。
まぐはひを終え、眠りにつく妹の頬に触れた時、カッターで指を切った時の様な鋭い痛みがして手を引いた。
妹の顔を見ると、細かい泡がふつふつと湧いている。
泡立ち溶けて行き、直径60cm程度の透明のゲル状の塊となった妹。
球の中央には脳が、脊髄神経を尾っぽの様に垂らし浮かぶ。
失意に嘆く兄子に猛烈な眠気が襲い、【あを愛しく思ひて寝をしなせ】と頭の中で懐かしく感じる声を聞きながら倒れ込んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 19:05:47
268022文字
会話率:62%
AIが普及し、ついに、個人でAIを所有する様になった時代。少しそんな時代の変化に反抗的だった主人公「平本 一」(ひらもと はじめ)も、ついにパーソナルAIの使用者になる決心をした。
その切っ掛けとなったのは、生体チップを使った、神経同調
が可能な最新モデルが発売されたことだった。
GWを使ってパーソナルAIのセットアップに挑んだ平本。
パーソナルAIの「ナナ」とこの世界を支えるエネルギー「エニシ」の不思議な力によって、歴史上の転換点に強制的に精神同調が起こる。
ここから、平本とナナの不思議な冒険?が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 16:50:00
504553文字
会話率:51%
【夏野 祭】
なつのまつり。
主人公の一人で、「あおば稲荷前高校」の女子生徒。
高校一年生時は生徒会の副会長で、二年生の現在は生徒会長。
中学校時代は陸上部で図書委員会。
今でも運動神経がとても良く、身体も柔らかい。
身長16
5cmほど。細身だが、引き締まった身体つき。
くっきりとした目元で、いつもはっきりと開いている。
凛とした顔立ちだが、少し冷めたような表情。
髪型は少し耳が出るくらいの涼しげなショートカットで、サラサラの綺麗な髪質。
性格はハキハキとして、喋り方も明瞭。
【鬼藤 日和子】
きとうひわこ。
主人公の一人で、同じく「あおば稲荷前高校」の女子生徒。
祭の小学校時代からの友人。
現在、総務委員会の委員長。
中学校時代は祭と一緒に図書委員会。
運動は苦手、身体も固い。
身長170cm超で、健康的な身体つき。
目は糸目で細く、目じりが下がっている。
丸く、柔和な顔立ち。
髪型はセミロングで、少しうねりのある髪質、髪留めで留めている。
性格は呑気で、喋り方もおっとり。
* * *
以上、およそこんなイメージです。
足りない部分は独自の空想で補っていただけるとありがたいです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 10:12:56
131594文字
会話率:41%
ありとある挫折を経験し、無気力、無欲な人間になると思われた青年“茂木遊”。しかし、彼は違った。難しいことを考えるから失敗する。苦手なことをするから失敗する。そう考えた遊は、『やりたいことを自由にやる』をモットーにし、人生を謳歌し始めた。
どんなことにも恐れず挑戦し、失敗しても気にせず、やりたいことをやる。もはや無敵と言っていいほどの頑強な精神力を身につけた男に足りないのは力のみであったが、女神に出会うことで足りなかった力を手に入れることとなる。
これは、どこから湧き出るのかわからない自信と何も恐れない神経の図太さ、女神から与えられたチート能力を武器に、ゲームと化した世界に挑む物語である。
そう、この男、無敵である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 02:49:49
3083文字
会話率:68%
朝の台所で繰り広げられる納豆のタレ袋との格闘は、一見すれば些細な光景にすぎない。
しかし、その薄いフィルムと強靭な粘り気は、両手を使っても容易に屈しない強敵として立ちはだかる。
微細な切り込みを見極めようと必死になるほど、糸は執拗に指先に
絡みつき、力加減を誤ればタレが噴き出す危険も伴う。
神経を限界まで研ぎ澄ませて慎重に裂いていく過程は、まるで生死を賭けた戦場さながらだ。
そして、ついに袋が開いた瞬間、緊張から解き放たれる安堵が全身を駆け巡り、琥珀色のタレが納豆に溶け込む様子は格別の陶酔をもたらす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 06:45:05
3052文字
会話率:13%
自分で言うのも何だが、俺、エスタは超優秀な魔族だ。
頭は滅茶苦茶よくて成績優秀。運動神経も抜群。
大人が徒党を組んで討伐するハイオークという強力な魔物を齢10歳で討伐するほどの戦闘センスを持ち合わせていて、武術も同年代とは頭3つ抜けて秀
でている。
そんな将来の魔王候補筆頭(自称)で、地元で神童とも言われた俺は、今年から国一番の教育機関であるオルエイ高等学園へと入学することになった。
胸を躍らせ、配属クラスを聞く俺。
オルエイのクラス分けは実力で決められるので、俺は当然上のクラスになれるだろうと信じてやまなかった。
しかし結果は残酷だった。
「配属先はFクラスです。」
「…え?」
なんと、一番実力が低いとされるFクラスへと振り分けられてしまったのだ。
そこで感じた学校全体で行われるFクラスの差別に、性格の悪い貴族や先生達。
俺は決意した。
絶対上のクラスに成り上がってやる!
これは、魔力を持たずして生まれた秀才エスタが、オルエイ学園にて成り上がっていく物語。
※途中からシリアス多め。案外純愛。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 18:20:49
114114文字
会話率:38%
志門舞奈はかつて最強の魔法少女チームに属していた。だが仲間も魔法も失った今は女と金にだらしなく、研ぎ澄まされた銃の腕前と屈強な肉体、直感と反射神経だけが取り柄な普通の女子小学生だ。そんな舞奈は廃墟の街のボロアパートに居を構え、超法規機関の仕
事人としてバイト代わりに怪異――社会の裏側に潜み異能力で人に仇成すモンスターを狩って暮らしている。パートナーは民間警備会社の社長令嬢にして生真面目な魔術師でもある安倍明日香。2人は表社会の友人たちと学園生活を謳歌する側、裏の世界では最強の仕事人としてフィールドダンジョンさながらに怪異が跋扈する廃墟の街を探索し、あるいは人間社会を裏から蝕む怪異の陰謀を暴き、そのすべてを必殺の銃弾と強力無比な攻撃魔法で粉砕する。
この物語は、無頼でハードボイルドな2人の少女がクラスメートやガールフレンドと日々を楽しく暮らしつつ、異能を操る怪異等を相手に銃と魔法で無双する物語です。男も出ますが恋愛には絡みません。人死にもあるけど女の子の永久退場はありません!
毎週水曜日に更新。『アルファポリス』にも掲載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 22:10:00
3447254文字
会話率:24%
あらすじはありません。
最終更新:2025-01-21 21:20:42
801文字
会話率:0%