触れた相手の“神格”を引き出し、宿す。
そんな力を持つ俺が転入したのは、神術と呪術が学問として教えられる天綜学苑。
けれどこの学園、生徒たちの中には「神になるはずだった何か」を背負った女子ばかりで……?
神社で祈っていた記憶。
名前を呼ばれたことのない日々。
そして、俺の中にある「まだ定義されていない力」――《ヨリシロ》。
共鳴するたびに、少女たちは神に近づいていく。
その代償として、俺の“像”は曖昧になっていく。
ハーレム×神格×ちょっと切ない。
恋と戦いと神話の残響が交差する、依代ファンタジー開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 20:30:23
7650文字
会話率:15%
オカルト好きで占いが得意な女子大生・ことみは、同じ大学に通っているが面識のない絢という学生から、相談をうける。「わたし、呪われてるかもしれないの。あなたならお祓いできるかもって思って……」
ことみはそんな力はないと断るが、友人の佐伯積を
絢に紹介する。積は霊感があり、「独自の」お払いの研究をしていた。
柴野いずみさまに捧げます。
©2022 弓良 十矢
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 16:40:29
23535文字
会話率:60%