氷を掘る仕事。
いつの間にか、俺は氷山の奥深く、自分自身の心の底を掘っていた。
太陽の届かない場所で、かつての自分と、押しつけられた声と、向き合う。
そして、ドリルの先にあるものは?
最終更新:2025-05-01 07:28:55
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会話率:15%
僕らは自由である。
今は夜、目の前の横断歩道の中央に、小さなおばぁさんが大きな荷物を背負い、杖をついて歩いている。
信号機はすでに赤になり、車が動き出した。
トラックの運転手を見ると、彼は年を取った男性だった。
彼はぼぉっとすま
した顔をしていた。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-02 12:39:30
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会話率:0%