街は、無数の言葉で溢れている――。
写真家志望の椎名楓が捉えるレンズの向こうには、都市の何気ない詩情が潜んでいた。古びた喫茶店で出会った葉月深月は、その風景を言葉に変える不思議な少女。二人は街角に隠された「言葉」を探す旅を始める。
けれど、思いがけない別れが訪れる。東京と地方、離れ離れになった二人を繋ぐのは、写真と詩、そして確かな想い。距離は、かえって二人の絆を深めていく。
「私たちには、言葉があるから」
都市の喧騒の中で紡がれる、新しい恋の形。写真と詩が織りなす現代の百合小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 12:00:00
11158文字
会話率:51%
高校二年生の花松瑠都は、ある日深い眠りに誘われて、異世界の国ジーベルグへとトリップしてしまう。
そこで自身が、リメルテーゼと呼ばれる特殊な魔力を持った、リメルという存在だと知らされて――
色付いた「確かな想い」は果たして、望んだ形で花開くの
だろうか。
愛して、愛されること。一人きりで抱いていた夢は、やがて誰かの心にも、そっと――。
天が定めた六人の男性と結婚することになり、戸惑いながらもゆっくり心を繋いでいく、異世界トリップ物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 23:07:06
420302文字
会話率:40%
隣の席の氷川さんは雪女だ。そのせいか感情表現は薄く、表情はいつも涼しげで、口調も淡泊。それでいて寡黙なのだから、どう接すればいいのか分からない。
でも俺は知らなかった。氷のように冷たい彼女が人知れず抱える、確かな想いを―――
注)カク
ヨムでも閲覧できます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-14 10:03:26
7829文字
会話率:43%
一度逃げてしまった恋愛。突き放され、追いかけることもできずに後悔だけが残る。
そんな過去を清算し、確かな想いを胸に秘め、心臓の病気に悩まされる幼馴染に、主人公は一生をかけて愛をささげる。
そんな二人を中心にいろいろな想いが交差し、物語は進ん
でいく。
あの日見た桜をいっしょにみる、そんな約束をかなえるために。
感想や評価良ければ頂けると嬉しいです。参考にさせていただきます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-01 02:46:08
112684文字
会話率:42%
遠い記憶。幼き僕の甘くて切なくて、忘れようのない思い出。あの時出会えた君は、間違いなくそこにいたんだ。そうじゃなきゃ、僕は……
最終更新:2018-09-14 15:00:00
1677文字
会話率:53%
痛いくらいの彼女の姿。誰も聴いてはくれない僕だけの歌を。たった一つの確かな想いを・・・。
最終更新:2006-07-01 22:08:47
851文字
会話率:0%